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今回は、逢坂の関所、膳所城跡、大津市科学館、 石山寺、三井寺、坂本城跡 を巡ります。
まず、JR山科駅から京阪電車に乗り換え、大谷駅で下車し、東へ200mほど歩くと逢坂山関所の跡に到着です。
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石碑横に説明があり、平安時代の前から関所がここにあったことがわかります。もともとは、山城国と近江国の国境となっていた関所です。
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この付近は国道1号線で車の交通量が非常に多い所です。国道の両側に山が迫っており、わずかな土地に家々が密集しています。
山の木々が紅葉しており、うなぎの高級料亭が数軒あり、また蝉丸神社がひっそりとあります。
歴史はあるが、観光客が立ち寄らない場所です。
次に膳所城跡へ向かいます。
京阪大谷駅から終点浜大津駅で石山坂本線に乗り換え、膳所本町で下車し、徒歩15分ほどで膳所城跡に到着です。途中に膳所高校があります。
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膳所城は、徳川家康が関ヶ原の戦いの後、京都への交通の重要地である大津の膳所に水城を建設し、大名の動きを監視した城です。
今は、城は全くなく、公園になっていますが、公園の中央には、城跡の石碑があり、かつては城があったことがわかります。
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城門だけが再建されています。
公園は、今では、市民の行事やくつろぎの場所になっています。
水城だけがあり、城跡からは琵琶湖全体を見渡せます。
近江大橋が左手に見え、なかなか良い景色でもあります。
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城は、水ぎわに建てたため、地盤が悪く、何度も修理されていたそうです。
膳所の町は、城下町であったことがこの城跡を見ることでよく理解できます。
膳所城跡公園から100mほど南に大津市科学館があります。膳所本町駅から徒歩20分ほどです。
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琵琶湖に関する科学館で、琵琶湖の歴史、琵琶湖が三重県から移動して来たこと、琵琶湖の魚の展示などがあります。
膳所城の天守閣など城全体を銅板で作成した模型が展示されており、建立当時の立派な城が理解できます。
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この科学館では、科学の面白みを3階で実演し、小・中学生の家族連れには人気です。
入場料100円と格安です。
プラネタリウムもあり、時間があえば見れます。プラネタリウムは、別途400円が必要です。
次は、石山寺です。
石山寺へは、京阪石山駅からバスで石山寺山門前で下車するのが便利です。
バスの本数も多いです。
石山寺は、山門から長い参道を歩き、中門で入場料を払って入ります。
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結構急な石段を登ると3つほど寺があり、そこから更に石段を登ると本殿に到着です。
本堂は国の天然記念物の珪灰石:「石山寺硅灰石」という巨大な岩盤の上に建っています。
モミジの紅葉が美しいです。
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お参りをして、さらに境内へ行くと琵琶湖を見渡せる展望場所があります。
この日は、雨で視界が悪かったですが、晴れた日は素晴らしい景色が見れます。
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さらに山を登ると石山寺豊浄殿があります。
この建物では、紫式部が参籠して『源氏物語』を書きはじめたという石山寺のため、『源氏物語』にちなんだ作品を石山寺の宝物として、毎年春と秋に「石山寺と紫式部」展を開催しています。 秋は、11/30までです。
次に三井寺へ向かいます。
京阪の三井寺駅で下車し、琵琶湖第一疎水に沿ってゆるやかな坂道を15分ほど西へ歩くと到着です。
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途中、三井寺と間違える寺がありますので注意してください。
三井寺には、13もの本堂があり、ビックリです。
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すべてを参拝すれば1時間以上かかります。
境内中央の金堂がメインの寺です。
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賽銭を払うて本堂内の縁側を歩けます。
13の本堂とは別に三重塔もあります。
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境内はとても広く、寺の集団といった感じです。
観光客はさほど多くないです。
次は、坂本城跡に向かいます。
京阪 松ノ馬場駅で下車し、琵琶湖へ向かって20分ほど歩くと坂本城跡に到着です。
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城跡を示す石碑が陣笠とともにひっそりと道路脇にあります。
昔には、豪壮な坂本城がこの辺りにあったそうです。
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次に北大津湖岸緑地へ向かいます。坂本城跡から5分ほどで琵琶湖の湖岸にあります。
この公園には、明智光秀の像があり、この周辺が公園で、駐車場もあるため、運転手が明智光秀の像を写真撮影しています。像の横には、光秀の意地という唄が石碑にきざまれていますので、読んでください。
光秀の心境が読めます。
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明智光秀は、主君信長を謀反で殺したという悪者のイメージが強いですが、実際は、知事のような能力があり、領民には評判がよかったようです。現在、謀反を起こさせるほどの仕打ちを信長が光秀にしたためというのが多くの説です。
以上が、大津 城と寺をめぐる旅です。
所要時間は、6時間です。
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