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まるふじ山脈

夏本番、空梅雨…。
今年度も1/4を終了。

甲子園データ

2007年08月24日 | 高校野球
今年のベスト8の都道府県から、昨年度の出場校を探ってみた。

帝京(東東京)如水館(広島)県岐阜商(岐阜)佐賀商(佐賀)
清峰(長崎)鶴崎工(大分)静岡商(静岡)今治西(愛媛)

このうち、2年連続ベスト8以上を果たしているのが、「帝京」と「今治西」である。これはすごい。東東京という激戦区を勝ち抜き、甲子園も勝ち抜くのはなかなか難しいと思う。ただ、1回戦で「広陵」に敗れた駒大苫小牧も今大会の「広陵」の活躍を見ればそれに匹敵する力はあったと推測する。

さらに今大会に連続出場しているチームを抜粋してみた。

5回 駒大苫小牧(2%)
4回 青森山田(2%)
3回 智弁和歌山 愛工大名電 福井商(6%)
2回 浦和学院 今治西 文星芸大付 仙台育英 
   日大山形 開星 徳島商 常総学院 帝京(18%)
               <%は49代表にしめる割合>

連続出場記録はどのチームが何回かと言うと

大会開始からは「和歌山中学」の14年連続。
昭和20年以降は「明徳義塾(高知)」の8年連続である。

駒大苫小牧らはそれを超えられるか…。

祝 優勝

2007年08月23日 | 高校野球
読みどおり佐賀北がやってくれた。誰もが広陵の横綱的試合運びにこのままいくと思っていただろう。大胆予想でのサヨナラ打とちょっと違ったが、それ以上の満塁逆転本塁打。ヒット数も多かった広陵、久保の粘投に2点しか取れなかったのが響いた。佐賀北は5安打で13安打の広陵に勝ち、12三振でも5点取った。互いに失策はゼロで決勝らしい試合だった。

「BIG DREAM TOGETHER」白のロングTシャツの上に着こんだ緑地の黄色い文字がスタンドでゆれる姿が印象的だった。応援する側も連戦連勝、劇的ドラマで充実していたことだろう。

佐賀北高校のホームページには

決勝戦(22日)は 5-4 で広島代表の広陵高校に勝ち、優勝しました。
ご声援ありがとうございました。

と、2行だけだった。

近くの高校の野球部が練習をはじめていた。聞くところによると、佐賀北の昨夏は1回戦負けだったとのこと。近くの高校は県大会でけっこういいところまでいった。来春でも来夏でもいいからぜひ甲子園の土を踏んでもらいたい。

判定

2007年08月23日 | 高校野球
決勝についてばかりでなく、どの試合についても審判のジャッジが論議を呼んでいるようだ。事実、佐賀北―帝京の3盗は「TV画像」ではミスジャッジだった。決勝の8裏の押し出し四球についてはアマチュア規定とプロ規定の違いもあるようだし、TV画面だけでは伝わらないものもあるだろう。どちらともとれる状況に「ボール」と判定しただけではないだろうか。意図的に佐賀北を勝たせようとすることを、日本全国で注目している甲子園の決勝ですることは無いと考える。だが、広陵の監督の気持ちもわからないわけでもない。どちらの側の主張もそのとおりである。でも判定は「ボール」。
 
佐賀北は純粋に勝った。粘りで勝った。
チーム一丸となった勝利と言っていい。
広陵もよくやったが、ダメを押したかった。
あの四球後に頭を冷やす時間がほしかった。

 2チームともおつかれさん。日米野球での健闘を祈る。

高校野球準決勝

2007年08月21日 | 高校野球
広陵4―3常葉菊川


広陵 安打8 本塁打1 四死球2 三振4  失策0
常葉 安打12本塁打0 四死球1 三振12 失策1
 
ミスの多かった常葉に対し、ほとんどミスらしいミスも無かった広陵は堅実に試合を進めて勝利した。常葉は2回表の野選(悪送球に悪送球を重ねる)と8裏の3盗失敗が痛かった。広陵は地味ながら、加点する試合巧者であった。終盤の3点ももう少し早ければ展開が変わっていただろう。

長崎日大0-3佐賀北

長日大 安打5 本塁打0 四死球1 三振3 失策1
佐賀北 安打4 本塁打0 四死球5 三振4 失策0

またもや佐賀北が勝った。得点はスクイズ、パスボール、犠牲フライという地味さで、対戦相手にとってはボディブローのようにきいていた気がした。いずれも連打は無く、エラーやヒット、四死球、盗塁、犠打が巧妙に絡んだ得点だった。完封した投手陣もよくつながっていた。普通の高校生集団が(ごめんなさい)ここまで来ると頂点を極めそうであるし、応援したくなるのは日本人の気質か。

帝京VS佐賀北

2007年08月19日 | 高校野球
ベスト8進出の中で公立高校が2校ということで、東北勢無き今は「佐賀北」と「今治西」を応援することとした。佐賀北は帝京相手に互角以上に戦い、見ごたえのある試合だった。延長での帝京の二遊間コンビの超美技とファーストの好捕、佐賀北のセンターの好捕やライトの好返球などで、佐賀北の監督もまた15回引き分け再試合かと思ったらしいが、自分もそう思うほどだった。4回表の帝京の攻撃で1死2塁からの3盗は空タッチという認識でセーフになったが、TVをみている誰もが左腕にタッチしているのを見ている。立ち位置もあるだろうが、明らかなアウトといってよい。また、延長に入って二度のスクイズを失敗した帝京だが、二度目のスクイズのアウトには少々疑問が残る。審判もミスはするものだが、試合に水を差すことのないようなジャッジを期待したい。ただ、準々決勝第2試合は、あまりの第1試合の熱戦に疲労したせいか途中でダウンし、昼寝をしてしまうのだった。今日も1日選手の皆さんおつかれさんでした。
欽ちゃんもゴールおめでとう。来年は誰が走るのか・・・。
「島田紳助」かそれとも「みのもんたか」、ほかの誰かか…。

甲子園

2007年08月18日 | 高校野球
夏の高校野球甲子園大会のベスト8が決まった。ベスト16に残ったチームを見ると、県立「3」で私立が「13」となっている。今年から東西にわけての組み合わせではなくなり、単純に比較できないが、西日本が圧倒的に勝ち残った。

九州3・四国2・中国2・関東3
近畿2・東北1・北陸東海2・甲信越1

東京代表で公立高校が出場した時に「公立の星」という言葉が出るほど、野球界における私立の壁は高い。甲子園での勝利を目指す球児の陰には学校経営者や野球関係者、マスコミ等の大人たちのドロドロした面もあるが、この夏にがんばった球児たちには野球を引退してからこそが勝負であると伝えたい。説教くさいけどね。
佐賀北 (佐賀) 前橋商(群馬)
帝京  (東京) 智弁学園(奈良)
長崎日大(長崎) 京都外大西(京都)
楊子館 (大分) 開星(島根)
今治西 (愛媛) 文星芸大付(栃木)
広陵  (広島) 聖光学院(福島)
常葉菊川(静岡) 日南学園(宮崎)
大垣日大(岐阜) 新潟明訓(新潟)

日南学園-常葉菊川

2007年08月18日 | 高校野球
8回裏に代打同点3ランを打った選手は、静岡大会ではベンチにも入っていなかったそうだ。15番の彼はまさに崖っぷちメンバーだったろうが、崖っぷちだったチームをも救った。監督の目はたしかだったと思うし、3ランを打った選手の家族もこの一本で、今までの苦労が一気に花開いたことだろう。日南学園のピッチャーが3ランを打たれたときの表情が印象に残った。その代打の彼が延長に入ってサヨナラ打を打つほどのラッキーボーイになったことに常葉菊川の強さを感じる。
好プレイやミスもあるだろが、両チームともおつかれさん。今年の九州勢は強い!

熱い暑い高校野球

2007年07月23日 | 高校野球
準決勝 秋田VS大館鳳鳴
 まれにみるシーソーゲームは秋田に軍配があがる。個人的には甲子園にあまり縁の無い鳳鳴を応援していた。9回に勝ち越し点となりえた鳳鳴の右翼への大飛球の好捕は、秋田高に勝利を捕られたに等しかった。

    金足農VS秋田中央。
 序盤から点数をとる金足農ペースでこのままと思いきや、またもや混戦模様に。延長に入ってからのけん制悪送球が命運を分けた。勝負どころでもう一本出ていれば、結果は逆のケースになっていたはず。昨年に引き続き、惜しいところで敗退した秋田中央高校。次の夏に向けてがんばれ!

決勝 金足農VS秋田
今まで試合を見てきた感じからすれば予想は金足農。2回頃から眠気が襲ってきた。ピッチャーの投球から終盤もつれることは無いだろうという独断で、3時間も昼寝をしてしまった。昼寝後、結果を聞くと予想的中。甲子園大会では「1勝」の積み重ねができるよう期待しております。

25日からは中学校全県大会が始まる・・・。母校は出ないが、みんながんばれ!