今回は、オシドリを観察することができる愛知県東部の北設楽郡設楽町「おしどりの里」、「田峯城」を巡る旅を紹介します。
オシドリの里は、愛知県新城市北部の山間部にあるため、クルマで向かいます。
名古屋から国道257号線を通って1時間半ほどで到着です。
この里では、長くオシドリを保護していて、毎年数百羽のオシドリが晩秋から3月上旬まで
生息しています。
色鮮やかなオシドリが有名ですが、これはオスの成鳥で、メス鳥、オスの幼鳥は、茶色の地味な色です。
オシドリの里は、県道から豊川の上流寒狭川沿いにあります。
観察は、専用の観察小屋から行います。小屋の入場受付は、8:00~16:00です。
カメラは、フラッシュをオフにしての撮影になります。
料金は、車1台につき300円です。カメラの三脚を使用する場合は、プラス200円です。
小屋には、青いビニールシートが貼られ、川側のシートに開けられた窓からオシドリを観察します。
オシドリは警戒心が強いため、静かにしてオシドリの飛来を待ちます。
見れる場合が多いですが、雨や風が強い日は飛来してこない時もあります。
じっと静かに待って、お目当てのオシドリのオスを見ることができた時は、その羽毛の鮮やかさに感動します。
土日は、観察者が多く、観察小屋が多くの人々で混み合います。
オシドリ他にもマガモなどの他のカモを観察することができます。
観察小屋の近くにオシドリ資料館があり、オシドリの写真が展示されています。
オシドリを観察できる期間は11月から3月上旬ごろまでです。
次に田峯(だみね)城跡へ向かいます。
この城は、1470年に築城された菅沼氏の小さな城です。
城内にあった本丸御殿、本丸大手門、搦手門(からめてもん)が1994年に復元されています。
入城料210円です。
小さいながらも本丸があり、戦国時代にタイムスリップしたような雰囲気を味わえる城です。
本丸御殿内には、鎧などが展示されています。
オシドリの美しさを観察し、田峯城で戦国時代の城を味わってください。