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龍安寺、等持院を嵐電北野線で巡る旅

2013-11-19 01:14:35 | 鉄道の旅
今回は、先週の嵐山本線の紹介から、今回は、妙心寺、仁和寺、龍安寺、等持院、平野神社、北野天満宮を巡る旅を紹介します。

まず、JR京都駅からバスで四条大宮へ行き、嵐電に乗り換えます。
1日フリー切符500円を購入します。フリー切符には寺社の入場料10%引きなどの特典がありますので読んでおきましょう。

嵐電嵐山本線のほぼ中央の帷子ノ辻駅で北野線に乗り換えます。
妙心寺駅で下車し、妙心寺の南側へ廻り南総門から寺に入ります。

妙心寺は、臨済宗の大本山の寺です。
広大な境内は、京都市民からは西の御所と呼ばれ親しまれています。
境内を自転車が道路のように走り抜けていくのもこの寺ならではです。
禅宗の寺らしく、無駄を省いた簡素なたたずまいが特徴です。

続いて妙心寺の北西にある仁和寺へ向かいます。

仁和寺は、宇多天皇が仁和4年888年に創建して以来、法親王が住居としていた寺です。
現在 仁和寺は、真言宗御室派の総本山となり、古都京都の文化財で「世界遺産」です。

本殿に入り、平安時代のふすま絵、手入れの行き届いた庭園を眺めます。今は、モミジが紅葉し、絵になる風景が見れます。

仁和寺から北東へ10分ほど歩くと龍安寺です。

龍安寺は、臨済宗妙心寺派の寺です。

石庭が世界的に有名で、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
龍安寺の石庭は、枯山水の方丈石庭です。龍安寺は、禅宗が盛んだった室町幕府の細川勝元が1450年に創建した禅寺です。海外からも多くの観光客が押し寄せており、石庭を見る縁側に座るのも順番です。
衣笠山を背景にした石庭で、白砂を敷き詰め、15個の石を点在させただけのシンプルな庭です。白砂は、大海をイメージし、岩は山を表わしています。
15個の石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されています。しかし、1ヶ所だけ15個の石全てが見える位置がありますので、その位地をさがすのが観光客の楽しみでもあります。朝早くに来て、ゆったりと縁側から石庭をみることをお勧めします。
龍安寺には、石庭の他に大きな庭園もありますので見てください。

龍安寺から15分ほど東南に向かって、等持院へ向かいます。
等持院は、臨済宗天龍寺派の寺です。

足利氏の菩提寺であり、足利尊氏の墓所です。

足利将軍15代全員の木像があり、足利幕府の時代に建立され、徳川時代に再建された寺です。

足利尊氏の墓、足利代々の将軍の墓があり、庭園も美しく手入れされています。
残念なのは、本寺の北部が立命館大学のビルに囲まれており、衣笠山を背景にした庭園が、大学の建物で山が見えないことです。
庭は歩いて回ることができ、紅葉したモミジを眺めて散策できます。

抹茶セットは、お菓子付きで500円でいただけ、お菓子の「芙蓉の月」は、三笠焼きのような皮でコシアンを包んだ和菓子で、後味の良い銘菓です。この抹茶セットはお値打ちです。
是非、抹茶を飲みながら庭園を眺めてください。
贅沢な雰囲気で落ち着いた時を感じられ最高です。
龍安寺に近いですが、等持院を訪れる観光客はほとんどいないため、庭園を一人占めできます。


次は、東へ15分ほど歩いて平野神社を参拝します。

平野神社の隣が北門天満宮です。

北門天満宮は、学問の神様で、受験生が多数参拝しており、賽銭の場所まで、長い列ができています。
学業のお守りも飛ぶように売れています。
正月は、さらに混み合います。受験生の方は、正月三が日を避けてお参りください。人混みを避けてしっかり拝んでください。

ここから北野白梅町駅から四条大宮へ戻って今回の旅は終了です。

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