今回は、節分に狂言を見ることができる千本ゑんま堂・引接寺の強運節分会を紹介します。
京都駅から市バスに乗り、千本鞍馬口で下車し、南へ2分歩くと千本ゑんま堂 引接寺(いんじょうじ)に到着です。
千本閻魔堂(せんぼんゑんまどう)は、1017年 定覚上人(じょうかくしょうにん)が開山した寺です。
本堂には迫力ある閻魔王坐像を本尊とし、左に司命・右に司録の脇侍が安置されています。
また境内には、重要文化財に登録されている十重石塔があり、紫式部の供養塔とされています。
ゑんま堂強運節分会は、厄除け・招福を祈願するものです。
強運節分会では、京の三大狂言に数えられている「ゑんま堂念仏狂言」が開催され、その後豆まき式が行われます。
スケジュールは、以下のようになっています。
2月2日午前9時半から、有名な「こんにゃく煮き」が振る舞われます。
「こんにゃく煮き」は、2/3も振る舞われます。
2月3日午後7時半からは「ゑんま堂念仏狂言」が奉納されます。
こちらの狂言は無料で鑑賞できます。
有名な狂言を無料で見れるチャンスです。
こんにゃくの形は閻魔さんの舌に似せています。
400円でコンニ煮きに昆布茶が付いてきます。
こんにゃくは、白こんにゃく煮込んだもので淡泊な味です。
狂言の奉納後に、豆まき式が行われ、多くの人々で賑わいます。
閻魔さんの舌こんにゃくを食べ、厄除けをして、狂言を鑑賞する旅を堪能ください。
狂言と豆まきは、夜実施ですので寒さ対策をして参加ください。