今回は、城下町松本市を巡る旅を紹介します。
松本市は、市内ループバス:タウンスニーカーで巡るのが便利です。
500円の1日フリーチケットを購入して巡ります。
まず旧開智学校へ向かいます。
バスで13分で旧開智学校バス停に到着。
バス停前には、開智学校という現在の小学校があり、その北側に旧開智学校があります。
旧開智学校は1876年(明治9年)に建設された日本を代表する擬洋風建築の小学校です。
建築費用の7割を松本市民が負担し、廃寺の部材を多数使用し、天井には和紙を5層に重ねて貼るなど安く短期間で建設しています。
木造2階建で、外壁は漆喰塗です。校舎は中央に八角塔があり、2階のバルコニーには、天使、竜、雲などの彫刻があり、高級感があり、かつ芸術的な建物です。
入場料300円です。(ループバス1日乗車券で250円)
入口を入ると受付があり、売店があります。
建物の左側から校舎に入ります。
まず左側に大きな教室があり、明治時代の小学校の教室を再現しています。
木製の低い机と椅子があり、国語の授業風景を展示しています。
教室を出ると廻り階段があります。これは、廃寺の部材を使用しています。
次の部屋には、開智学校のミニチュアがあります。
現在ある場所は、移転してきた場所で、元は、女鳥羽川添いにあったそうです。
2階に行くと当時の小学生が修学旅行で、名古屋、鳥羽、関西へ行ったルートがあります。
小学校の修学旅行にしては、遠方まで行っています。
2階の南側には、明治時代らしい立派な講堂がステンドグラス付きであります。
見所は、1階の大教室、2階の講堂です。
高級感のある洋風建築で、小学校にこれほどの建築物を造った当時の松本市の繁栄ぶりが伝わってきます。
旧開智学校の西側には、旧司祭館があり、無料で見れます。
ここは、明治時代にあったカトリック教会の神父が住んでいた建物で、コロニアル風の木造2階建です。神戸の異人館とよく似た構造です。
次にバスに乗って中町通りへ向かいます。
中町通りは、松本市街地の中央にある東西の通りです。酒造業や呉服などの問屋が集まっていた通りで、商家の「蔵」が多く建ちならぶ街です。
現在は、「蔵」を利用した民芸・工芸などの店、レストランなどが集まり、観光地になっています。
中町通りの中央にある蔵シック館へ向かいます。
ここは、酒造の建物を移築、改修したもので、松本の商家の繁栄を伝える土蔵造りの建物です。無料で見学できます。
吹き抜けの大きな土間があります。
イベントもこの建物で開催され、玄関近くには、地元のお菓子やケーキのある喫茶店もあります。
中町で昼食にソバを食べます。
土蔵を改造した店でソバを味わいます。
次に、バスで「あがたの森公園」にある「旧松本高校」へ向かいます。
旧松本高校で下車します。
松本高校は、1919年(大正8年)4月、日本の長野県松本市に設立された旧制高等学校です。この高校は、信州大学の母体となった学校です。
現在は、「あがたの森文化会館本館」になって市民の教育文化活動の場となっています。
建物は、洋風木造建築でコの字型の建物です。
玄関には2階への大きな階段があります。
まず、1階の右手の図書室を通って奥にある復元教室へ向かいます。
50人くらいが入れる教室です。
木製の机と椅子が一体になったものです。
座って見ると椅子が机に近く窮屈な状態です。
昔の日本人は小柄なため、この大きさで問題なかったのだと思います。
階段を登って2階に行きます。
2階には、20人くらいの小さな教室が多数あり、市民の方が打ち合わせなどに使用しています。
ぐるっと回ってIT教室の奥に大きな講堂のような部屋があります。
200人くらいが集合できる大きさです。
当時をしのばせる木造の壁、窓があり、美しい中庭を見れます。
1階に降りて、校長室へ向かいます。
マスコミが校長室の撮影をやっていて、終わってから中に入ります。
大きなレトロな雰囲気の部屋で、立派な校長机があります。
昔の校長は、良い待遇を味わうことができたものだと思いました。
校長室の奥から中庭に出ることができます。
美しく刈り込まれた木があり、両端にブロンズ像があります。
ヨーロッパ風の庭です。
次に縄手通り商店街に行きます。
松本市大手にある昔の町並みが再現されている所で、飲み屋が多くあります。
「縄手」という名前は、松本城建築の際に測量用の縄を張ったのが由来といわれています。
明治12年に四柱神社が建立され、縄手はその参道として発達してきました。
昭和の前半までは、祭りの時には、ずらりと露店が並び、通りに沿った女鳥羽川の水辺では、「河鹿蛙(カジカガエル)」が美しい鳴き声をかなでていました。
縄手通りは女鳥羽川沿いの千歳橋から一つ橋までの通りです。
縄手通りの西側にあるのが千歳橋です。おしゃれな橋です。
縄手通りのシンボルはカエルです。
晩飯は、縄手通りの居酒屋で地元の酒を味わいます。
松本市には、松本城以外に今回のような観光スポットが多数あります。
訪れてみてください。
松本市は、市内ループバス:タウンスニーカーで巡るのが便利です。
500円の1日フリーチケットを購入して巡ります。
まず旧開智学校へ向かいます。
バスで13分で旧開智学校バス停に到着。
バス停前には、開智学校という現在の小学校があり、その北側に旧開智学校があります。
旧開智学校は1876年(明治9年)に建設された日本を代表する擬洋風建築の小学校です。
建築費用の7割を松本市民が負担し、廃寺の部材を多数使用し、天井には和紙を5層に重ねて貼るなど安く短期間で建設しています。
木造2階建で、外壁は漆喰塗です。校舎は中央に八角塔があり、2階のバルコニーには、天使、竜、雲などの彫刻があり、高級感があり、かつ芸術的な建物です。
入場料300円です。(ループバス1日乗車券で250円)
入口を入ると受付があり、売店があります。
建物の左側から校舎に入ります。
まず左側に大きな教室があり、明治時代の小学校の教室を再現しています。
木製の低い机と椅子があり、国語の授業風景を展示しています。
教室を出ると廻り階段があります。これは、廃寺の部材を使用しています。
次の部屋には、開智学校のミニチュアがあります。
現在ある場所は、移転してきた場所で、元は、女鳥羽川添いにあったそうです。
2階に行くと当時の小学生が修学旅行で、名古屋、鳥羽、関西へ行ったルートがあります。
小学校の修学旅行にしては、遠方まで行っています。
2階の南側には、明治時代らしい立派な講堂がステンドグラス付きであります。
見所は、1階の大教室、2階の講堂です。
高級感のある洋風建築で、小学校にこれほどの建築物を造った当時の松本市の繁栄ぶりが伝わってきます。
旧開智学校の西側には、旧司祭館があり、無料で見れます。
ここは、明治時代にあったカトリック教会の神父が住んでいた建物で、コロニアル風の木造2階建です。神戸の異人館とよく似た構造です。
次にバスに乗って中町通りへ向かいます。
中町通りは、松本市街地の中央にある東西の通りです。酒造業や呉服などの問屋が集まっていた通りで、商家の「蔵」が多く建ちならぶ街です。
現在は、「蔵」を利用した民芸・工芸などの店、レストランなどが集まり、観光地になっています。
中町通りの中央にある蔵シック館へ向かいます。
ここは、酒造の建物を移築、改修したもので、松本の商家の繁栄を伝える土蔵造りの建物です。無料で見学できます。
吹き抜けの大きな土間があります。
イベントもこの建物で開催され、玄関近くには、地元のお菓子やケーキのある喫茶店もあります。
中町で昼食にソバを食べます。
土蔵を改造した店でソバを味わいます。
次に、バスで「あがたの森公園」にある「旧松本高校」へ向かいます。
旧松本高校で下車します。
松本高校は、1919年(大正8年)4月、日本の長野県松本市に設立された旧制高等学校です。この高校は、信州大学の母体となった学校です。
現在は、「あがたの森文化会館本館」になって市民の教育文化活動の場となっています。
建物は、洋風木造建築でコの字型の建物です。
玄関には2階への大きな階段があります。
まず、1階の右手の図書室を通って奥にある復元教室へ向かいます。
50人くらいが入れる教室です。
木製の机と椅子が一体になったものです。
座って見ると椅子が机に近く窮屈な状態です。
昔の日本人は小柄なため、この大きさで問題なかったのだと思います。
階段を登って2階に行きます。
2階には、20人くらいの小さな教室が多数あり、市民の方が打ち合わせなどに使用しています。
ぐるっと回ってIT教室の奥に大きな講堂のような部屋があります。
200人くらいが集合できる大きさです。
当時をしのばせる木造の壁、窓があり、美しい中庭を見れます。
1階に降りて、校長室へ向かいます。
マスコミが校長室の撮影をやっていて、終わってから中に入ります。
大きなレトロな雰囲気の部屋で、立派な校長机があります。
昔の校長は、良い待遇を味わうことができたものだと思いました。
校長室の奥から中庭に出ることができます。
美しく刈り込まれた木があり、両端にブロンズ像があります。
ヨーロッパ風の庭です。
次に縄手通り商店街に行きます。
松本市大手にある昔の町並みが再現されている所で、飲み屋が多くあります。
「縄手」という名前は、松本城建築の際に測量用の縄を張ったのが由来といわれています。
明治12年に四柱神社が建立され、縄手はその参道として発達してきました。
昭和の前半までは、祭りの時には、ずらりと露店が並び、通りに沿った女鳥羽川の水辺では、「河鹿蛙(カジカガエル)」が美しい鳴き声をかなでていました。
縄手通りは女鳥羽川沿いの千歳橋から一つ橋までの通りです。
縄手通りの西側にあるのが千歳橋です。おしゃれな橋です。
縄手通りのシンボルはカエルです。
晩飯は、縄手通りの居酒屋で地元の酒を味わいます。
松本市には、松本城以外に今回のような観光スポットが多数あります。
訪れてみてください。