我が家にも「
ねんきん特別便」が届きました。

そういえば,舛添大臣が全国民に宛てて特別便を出す云々と言っていましたね。
我が家にも届くのは当然といえば当然です。
どうやら今回の対象は,世帯全員ではなく私個人の記録照会だけのようでした。
まあ,国民個人々々のデータ照会なのだろうと思いますので,家族でもバラバラに特別便が届いても不思議ではないでしょう。
さっそく中身を確認してみました。
私の場合,共済年金なのでまず間違いはないだろうと多寡をくくっていたのですが,記録データを見ると,なんと学生時代に加入していた国民年金の加入記録が一切ありませんでした!

就職後に年金を切り替える際,国民年金時代の番号も合わせて届け出ていたと思ったのですが…
学生時代には年金を払う金がなかったため,面倒でしたが年金免除申請をし,半年くらい何の連絡も来ず,ようやく勝ち得た免除だっただけに,これを無かったものとされるのは口惜しい限りです。
今回の件で思ったことは,これまでの年金制度において,年金記録が一度も欠けることなく支払期まで繋げられるというのは奇跡に近いのではないか?ということでした。
ほとんど動きのない共済年金への切り替え一つでも繋げられない実情…転職等を繰り返している人なんかはどこかで必ず記録が途切れているのではないのでしょうか?
さらに,単に社保庁の役人だけが悪いのではなく,やはり複数の年金制度が存在することによる混乱が一番の原因なのではないかとも思いました。
(おそらく国会議員のセンセイ達が年金にブランクがあったのもこのトラップによるものでしょう。)
宙に浮いている5000万件の年金記録…今の時期に私のもとへ届いたねんきん特別便は,全然早い時期に届いた方なのかもしれません。
全件通知されるのは果たして何十年かかることか…

国ぐるみの詐欺とも解釈されかねない今回の年金問題。
ほんとにこの制度,早くなんとかしてもらいたいものです。