ダイアモンド~原石さがし

結婚5周年を迎えた夫婦のマイペースな日記です。

言葉

2005年08月10日 | ウェブログ
『ららさんってどこの人?』ってよく聞かれます。

生まれ&育ち・・・北陸
大学&就職・・・九州
ボランティア・・・東北
再就職・・・・・・・・東京
結婚・・・・・・・・大阪

転勤族ではないわりに、いろんなところに住んでいます。
そのためか日本語がおかしい、と指摘されることも少なくありません。

自分が標準語を話していないことを悟ったのは、
大学入学4日前(ぐらい)のことでした。
新入生オリエンテーションというのに行って
友達になった子から方言(北陸)を指摘されたのがきっかけです。
それまでずっと標準語を話していると思い込んでいたわたしにとって、
衝撃的な出来事でした。

大学のクラスメートはほとんどが九州人。
『郷に入りては郷に従え』という言葉があるように、
わたしの言語は九州弁に矯正されていくのでした。

ほぼ完璧に九州弁(地域によってけっこう違います)をマスターしたわたしは、
東北地方で1年半のボランティア。
できるだけ標準語を話そうとしても時折出てくる九州弁。
しかし、東北の方々には『関西弁』に聞こえたようです。
彼らには関西弁と九州弁は同じに聞こえるのか!?
なんとなくわかったことですが、彼らは東京より西は関西と考えているようです
(違ってたらごめんなさい)。

ボランティアから帰り、東京で就職面接。面接官の一人から

『ららさんの日本語がおもしろいのですが・・・』

と指摘されました。
『今までいろいろな地方に住んできましたので・・・。ベースは九州弁です』
と答えました。

そう。ベースは九州弁。

とはいえ、わたしのふるさとは北陸です。
時々電話で両親や祖母と話す時に感じるのですが、彼らの方言はすごいんです。
とにかく語尾が長~い。
“やっぱり年配の人の方言はすごいわ~。わたしはそんなになまってなかったはず。”
と思うのです。が、帰省すると、
弟も妹も友だちもみんな語尾の長~いあの方言をふつうに話しているではありませんか!?!? 
工エエェ(゜〇゜ ;)ェエエ工!?  
長い間故郷を離れていると、自分がみなと同じ方言を話していたことさえ忘れてしまうのですね・・・。

話は戻り、東京で友だちになった沖縄出身の子には

『好き好き~!関西弁!』

と言われました。やはり九州弁と関西弁は似ているのか?

似てるといえば似てるのかも・・・。でもやっぱり違う・・・。

結婚して大阪在住4ヶ月目。
ひーちゃんはわたしの前では標準語を話します。
むしろわたしの九州弁ベースのらら語を真似してあそんでます。
だから、ひーちゃんから大阪弁は学べません。
学校や近所の友だちが大阪弁を話すので少しずつ習得しています。
でもまだまだ片言

それでも、関西以外の友だちには
『もう大阪弁話せるんやね~』、『どうして大阪弁話せるの?』と言われてます。
まだ似非(えせ)だけど、わたしも大阪人になりつつあるのかもしれません。
コメント
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