今回は、名古屋市の覚王山周辺を巡る旅を紹介します。
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名古屋駅から地下鉄・バスが土日にフリーの土日エコ切符600円を購入し、地下鉄 東山線で覚王山へ向かいます。
まず、駅から北へ15分ほど歩くと日泰寺に到着です。
覚王山日泰寺 (かくおうざん にったいじ) は、名古屋市千種区にある寺院で、1937年にタイ王国から寄贈された仏舎利(釈迦の遺骨)を安置するために、創建されました。「覚王」とは、釈迦の別名。また「日泰」とは、日本とタイ王国を表しています。
この寺は、どの宗派にも属していない日本で唯一の超宗派の寺院です。
境内には仏舎利を日本に寄贈したラーマ5世の像があり、在日タイ大使が参拝し、在日タイ人もしばしば参拝する寺です。
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門の両脇には、仁王がいる場所にタイの坊さんの像がいる珍しい門です。
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本堂には、タイ語の掲示が大きく掲載されています。
広々とした境内には、五重塔もあります。
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参拝の後、境内の東側から揚輝荘北園へ向かいます。
揚輝荘(ようきそう)は、初代松坂屋社長 伊藤次郎座衛門祐民が構築した別邸です。
伊藤次郎座衛門祐民(いとうじろざえもんすけたみ)は、1909年に渡米し、デパートを勉強し、後の松坂屋デパートを名古屋でオープンさせました。
伊藤次郎は、昭和14年には、覚王山すべての約1万坪の敷地に三十数棟の建物を建てました。
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北園の玄関を入ると、伴華楼(ばんがろう)がまず見えてきます。
尾張徳川の座敷をベースに1階を洋風のバンガローのようにした建物です。
建物を修復する準備のため、中には入れません。
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外から部屋を覗けるようになっています。
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この伴華楼の隣に、豊彦稲荷があります。この稲荷は、京都御所から取り寄せたものです。
赤の鳥居が少しだけ並んでいます。
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この奥には庭園と池があり、白雲橋という中国風の屋根付きの橋があります。さらにこの南には、三賞亭という茶室があります。
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バンガロー、稲荷神社、中国風の橋、日本の茶室と寄せ集め的な建物が奇妙な感覚で存在しています。
ここを出て、南園に向かいます。
マンションの横を通って南園に到着です。
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南園には、聴松閣(ちょうしょうかく)というレンガ色の外壁の山荘風の美しい迎賓館があります。この聴松閣は、昨年8月に修復が完了した建物です。
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地上3階、地下1階で、地上は、洋風、和風の部屋が混在しています。
地下室は、インド風の壁画、ホールになっています。
入場料300円(土日エコ切符では240円 )ですが、ボランティアガイドの説明を聴けます。
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特に地下室には、立派なインド風の壁画が描かれています。
地下室からは、地下道があり、北園の建物などすべての建物につながっていたそうです。
金持ちが贅沢に建てた家ではありますが、洋風と和風、インド風など、まだ海外との交流が少ない時代に積極的に海外文化を建築物に取り込んだ意気込みは立派です。
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覚王山の周囲は、高級マンション、豪華な邸宅がある一帯で、高級外車をよく見かけます。
都会の静かな住宅地です。
一般観光ではない名古屋の隠れた観光スポットを紹介しました。
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名古屋駅から地下鉄・バスが土日にフリーの土日エコ切符600円を購入し、地下鉄 東山線で覚王山へ向かいます。
まず、駅から北へ15分ほど歩くと日泰寺に到着です。
覚王山日泰寺 (かくおうざん にったいじ) は、名古屋市千種区にある寺院で、1937年にタイ王国から寄贈された仏舎利(釈迦の遺骨)を安置するために、創建されました。「覚王」とは、釈迦の別名。また「日泰」とは、日本とタイ王国を表しています。
この寺は、どの宗派にも属していない日本で唯一の超宗派の寺院です。
境内には仏舎利を日本に寄贈したラーマ5世の像があり、在日タイ大使が参拝し、在日タイ人もしばしば参拝する寺です。
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門の両脇には、仁王がいる場所にタイの坊さんの像がいる珍しい門です。
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本堂には、タイ語の掲示が大きく掲載されています。
広々とした境内には、五重塔もあります。
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参拝の後、境内の東側から揚輝荘北園へ向かいます。
揚輝荘(ようきそう)は、初代松坂屋社長 伊藤次郎座衛門祐民が構築した別邸です。
伊藤次郎座衛門祐民(いとうじろざえもんすけたみ)は、1909年に渡米し、デパートを勉強し、後の松坂屋デパートを名古屋でオープンさせました。
伊藤次郎は、昭和14年には、覚王山すべての約1万坪の敷地に三十数棟の建物を建てました。
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北園の玄関を入ると、伴華楼(ばんがろう)がまず見えてきます。
尾張徳川の座敷をベースに1階を洋風のバンガローのようにした建物です。
建物を修復する準備のため、中には入れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/9e/c4894fee0290e1dc3f13912482502dee.jpg)
外から部屋を覗けるようになっています。
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この伴華楼の隣に、豊彦稲荷があります。この稲荷は、京都御所から取り寄せたものです。
赤の鳥居が少しだけ並んでいます。
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この奥には庭園と池があり、白雲橋という中国風の屋根付きの橋があります。さらにこの南には、三賞亭という茶室があります。
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バンガロー、稲荷神社、中国風の橋、日本の茶室と寄せ集め的な建物が奇妙な感覚で存在しています。
ここを出て、南園に向かいます。
マンションの横を通って南園に到着です。
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南園には、聴松閣(ちょうしょうかく)というレンガ色の外壁の山荘風の美しい迎賓館があります。この聴松閣は、昨年8月に修復が完了した建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b8/14f78b998d61978ce48106118b77e1b6.jpg)
地上3階、地下1階で、地上は、洋風、和風の部屋が混在しています。
地下室は、インド風の壁画、ホールになっています。
入場料300円(土日エコ切符では240円 )ですが、ボランティアガイドの説明を聴けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a9/6ca5ff1753a4fdc3a04ef1966bfbd99e.jpg)
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特に地下室には、立派なインド風の壁画が描かれています。
地下室からは、地下道があり、北園の建物などすべての建物につながっていたそうです。
金持ちが贅沢に建てた家ではありますが、洋風と和風、インド風など、まだ海外との交流が少ない時代に積極的に海外文化を建築物に取り込んだ意気込みは立派です。
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覚王山の周囲は、高級マンション、豪華な邸宅がある一帯で、高級外車をよく見かけます。
都会の静かな住宅地です。
一般観光ではない名古屋の隠れた観光スポットを紹介しました。