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京都 東寺 西本願寺 東本願寺 二条城 をめぐる旅

2013-12-01 02:00:26 | 旅行
今回は、京都駅周辺の寺、そして二条城を巡ります。

まず、京都駅から徒歩15分ほどで東寺へ到着です。


東寺は、1994年に「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
南大門から入り、真っ直ぐ北へ向かい食堂前から入場料を払って、まず五重塔へ行きます。五重塔はいつもは閉ざされていますが、春のゴールデンウィークと11月上旬には国宝の仏像が公開されます。
五重塔の後、金堂、講堂を参拝し、池を効果的に配した日本庭園を散歩します。
金堂では、巨大な仏像を拝めます。

東寺は、観光バスが多数きており、観光客で賑わっています。

次に、北へ徒歩15分で西本願寺へ向かいます。
西本願寺は、巨大な寺で、無料で本堂を歩けます。
西本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山です。

本堂の巨大な参拝場で畳に正座してお願いごとを祈ってください。

西本願寺には、巨大なイチョウの木が2本あり、黄色に色づいて美しいです。

正式名称は「龍谷山 本願寺」で、寺の南側に龍谷大学があります。
龍谷大学は、仏教の大学で、本館は、和洋折衷の重要文化財になっています。

西本願寺の東側には門前町が広がっており、商店街には、仏教の数珠、仏壇などの商店が軒を連ねています。覗いて数珠や仏壇の小物などを見て回ると楽しいです。

また江戸時代から続いている店を見て歩くだけでも、新鮮な感じになれます。

次に徒歩10分で東本願寺へ向かいます。
東本願寺は、浄土真宗大谷派の本山です。
正式名称は、「真宗本廟」です。

「西本願寺」の東に位置するため、「東本願寺」と通称されています。
現在、修理中で残念ながら本堂の一部しか見れません。

西本願寺とよく似た構造の本堂です。

堀川通へ戻り、バスで二条城へ向かいます。

日本の歴史書において「二条城」と呼ばれるものは4つありますした。
1.室町幕府第13代将軍・足利義輝の居城。
2.室町幕府第15代将軍・足利義昭の居城として、織田信長によって作られた城。
3.織田信長が京に滞在中の宿所として整備した邸「二条新御所」。
4.徳川家康が京に滞在中の宿所として造った城。
現在の二条城は、4の城で徳川家康が江戸時代に築城した平城です。

二条城は江戸時代の始まりと終わりを象徴的に示す場所となりました。
家康は上洛時の宿舎として二条城を1603年に完成させ江戸時代を始め、
最後の将軍第15代徳川慶喜が、二の丸御殿で大政奉還を発布し、江戸時代を終わらせています。
日本の城は、天守閣が残っていても本丸、二の丸はなくなっている場合がほとんどですが、
この二条城は、本丸、二の丸が残っているが天守閣が復元されていない城です。
ここは、京都観光の主役ですので、多くの観光バスが立ち寄ります。

門をくぐり、二の丸御殿に入ります。
狩野派の松や虎のふすま絵がメインの展示です。
よく似た部屋が最後まで続きます。
虎は、本物の虎と似ていません。これは、虎の毛皮を見て虎を推測して描いたためです。
建物の服装で奇抜なものは、奇抜な色合いの象や虎が描かれていて京都の風情に合っていません。
徳川氏は、この二条城、日光東照宮といい、美術的センスがあまり良くない建造物が多いと考えます。
同じ源氏でも足利氏は、趣きのある禅寺、芸術的センスのある庭園を多数残しており、徳川氏と対照的です。
二の丸御殿を出ると庭園を歩いて、内堀を渡り、本丸御殿の敷地に入ります。

本丸御殿は公開されていませんが、庭園と天守閣の跡地があり、天守閣跡地へ向かって石段を登って行きます。

二条城に天守閣があったことは知りませんでした。
天守閣跡からは、二条城の全体が見渡せます。
本丸御殿も一般公開してもらいたいものです。

この日は、鷹狩りを実演しており、家康の大好きだった鷹狩りが見られ、ラッキーでした。

二条駅前には、平安京の大内裏から南の二条大通り近傍であったことを示す掲示が駅の東側 枝垂れ桜の木の横にありますので、一度ご覧ください。


今回の旅は、二条城以外は、京都駅から徒歩20分以内の圏内にあり、徒歩旅をするには、便利なコースです。

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