3月8日(木)の午前中に、鳴門市の薬品分析会社「株式会社アプロサイエンス」の企業理念の表示を、3年生の宇良樹希君が書かせていただきました。四国大学の藍の製品開発の共同研究をされている企業です。企業の詳細は、下記サイトをクリックしてください。
https://brand.aproscience.com/
岡部慎司社長は、かつて徳島ビジネスチャレンジメッセの折に、学生が書いた書を見て、興味を持たれたそうです。1ヶ月ほど前に学科に依頼があったので何人かの学生の作品の写真をお見せしたところ、社長さんが宇良君の書を気に入って、書くことになりました。そこで企業理念の文章を宇良君に渡してしばらく練習期間を設け、この日に社長さんの前で実際に揮毫してもらうことになりました。縦1.5m、横3mの巨大な用紙です。この日は、社長さんと、お二人の社員の方がお見えになりました。早速、宇良君が書き始めます。
緊張の面持ちで書いています。1時間ほどで3枚を書き終えました。少しずつ位置を調整しながら改善を加えました。使うのは最後に書いた作品に決定しました。落款には、宇良君本人の姓名を刻した大きな印を押しました。
素晴らしい作品です。社長さんも大満足でした。この後は、表具屋さんにパネルに仕上げていただいてから、社屋に展示されることになります。
この後、宇良君は半切の半分ほどの紙にも書きました。こちらは社長さんがスキャナーで読み取ってから、印刷物に使用するそうです。
学生の書を、重要な文字デザインとして社会の様々なところで使っていただくようになってきました。学生も勉強のし甲斐があります。ありがたいことです。