個人旅行専門 KENJI Travel

国内、海外の個人旅行・2人旅について、便利で安価な旅を提供するKENJI Travel

あなたの旅をコーディネート

京都 龍安寺の八重紅枝垂れ桜

2018-03-29 10:51:27 | 寺をめぐる旅

 今回は、龍安寺の桜で有名な八重紅枝垂れ桜を紹介します。

京都駅から山陰本線に乗り換え「太秦」駅下車、嵐電「撮影所前」駅に乗り「龍安寺」駅下車、北へ徒歩8分

ほどで龍安寺に到着です。

八重紅枝垂れ桜は、江戸時代にエドヒガン系の桜から改良された桜です。

八重桜で花色が濃い紅色のしだれ桜です。

この花は、蕾から花弁が展開するにつれ、花色が濃紅紫色から淡紅紫色へと変化します。

5分咲きから7分咲きの頃に花の色が最も濃くなり、その後満開になるにつれて淡い色へと変化します。

この八重紅枝垂れ桜は、龍安寺の石庭に入るとこの石庭の塀を乗り越えるように植わっています。

 

八重紅枝垂れ桜は、例年、4/中に満開となりますが、今年は、桜開花が1週間ほど早まっているため、4/初旬が見頃となりそうです。

龍安寺の石庭と八重紅枝垂れ桜を鑑賞した後、広大な庭の「桜苑」、「鏡容池」にも八重紅枝垂れ桜やその他の枝垂れ桜が植わっていますので、庭を散策しながらゆっくりとその美しさを味わってください。

龍安寺の石庭を八重紅枝垂れ桜が満開の時期に訪れ、最高の景色を堪能してください。


高尾山でムササビの滑空を見よう

2018-03-10 12:05:27 | 生物観察

今回は、東京高尾山のムササビを観察に出かけます。

高尾山へは、新宿から京王電車に乗り、高尾山口駅へ行きます。

3月の高尾山は、若芽が芽吹く前で、ムササビを見つけやすい時期です。

 

午後から高尾山頂上へ行き、高尾山の雄大な景色を楽しみます。

次に高尾山ビジターセンターで高尾山に生息する生物を確認します。

 

次に薬王院へ行き、ムササビの観察を社務所に届け出ます。

ムササビは日没後30分~1時間程度が観察に適した時間帯です。

夕暮れまでは、リスを探して散策してください。

リスの可愛らしい仕草を見ることができます。

帰りのケーブルカーの終電時間までにケーブルカー高尾山駅に戻るようにしてください。

終電時間は、夏は遅く、春は早いです。

もし終電に乗り遅れても登山道には外灯も少しあるため、懐中電灯を持っていれば下山ができます。

日が落ちると寒くなるので、防寒具も準備しておきましょう。

 高尾山の薬王院の境内にある木々の穴の幹にある穴を探します。


ムササビは、木の穴に巣があり、夜に木の穴から出てきて木の芽や葉、花、果実、種子を食べます。

 

出巣と思われる木の穴で待ちましょう。

ムササビは、巣穴から出てくる際に、鳴き声「グルルルルー」を出します。

巣穴から出て木を登り、他の木に移る際に滑空をします。

ムササビの滑空は、一瞬ですので見逃さないないようにしてください。

 

滑空は、前肢から後肢にかけて発達した飛膜を使い、樹木から樹木へ滑空します。

グライダーのようです。闇夜に40センチ四方もある動物が滑空する姿は圧巻です。

高尾山の薬王院の境内には、数十匹のムササビがすんでいます。

境内の木々がつける花や実はムササビの格好の食べ物です。

また境内に適度な間隔でそびえる巨木は、滑空の出発点や中継点に適しています。

巣から出たムササビは木を駆け上がり滑空します。

滑空距離は、飛び出すときの木の高さの約3倍で、30m の樹高があれば約90mも滑空できます。

 

日没後1時間30分もするとムササビの活動が緩やかになってきます。

この時間が大体のムササビ観察時間終了の目安です。

 

ムササビを観察する人は、年々増えてきました。

貴重なムササビの滑空を是非ご覧ください。