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香川県 金刀比羅さんの旅

2013-10-28 02:27:33 | 旅行
岡山から日帰りで瀬戸大橋を通って香川県の金刀比羅さん(金比羅宮)を巡る旅を紹介します。

まず、坂出へ向かいます。岡山ー坂出は、本数が多く便利です。
JR坂出駅から乗り換えで25分ほどでJR琴平駅に到着です。

JR琴平駅は、駅舎が国の文化財になっており、夜には駅名が赤色にライトアップされ美しいです。

駅から20分ほど参道を歩くと石段の開始です。
最初の石段は、商店街が両側に続きます。

10分ほど登ると鳥居があり、本格的な神社の参道になります。
途中には、金刀比羅さんに関係する神社もあります。
ここから本宮までは、30分ほど長く石段が続きます。
参拝者が土日は多いので、降りてくる参拝者とすれ違いでぶつからないように気をつけてください。

6割くらいの人はつえを購入して登っています。自分はなしでなんとか済みました。
参道の初めから本宮までは石段が785段あります。

金刀比羅宮は、香川県琴平町の神社で、全国の金刀比羅神社の総本宮です。
海上交通の守り神であり、絵馬殿には航海の安全を祈願した多くの絵馬があります。

本宮で参拝し、お守りを買って、本宮右横の展望台にいきます。
琴平の平野が見え、遠く瀬戸内海も見えます。

石の高さが自分には会っているようで、本宮までは苦しまずに登れました。
好調のため今回は、思いきって奥社へ向かいます。

初めは平坦ですが所々に石段があり、白峰神社から後は、石段が多数あり、少し疲れます。

白峰神社の次に、菅原神社があります。
菅原道真を祭る学問の神社です。
お参りします。

しばらく石段を登って行くと遠くに神社が見えてきます。
やっと奥社です。参道の最初から奥社までの石段は、1368段にもなります。
本宮から30分くらいで到着です。
参拝者が少ないため、ゆっくりと参拝できます。
本宮でお守りを購入します。
本宮とはお守りが異なっています。

また奥社右側からは、琴平の絶景が見れます。
ここで一服して疲れを取って下山しましょう。

本宮と奥社は、17:00で神社は終了します。
17:00までに本宮または奥社へ到着することをお勧めします。

坂出へ戻って、駅から3分の近さにある 香風園に行きます。

この公園は、鎌田醤油の創業者の別邸を坂出市へ譲渡した公園で、
池泉回遊式日本庭園に、芝生広場を中心とする西洋式庭園を併設した近代庭園です。
1999年に復元整備が開始され、2001年に完工して再開園しています。

休憩所で抹茶が200円でお菓子付でいただけます。
是非飲んでください。美しい日本庭園を見ながらおいしくいただけます。

この公園の北側が鎌田醤油の会社があります。工場も外側を見れます。
坂出から岡山に戻って1日の旅は終了です。

滋賀県 大津京を巡る旅

2013-10-25 00:16:57 | 旅行
今回は、大津祭りと天孫神社(てんそんじんじゃ)、近江神宮 を紹介します。

大津市は、667年天智天皇が近江大津宮に遷都して以来1346年の長い歴史を持つ古都(★)で、延暦寺や園城寺(三井寺)、日吉大社、石山寺などの国宝の神社仏閣をはじめ多くの史跡があります。
★: 667年、天智天皇によって飛鳥から大津への遷都が行なわれ、
大津京の誕生となりました。しかし、その後壬申の乱が起こり、
乱後、都は、再び飛鳥へと戻り、大津京はわずか5年の都でした。

まずは、近江神宮へ向かいます。
近江神宮へは、JR湖西線の大津京駅から徒歩20分、京阪電車:近江神宮前から徒歩10分です。
大津京駅は、5年前までは、西大津駅という名前でした。
大津京への駅名変更は、昔都であったことをアピールしており、地域発展の英断と思います。

近江神宮は、「百人一首かるた取り」で正月TVに出る有名な神社です。
10月-11月の期間、JR西日本が「ちょこっと関西歴史旅」で近江神宮を取り上げており、百人一首かるた入門講座、アニメ「ちはやふる」大津展、近江神宮ガイド案内 などを企画しています。
この神宮は、第38代天智天皇をまつる神宮です。開運・みちびきの神、産業・文化・学問の神です。

境内入口からは、うっそうと繁る森の参道を歩いていきます。階段を登ると鳥居があり、赤い山門を通って、本殿に到着です。
山門、本殿が美しく、開運で祈祷される人が多い神社です。そのため、財務状況が良いようで朱色の鳥居、本殿と塗装が美しく塗り替えられており、管理が行き届いています。

神楽殿は、かるたが展示されており、「百人一首かるた取り」を行う場所です。競技かるたのチャンピオンを決める名人位・クイーン位決定戦は、毎年1月に、近江勧学館で開催されます。
本日も神楽殿では、百人一首かるた取り の練習をやっていました。

大津市内の交通には、京阪電車が便利です。
湖都古都おおつ1dayきっぷ 500円が便利です。500円で大津市エリヤから山科までの京阪電車が1日乗り放題です。

次に、湖国三大祭の1つである 大津祭り を その開催神社である 天孫(てんそん)神社と関連付けて紹介します。
大津祭は、湖国三大祭(①長浜曳山祭、②大津曳山祭、③日吉山王祭) の1つで、天孫神社の例祭です。江戸時代初頭から開始されました。

京都祇園祭を一回り小さくして滋賀県の祇園祭といった祭りです。
祭りは、例年 10月体育の日の 前々日、前日 に行われます。
今年は、宵宮: 10/12, 本祭: 10/13に開催されました。
祭りは京都の祇園祭に似ています。
大津祭りに行かれる際には、前日から行ってください。
祭りの前日宵宮には、大津祭の開催神社である天孫神社の夜のライトアップが見れるためです。
天孫神社は、大津祭の前、10月初めから宵宮まで夜9時くらいまでライトアップされています。
布に描いた絵を後方からライトアップしており、古代の幻影的な雰囲気をかもしだしています。
この神社は、奈良時代782年に創立され、大津祭は、五穀豊穣に感謝の意味をこめて開催されます。
宵宮には、夕刻から、からくり人形などの曳き山飾りが、各町の役員宅に飾られ道路から見学できます。
一部の曳山では、ちまき購入で曳山に入れるものもあります。

翌日の「本祭」は、朝9時30分から13基の曳山巡行が始められます。

まず、最初に天孫神社の鳥居前を出発し、京町通、県庁前通、浜通を経て電車通りから中町通を巡行し、からくり人形の芸を演じながら巡行します。中央大通で休憩し、京町通、寺町通などを経て午後5時頃終了します。
大津市内の商店街を巡行するため、曳山を近くで見れます。観光客も祇園祭に比較すると少なく、押し合いをせずに祭りを楽しめます。
大津祭の曳山は、3輪で祇園祭の4輪ではないため、軽くした前輪を持ち上げて方向転換ができます。

大津には、地酒で有名な平井商店の「浅茅生(あさじを)」
の大吟醸と吟醸があります。あっさりだがコクのある酒です。

大津市内は、浜大津に大津港があり、琵琶湖のクルージングができます。浜大津へは、京阪電車が便利です。

大津を再発見する旅にみなさんも行ってみてください。

津山 美作建国1300年を訪ねる旅

2013-10-19 21:50:18 | 鉄道の旅
今回は、岡山県北東部に位置する美作の美作建国1300年の旅を紹介します。

美作国とは、大和時代713年、備前国から美作が分離し誕生しました。
美作国は、その後、群雄が割拠し、関ヶ原の戦いで小早川氏が備前・美作両国を領有し、その2年後、森氏が津山に津山藩を設立しました。

津山へは、JR岡山から津山線で、終点が津山です。
津山は、歴史のある城下町です。

出雲街道が街の中心で、奈良時代から栄えていました。
津山が美作の中心的都市となったのは、江戸時代に森氏が城下町を整備してからです。
美作国は、岡山県の1/3くらいの大きさで、
今年、美作建国1300年を迎え、津山を中心に記念事業が開催されています。

まず、津山城へ行きます。
津山城は、津山駅から15分ほど歩くと到着できます。
城は広大な敷地で春には桜が美しい所です。

津山城は、森蘭丸の弟 森 忠政 が建てた城で、石垣が立派な城な、日本三大平山城です。

天守閣は五層の大きなものでしたが、今はありません。

備中櫓は、修復され、まだ新しくてきれいな状態です。
この櫓からは、津山の街を一望できます。
しばらく津山市内を見渡してください。

津山城から南に徒歩10分で城東街並保存地区があり、ここは、出雲街道のスタート地点です。


まず だんじり保存会館です。
旧家の奥にだんじり会館があり、3台のだんじりが見れます。無料です。
10/20には、このだんじりが街を練り歩く姿を見れます。
次は、箕作 阮甫(みつくり げんぽ)旧自宅です。
箕作は、蘭学者 で、この自宅の庭から津山洋学資料館に入れます。

洋学資料館は、3年前に建て替え、建物、庭も美しく内容の濃い展示を見れます。
常設展示室 - 「人体に隠された科学への扉」、「世界へと開かれていく眼」、「日本の近代化と津山の洋学者」という3つのテーマをもつ部屋に分かれています。

全体は、美作出身の明治維新に活躍した洋学者たちが西洋医学を日本で広めた内容の展示です。
箕作は、杉田玄白の指示を仰いで蘭学事始めをまとめています。
江戸時代、明治時代の偉人は、かなりの速読で多数の書物を読み、実際の活躍に役立ています。今の日本人ももっと勉強すべきと思いました。
洋学資料館の建物は、「津山洋学五峰(宇田川玄真・箕作阮甫・津田真道・宇田川玄随・宇田川榕菴)」をモチーフに五角形を基本として設計されています。

次は、城東むかし町家(旧梶村家住宅)です。
江戸時代 米屋から製紙会社で発展した梶村家の実家で、無料で入場できます。
大きな母屋、茶室、2つの蔵、日本庭園があります。
茶室は、庭にかやぶきの建屋であります。説明員がおられるので質問すれば詳しい説明を聞けます。
この出雲街道をさらに東へ2kmほど歩くと ビーズの稲葉さんの実家があります。少し遠いですが、津山の観光案内所でレンタサイクルを借りれば、楽にいけそうです。ビーズファンの方は、お立ち寄りください。

津山まつり
津山祭りは、岡山県津山市で行われる東の大隅神社、西の総鎮守の徳守神社、東津山の高野神社の秋祭りの総称です。
例年、10月第3週の土日と第4週の土日に行われ、約400年の歴史を持っています。

大隅神社
2013年10月20日(日)
大隅神社と高野神社でだんじり祭りを開催する。今年の出動だんじりは11臺。
だんじりは、正午から午後3時前まで練り歩く。
祭りの華やかな雰囲気の中、神輿やだんじりが練る風景は見ごたえがあります。


2013年10月27日(日)
徳守神社
今年の出動だんじりは22臺(徳守神社のだんじり)。美作国建国1300年を祝して22臺のだんじりが出動。
大隅神社のだんじりより男性的で勇猛な祭りです。
11:30分に大神輿が発輿し、約3時間練り歩きます。
露天商が多数並びます。

美作には、女子サッカーチーム岡山湯郷Belleの本拠地が湯郷温泉の近くの岡山県美作ラグビー・サッカー場にあります。
湯郷温泉に行かれる際には、サッカー場も見てください。
立派なサッカー場です。

津山の旧家の入場は無料の所が多く旅行者に優しい観光地です。
岡山の北側にある津山には、多くの見どころがあります。
一度お立ち寄りください。

京都 時代祭の紹介

2013-10-17 19:11:21 | 旅行
今回は、京都の三大祭りである時代祭を紹介します。
時代祭は、京都三大祭りの一つで、平安神宮の祭りです。
京都三大祭り: 葵祭、祇園祭、時代祭

この祭りは、毎年10/22に開催されます。
今年は、火曜日の開催です。

 平安遷都から1,100年目を記念して明治28年に平安神宮が造営され、それを祝った祭りが時代祭の始まりです。
明治28年以降も広く市民が祝って祭りを開催し、今日に至っています。
祭りの内容は、平安遷都から明治に至る千余年の時代を模した時代絵巻行列です。
行列のコースは、京都御所を出発し、烏丸通、御池通、三条通、平安神宮に到着するコースです。


スケジュール
京都御所建礼門前出発 (12:00) → 堺町御門 (12:15) → 烏丸丸太町 (12:30) → 烏丸御池 (12:50) → 河原町御池 (13:20) → 河原町三条 (13:30) → 三条大橋 (13:40) → 三条神宮道 (14:10) → 平安神宮 (14:30)

行列の順序は明治維新から順次古い時代に遡って平安時代に至ります。
注:
( )は行列先頭通過予定時刻で、行列が終わるのは、15:30ごろです。
約2000人が行列に参加するため、行列を全て見るには2時間ほど必要です。
時間が少ない方は、14:00ごろ三条京阪駅に到着し、そこから京都御所に向けて行列をさかのぼって行けば1時間ほどで全ての行列を見れます。
観覧席の所で、演技が成されますので観覧席近傍で是非演技を見てください。
御所出口、御池通、平安神宮参道 には、有料観覧席: 2000円 が設けられていますが、すでに完売です。

祭りは、10月21日の前日祭、22日の神幸祭、行在所祭、還幸祭、23日の後日祭で、メイン・イベントは22日の時代祭りです。

行列は、全部で20行列あります。
人気の秀吉、信長の行列は、5番目、6番目です。

当日は、交通規制がありますので公共交通機関でお越しください。
平日でも人出は多いです。

お勧めの場所は、京都御所を出た最初のポイントです。
良い点
・京都御所は、京都駅から遠く、人混みが少ない。
・行列の最初で行列者が、引き締まって歩いている。
・観覧できるスペースが広い。

日本の主要な時代絵巻が見れますので、お越しください。
なお、雨天順延ですので御注意ください。

宇治平等院、伏見酒蔵、寺田屋 の旅

2013-10-12 14:22:10 | JR御殿場線の旅
今回は、京都南部の宇治、伏見を巡ります。
まず、京阪電車で宇治へ向かいます。

中書島駅で宇治線に乗り換えます。

宇治終点で下車し、宇治橋を渡り、参道を歩きます。


参道には、宇治茶関係の店が並んでいます。

宇治茶ソフトクリーム、宇治茶、宇治団子、茶そば などです。
茶そばを食べ、表参道を過ぎると平等院の入口に到着です。駅から徒歩15分ほどです。

宇治平等院は、現在 屋根、塗装の修理中で、平等院には入れません。
修理中のため、入場料は、半額の300円です。

来年8月に修理が完了し、9月から一般公開が再開されます。
今回は、64年ぶりの改修だそうです。

しかし、境内にある鳳翔館の展示物は、通常より充実させ、平等院に関する国宝の展示が多数見れます。
鳳凰の鳥の銅像 、雲中供養菩薩26体など が見れます。
模擬の雲中供養菩薩像があり、触って見ることもできます。
平等院の工事状況は、姫路城のように工事状況を観察できるものはありません。
しかし、鳳翔館の展示物をジックリみれば、平等院の歴史、当時の藤原氏が死後の世界も身の安泰を願っていること がよく理解できます。

来年9月の改修完了の 美しくよみがえった平等院 が楽しみです。

宇治平等院の次は、宇治川の中州を通り、宇治神社、宇治上神社へと向かいます。
宇治上神社は、平等院と同じく、改修中で来年12月に完成するそうです。
その宇治上神社の先に、源氏物語ミュージアムがあります。
入館500円で、紫式部の源氏物語をテーマにした映画、当時を再現した人形劇や展示が見れます。
立派で近代的なミュージアムです。

宇治から中書島駅で下車し、伏見の酒蔵を散策します。

まず、駅から10分ほどで月桂冠大倉記念館が見えてきます。
入場料300円で、日本酒一合のみやげ付、微量の利き酒があります。

創業当時からの酒造りの展示を見、簡単な月桂冠の歴史と味の変化について説明がきけます。
利き酒は、40年前の昭和の代表作、現在のもの、米国輸出のワインと3種類ありますが、10ccほどと微量のため、味がわかりにくいものです。

みやげの日本酒を購入し、周辺を散策していると黄桜カッパカントリーがあり、ここでも製造の展示が見れ、さらに湧き水も飲めます。こちらは、無料です。
大吟醸のショットを飲みましたが、200円で30ccほどと少なく物足りなくてガッカリでした。この近辺には、日本酒をメインとしたレストランやみやげ店があり、伏見の地酒が楽しめます。信州の酒に比較すると割高です。

さらに伏見の酒蔵を歩いていると、竜馬通りがあり、何かと歩いて行くと寺田屋があります
入場料400円で入ると、江戸時代から続く宿屋の当時の様子が見れます。


説明員の方が詳しい説明も聞けます。寺田屋は江戸時代、京都と大阪を船で結ぶ交通の要所で、薩摩藩が京都の指定宿として使用していた宿です。
1866年1月23日、幕府から竜馬の取り押さえの命を受けた伏見奉行は、薩長同盟の会談を斡旋後に薩摩人として宿泊していた坂本龍馬を 捕縛ないしは暗殺しようとしました。
捕り方に踏み込まれた龍馬らは、拳銃や手槍を用いて防戦し、辛くも脱出し、九死に一生を得たました。
当時の竜馬がいた2階の部屋がそのまま残っており、その他の全ての部屋も見せていただけます。


竜馬の宿泊していた梅の間には、銃弾の跡、日本刀の跡もあり、竜馬の絵、使用していたピストルも飾ってあります。

現在も素泊まりまたは朝食付の宿泊もできるそうです。
泊まってみたい方は是非予約してください。素泊まり6500円と京都にしてはお安いです。



寺田屋の南側には、宇治川の支流があり、三十石船が今も観光客用に運航されています。
伏見酒蔵界隈は、江戸時代の雰囲気を残した観光にはもってこいの街です。
一度ゆっくりと散策してみてください。
ここから北へ10kmほど行くと、伏見稲荷もあります。
起業しようと思われている方、商売繁盛祈願の方はお立ち寄りください。