今回は、大阪中心部中之島にある明治時代から大正時代に建造された時代建造物を巡ります。
JR大阪駅から地下鉄で次の駅の淀屋橋で下車し北上すると5分で大阪市役所に到着します。

中之島の周辺は、大阪で都会の建物と歴史建造物が両方観れる眺めの良い地域です。
まず、市役所から東隣にある中之島図書館へ向かいます。


ここは、大阪府に2つある図書館の1つで、もう1つは、東大阪市にあります。
東大阪市の図書館には、一般書から学術書まで幅広い分野の本を所蔵しているのに対し、中之島図書館は古文書や大阪関連の文献、ビジネス関係分野の書籍・資料に特化して所蔵しています。
中之島図書館は、1904年に建造されたネオ・バロック様式の3階建ての鉄骨石造の建物で、国の重要文化財になっています。
石段を登ると入口です。3階建てですが入口は、2階です。
入口には「大阪図書館」と石に彫られた表札が掲げられています。

3階へ木製の階段があり、3階には円柱状に廊下があります。


天井には、ドーム状にステンドグラスが飾られ、鮮やかな色彩を放っています。

3階へ向かいます。

まず記念室へ入ります。明治時代の会議室があります。

次に展示室へ行きます。この日は航空会社の過去の制服、器具、ポスターなどが展示されています。
次に向かいの部屋へ行きます。
ここには、大阪に関する本が多数並んでいます。
パソコンを持ちこんで勉強ができるようになっており、高校生が多数勉強しています。
大阪万博の本、明治/大正時代の大阪の繁栄を伝える本が特に豊富に揃っています。
2階に降ります。
ここには、資料室、レンタルの多目的スペースがあります。
1階は、一旦入口を出て石段の両脇から入ります。ここには、新聞が揃っています。
次に、大阪市中央公会堂に向かいます。

大阪市中央公会堂は、1918年(大正7年)にオープンした鉄骨煉瓦造の地上3階・地下1階のネオ・ルネッサンス様式の建物で、外壁はレンガ色と石のグレーが見事に調和しています。
3階の特別室の天井画・壁画が有名です。
地下へ石段を降りていき、左右の入口から入ります。


地下は、レストランと展示室があります。
展示室では、中央公会堂ができた大正時代の大阪の歴史、中央公会堂の歴史が展示されています。

次に、1階へ向かいます。
1階には、大集会室があり、この日は大学の卒業式が開催されていました。


2階は、大集会室の上部です。
次に、3階へ向かいます。


3階には、特別室があり、この日は、パーティーが開催されるため多くの人が、食事の準備をしています。
イベントがない日は、特別室に入って美しい天井画・壁画をゆっくり鑑賞することができます。

中之島には、中之島図書館、大阪市中央公会堂以外に、公園もあり、ゆっくりくつろげます。
大阪のオアシス中之島へ立ち寄ってください。