よくよく考えてみたら,私がブログを開設してから1年が経過していたことに気が付きました
何をするでも3日坊主の私が1年ブログを続けられたもの,拙ブログを訪れていただいている読者の皆様のおかげです。
最近は仕事の関係上,帰りが遅くなるため,以前のように更新とコメントのお返事が遅れてしまい,コメントをいただいた皆様には申し訳なく思っておりますが,なるべくがんばりますので,今後ともよろしくおねがいしますね
ちなみにブログタイトルを居酒屋にしてみました!
コメントを入れていただいた方々同士の間でもワイワイ意見交換等していただければ,店主ぴえるとしましても楽しい限りですので,お気軽にお立ち寄りくださいね
4月は新年度の始まり。
花見にちなんで,今回は写真に桜も用意しました。
みなさまの新年度のご活躍とご健康を祈念致しまして,乾杯させていただきます。
かんぱ~い!
(「我が家のミズナ」のつづき)
とうとう3月。ミズナの種をまいてから半年が経過し,季節も春めいてきました。
2月くらいから,これまで,青い葉っぱだけだった我が家のミズナに変化が現れました。
あるときから急激に中央部分の茎の部分が伸び始めたのです。
はじめはてっきり,どんどん茎が伸びて,さらに葉っぱが増えて,食べる部分が増えてありがたい…と思ってたりしましたが,3月に入り,なんと伸びた茎の先端につぼみのようなものを付けているではありませんか!
この時点で,この植物を食べる云々といった次元ではなくなったことにようやく気が付き,その後の行く末を見守ることにしました。
今まで見たことのない京野菜・ミズナの花とはいかなるものか!?
興味津々
そして,いよいよ開花!!
見かけはほんとに菜の花みたいな黄色い花が咲きました
ミズナの周囲は,菊のようないい香りが満ちていました。
いい匂いにさそわれたのか,どこからかハチもやってきました。
こちらがカメラを構えて近づいてもそんなものには目もくれず,蜜採集に勤しんでいました
花の咲くような植物を育てたのは,小学生時代のアサガオやヒマワリ以来だったので,歳とともに忘れていた植物を育てる楽しみをあらためて思い出させてくれるミズナでした
<本日の一句>
うららかや花の水菜に蜂の舞う ぴえる
実は第1号を昨年夏頃に発芽させたのですが,この狭い大地にぎゅうぎゅう詰めに種をまいたため,間引きしても間に合わず,さらに肥料もやらずに水だけで育てようとしたため,あえなく枯れ果ててしまいました…

その失敗を教訓に,秋にもう一度栽培を試みました。
上の写真は昨年9月23日撮影。
双葉がちょびちょび出てきました

それから2週間ほどたったあるとき,例によってミズナに元気がなくなってきました…

やはり水だけでは養分が足りないのであろうということで,観念して液体肥料を週1くらいで与えてみました。
そうしたところ,ミズナたちは一気に復活!

すくすくと育ち始めてきました。
上の写真は11月23日撮影。
根っこの部分も市販のミズナのように太くしっかりしてきました。
1ヶ所の穴に2粒ずつ種をまいた関係上,例によってまた狭くなってきました。
(なにげに5株生えてます)
そこで,2株ほど間引き,さっそくサラダにでも混ぜて食べたところ,市販のものより緑の味がしました
その後,食べるのが忍びなく,そのまま肥料を与え,水を与え…を繰り返し,
気が付いたら冬を越え春に…
そうしたらなんと!?
この続きは次回

日ごろの忙しさに、身近な相手への気遣いを忘れがちなこのごろ。
それは、自身の心も疲労し、貧しくなっている証拠なのかもしれません。
人は、他人の悪いところばかりが見えて、良いところは意外と見えていないもの。
今日はホワイトデーです

心をタマゴに帰して自分と周りを振り返り、あらためて身近な人が自分に与えてくれる恩恵に感謝するいい機会にしたいと思います

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<今回のスイーツ>
TAMAGOYA新宿高島屋店:「たまごつるりん」
一見ゆで卵に見えますが,黄身はマンゴゼリー,白身はミルクプリンのような杏仁豆腐のような食感の本格派スイーツです。
お好みに応じて添付の黒蜜をかけて召し上がれ

私が小さかったころの桃の節句のお約束といえば,ひな人形にひなあられでした
妹のために親がこの時期出してくる一対のひな人形の前に,われわれ兄妹が折り紙で作った角香箱にひなあられを入れたものをお供えし,寝るときにはひな人形のぼんぼりを点けっぱなしにして,オルゴールの「ひなまつり」を鳴らしつつ,いつの間にか寝入っている自分がいました
ひなあられは,米粒みたいな小さいものが9割5分くらいを占める中に,あのでっかくてまん丸いあられがさりげなく入っているのが,幼い頃の私には魅力的でした。
味的には大したことがないのですが,あの大あられを巡って兄妹で争奪戦を繰り広げた懐かしい記憶があります
今となったら進んでひなあられを購入しようとも思わず,桃の節句という古来の行事にかこつけて,上の写真のような和洋のスイーツを頬張る方が萌えますね
おいしくいただかせてもらいます
<本日の一句>
雛の日の甘味に時の涙かな ぴえる
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写真のお菓子
(写真奥)銀座立田野・桜ムース
(写真手前)学芸大学新杵・桜餅
なかなか手の届かなかったトリノのメダル
誰もが待ち望んだメダルがようやく本日もたらされました。
ちょうど今朝,朝食をとる時間にリアルタイムで放送されていた女子フィギアスケート・女子シングルフリーの部で,まさに荒川静香選手が演技しようとするところでした。
荒川選手の力強く,安定した演技に,思わず朝食の箸も止まり,テレビに見入ってしまっていました。
耐え難いプレッシャーの中,強豪コーエン,スルツカヤがそれぞれミスってしまう中,荒川選手は見事に氷上で舞い終えました。
普段クールな荒川選手が演技後に見せた爽やかな笑顔がすごく印象的でしたね
大量のメダルが日本にもたらされたアテネ五輪に比べ,トリノでのメダルは寂しい限りですが,今回努力の人・荒川選手のもたらした一つの金メダルは,数では言い表せない貴重な価値があるような気がします
残業,もしくは午前様になる飲み会が連日のように続き,ブログもおろそかになってしまって恥ずかしい限りです
もうじき冬も終わってしまいそうな雰囲気。
というわけで,冬に撮っていた写真でちらほらと小話でもしたいと思います。
雪の殿ヶ谷戸公園をふらふら散策していたとき,ホウキで通路を掃いていた管理人の方が,カメラを持って歩いていた私に気付いたのか,「あっちに臘梅が咲いてるよ」と教えてくれました。
なるほど,臘梅が咲いていました。
本来ならほのかな香りが漂ってくるところなのでしょうが,風雪のために匂いを楽しむことはできませんでしたが,雪の白から黄色の花が芽生えてくるような,雪の少ない東京ではあまり見られない臘梅の姿を見ることができました。
寒い日でしたが,臘梅の黄色がなんとなく暖かさを醸し出してくれるようでした。
臘梅が咲いている間は,もうしばらく冬は続くでしょう。
けど,もう梅も開花したとの話も聞きました。
春はすぐそこですね
<本日の一句>
臘梅や積もれる雪に咲きにけり ぴえる
昨日は節分でした。
節分といえば豆撒き…という光景も都会ではあまり見られなくなりました。
そのかわりに,いつのまにか広まった風習,恵方巻。
私が幼い頃にはそんな風習の存在など全く知りませんでしたが,それもそのはずで,この風習は明治期に廃れ,1977年ころ大阪の海苔問屋組合が海苔販売促進のために行った行事から恵方巻の風習が見直され,全国的に広がったということのようです。
というわけで私の職場でも近所のコンビニから恵方巻をまとめて予約購入し,みんなで丸かじりしておりました。
今年の恵方は南南東とのことで,私もその方向に向かってもぐもぐと食べていましたが,全部食べ終わった後,自分が向いていた方向は実は南西だったことが判明!
あまりにおマヌケなワタシ…今後の運命はいかに…
恵方巻の行事とは別に昨夜は職場の歓送迎会がありました。
わいわい騒いで,結局帰りは午前様…
そこに待っていたものは…
<本日の一句>
節分や夫帰りて豆捲かれ ぴえる
先日,雪の殿ヶ谷戸庭園を訪れたとき,前と同じ場所に例のマンリョウはまだいました。
若かった実は赤くなり,雪にも負けず立っていました。
多少実が落ちたのか,実のなくなっている枝もみられました。
満身創痍のマンリョウ…
しかしマンリョウは必死に立っていました。
次に訪れるときには,実も落ち着くし,この木も休眠期に入っていることでしょう。
もうしばらくがんばりましょう,マンリョウも…私も…

<本日の一句>
雪になお立つ万両の赤きかな ぴえる

夜空が綺麗だったので,先ほど近所の公園まで星を見に行ってきました
空にはオリオン座の赤い星・ベテルギウスを中心に「冬の大六角形」がどどーんと広がっていました
この機会に,私の愛用しているコンパクトデジカメ「LUMIX DMC-LX1」でどの程度夜空を撮れるのか実験してみました。
はっきりいって,一眼のようなファインダーを持たないこのタイプのデジカメでは,星がどの位置にあるのか液晶画面を覗いてもよくわかりません…
(ファインダーがあってもわからないか…)
とりあえず,地平線に近づいてきたオリオン座方面にカメラを固定し,当てずっぽうでセルフタイマーをかけてみました。
星空モード,開放30秒で上のような写真が撮れました。
今回の写真は,多少コントラストを大きくして,青を強めに補正して載せてみましたが,元の写真と大差はありません。
ちなみに60秒開放してしまうと星が線になってしまったので,30秒でやめときました。
このカメラの売りは,手ブレ補正以上に,縦横比が16:9の縦長・横長の写真がCCD容量フルで撮れることのようなのですが,通常使うときは写真サイズの3:2の方が使いやすいので,16:9はほとんど使っていませんでした。
せっかくなので,今回16:9にして地上の樹木も一緒に入れてみようと試みましたが,ちょびっとしか入ってくれませんでした…残念
まあ,単体でもオリオン座くらいなら写せることが確認できただけでも今回の収穫とします
しかし,暗闇を求めてわざわざ広い公園まで歩いていったのですが,防犯のためかやたら街灯が眩しく,星を見るにはちょっとコンディションがいいとは言えませんでした。
東京都心といえども,夜空の状態が良ければ,双眼鏡で「すばる」や「プレセベ」も見ることができます。
でも,スモッグと光の少ない場所で見るのはまた格別なので,そのうち山奥の温泉にでも泊まりに行った機会に,じっくりと星をながめてみます。
<本日の一句>
冬夜空ベテルギウスの暖かき ぴえる

昨夜帰宅すると,ニュースではホリエモン逮捕の話題一色でした。
破れても破れても,また新たなステージへと挑戦し,常に社会の既成システムに勝負を挑んできた堀江社長の姿には,ワタシは少なからず評価をしてきたとともに,痛快な何かを感じていました。
しかし,今回の逮捕容疑となった「株価操作の裏技」については,おそらく誰も評価する人はいないでしょう。
正当な手段を用いて既成社会と戦ってこそ評価されるベンチャー企業。
虚言を用いて自社の株価価値を上げる手法は,詐欺まがいの何ものでもありません。
今回の堀江社長逮捕劇に最も冷や汗を流している団体は,合併問題で和解しライブドアの株式を大量に取得することになったフジテレビと,堀江社長を選挙に利用した自民党でしょう。
最近,小泉自民党に押されっぱなしでいいところのなかった民主党も,「ライブドア」と「輸入牛肉」という天から降ってきた武器によって,前原代表もここぞとばかり小泉首相を攻撃してましたね。
まあ,これまでいろんな事にアタックし続けたホリエモンです。
今回の一連の証券取引法違反問題が終息した段階で,また新たな事業等を始めることでしょう。
そのときこそは,正々堂々,正攻法の手法で,若いベンチャー起業家たちのカリスマとして再度返り咲いてもらいたいですね

ともあれ昨日の日本はライブドア一色に吹き荒れた一日でした

<本日の一句>
吹雪いてはギシギシと鳴るライブドア ぴえる

…なんか,川柳みたいデス


冬に咲く花,サザンカ。
あえて寒い季節を華やかに彩ろうと,今まさに花開かんとする,ひとつのサザンカの花を見つけました。
つぼみの頃から外気に晒されている周囲はピンクに色付いていますが,顔を見せた花の内側には,まだ外界を知らない無垢な白が隠れていました。
なんとなく,白いままでいてもらいたいと思ったのは,私のエゴでしょうか?
日本中が想定外のライブドアショックに陥った今日

定例の人事異動により,私は新たな部署に配置換えになりました。
こちらは想定の範囲内ですが,未知なる仕事に私もしばらくはつぼみ状態…
早く花開けるように,頑張りたいです

<本日の一句>
山茶花や開いて見せる無垢な色 ぴえる

昨年秋,国分寺市の殿ヶ谷戸公園を訪れた際に,一本のマンリョウの木を見つけました。
マンリョウの木は,小さいながらもたくさんの実を抱えていました。
葉っぱは頭に集中し,その下の裸になった幹から中途半端に青い実をぶら下げている姿は,なんともみすぼらしく,滑稽に見えます。
やがて冬に突入すると,マンリョウの子供たちは真っ赤に色づき,もはやみすぼらしいとは言わせない晴れ姿を見せてくれるでしょう。
ナンテン,センリョウなどとともにお正月を赤く彩るマンリョウ。
みすぼらしかったき彼女も,きっと今ごろは真っ盛りです
<本日の一句>
おかしげな万両赤く晴姿 ぴえる
※センリョウについては,蒼葉月さんのブログで美しいセンリョウとエッセイがご覧になれますのでオススメです♪
正月7日は七草粥!
というわけで,今年も簡易七草粥を作ろうと昨日の仕事帰りにスーバーに立ち寄ったところ,さっそくありました七草セット。
例年,希少価値の高そうな草を省いて三草しか入っていないインスタント粥も出ていたりしますが,「七草」と称している以上,ごく僅かでも7種類全部入っていてもらいたいですね
さて,考えてみるとどの草が七草の何にあたるのか,これまで比較対象したことがありませんでした(だいたいパックに入っているため…)
あらためて検証してみると,
① スズナ(カブ)とスズシロ(大根)はいくらなんでも一見してわかります。
② 写真一番右のたくさん入っているのはハコベラ(ハコベ)っぽいです。
昔,空き地に生えていたハコベを採ってきて,買っていた文鳥に食べさせていたのを思い出します。
つぼみのところはプチプチしていて一番おいしそうに食べていましたね。懐かしい…
しかし,七草はナズナが中心と聞いたことがありますが,この量では「ハコベラ粥」になってしまいそう…
③ ここから先はネットで調べたところ,左からホトケノザ(タビラコ),セリ,ゴギョウ(中央上),ナズナ(中央下)だと思われます。
数年前「めざましテレビ」の「めざまし調査隊」で,実際に自然界にある春の七草を探しに行くという回がありましたが,確かホトケノザがなかなか見つからなくてレポーターが苦しんでいたのを記憶しています
文明社会に生きる私たち。
身の回りに普通に生えている草花の名前を認識できる若者は,現在どの程度存在するのでしょう?
かくいう私も,こういう機会でもないと,これがどのような植物なのかということをほとんど知りうることのない生活を送っています。
上に述べたハコベですら,長年の都会生活に,その存在すら忘れかけていました。
植物どころか,隣家にどのような人物が住んでいるのかすら関心のない世の中。
雑草などに目がいかないのは当然なのかもしれませんね。
もっと周囲の草花に目を向けれるだけの,心のゆとりを作りたいものです
自然の恵みと,春の七草に込められた先人の知恵に感謝しつつ,今夜お粥を作りたいと思います
<本日の一句>
食う前に七草ならべ名をならべ ぴえる
さようなら酉年…
2005年も本日で終わり…
なんだか一年が過ぎるのが速いと感じ始めてきたこの頃。
アインシュタイン博士の理屈からいえば,時間が速く進むということは,それだけ自分も速く動いているということになるかと思いますが,自分としてはそんなに速く動いたつもりもないですね…
今年の事件として大きかったことは,やはりブログを始めたことでしょうか?
ナニゲにブログは,私の趣味を変な方向に広げることになりました。
その1・写真
まず,文章の投稿だけではつまらないと思い,写真も載せるようになりました。
そうなると,これまで旅先等で適当にカメラ任せで撮っていた写真も,ブログに載せんがため自然とこだわるようになり,いつの間にか「絞り」や「シャッタースピード」などのマニュアル操作に手を出すようになっていました。
その2・旅
結構,出不精であった私ですが,写真が楽しくなると,ブログのネタ探しと連動してちょくちょく旅に出るようになりました。
家の中にいては気が付かなかった自然の風景などを少しずつ感じられるようになりました。
その3・俳句
自然を体感するようになると,今度はその自然を詠んでみたくなってきましたが,何ら俳句のの知識のない私。
他人の俳句を参考に,少しずつ自分も真似事を始めるようになりました。
基本的に熱しやすく冷めやすい性格の私ですが,思ったよりブログは長く続いているかもしれません…
これは,単なる自己満足という以上に,ブログを通して知り合った方々の恩恵によるものが大きいからだと思います
来年も細々とブログを更新していきたいと思いますので,今後とも遊びにお越しいただければ幸いでございます。
私もこれから正月2日まで福島の実家に帰省いたします。
みなさまも良いお年をお迎えください!
<本日の一句>
往く年の速さ身にしむ晦日かな ぴえる