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昔、稲刈りが終わった田で「田んぼ野球」をよくしたものだ。
同じ地区に住む小学生やその兄弟も含めて自宅前の田に集合。
そこで野球のルールが自然に身に付いた。
2つ畝やある切り株を超えればホームランというような独特のルール。
時折、ぬかるみというイレギュラーで転倒する守備や走者。
遊び終えて帰ると、泥まみれ&稲まみれ。
さぞかし母は洗濯に苦労したことだろう…。
ありがたや、ありがたや。
田んぼ野球を自分で美化しているかもしれないが、
2人の兄に影響された「田んぼ野球」は楽しかったという話。
この秋田でさえ昔から比べると、かなり雪が降らなくなった。 昔は11月の段階でさえ、けっこうな積雪があり、道路の両脇には除雪された雪が山脈を形成していた。(写真は断面図)小学校時代の下校時には、その山脈をよく歩いて帰宅したものだ。中にはその山脈から転げ落ち、危うく道路を走る車にひかれそうになる友人もいた。また、側溝の上にフタをするように雪が積もっている場所があり、その上を運悪く歩いた友人が「かっぱり」(側溝にはまって靴が水浸しになること)をとったといったこともあった。
登校時に山脈を歩くと遅刻するため、路上をしっかり歩いていく。ところが、図にもあるように道路状況が若干斜めになっているため、時折滑って転んでしまうこともある。
豪雪になると、下校時によく橋から飛び降りたりもした。約10mはありそうな高さの橋から、川の中州に降り積もった雪に決心して飛び込む。その光景は今でもはっきりと覚えている。八木山ベニーランドにあったパイラットに似た感覚を体感でき、なぜか着地時には肛門が痛くなるのだ。のちに、この現場を誰かに目撃・通報されたためフライングは禁止されてしまった。
三月になると朝方の気温がぐっと冷え込むことで固雪状態となり、その上を歩いて集団登校したものだ。このショートカットで通学距離はかなり短縮された。
冬季の登下校は、スリル満点&楽しいこといっぱいだったと思う今日この頃。