昨日の報道ステーションで今年度に引退するプロ野球選手の特集をしていた。なじみのある選手だけに何か寂しいものがある。ただ、華々しく引退セレモニーまでしてもらえる選手というのはごく一部であり、野球人としては充実した野球人生だったのだろうと思う。
佐々岡真司
(浜田商業高校―NTT中国―広島)
570試合138勝153敗106S 1806奪三振 防御率3.58
チーム状況によって先発も抑えも引き受けたこともあり、200勝は達成できなかったものの、それ以上の活躍だった。広島との対戦で佐々岡が出てくると投手戦を覚悟したものだ。ファミスタ(ゲーム)にも佐々岡が登場していたことを考えると、長く広島を支えた人物。いつかは広島の監督になるかもしれない。本拠地での最終登板、広島の10-0リードで迎えた9回2死走者なしからの登板だった。打者は村田、高めのまっすぐをレフトスタンドに叩き込まれたものの、次打者の鈴木は三振。引退登板にはありえないホームランだったが、ホームランタイトルのかかっていた村田の心中もわからないでもない。引退試合終了後のセレモニーでファンに挨拶し、場内を一周。三塁側ダッグアウト前に残っていた村田が「申し訳ありませんでした」と頭を下げた映像が出た。「真剣勝負の結果。打たれて吹っ切れたよ。気持ち良かった」と笑顔で応えていた。顔にも人の良さが出ているが、いい人だ。引退後の進路は未定らしい。
関川浩一(桐蔭学園―駒澤大学―阪神―中日―楽天)
1129安打 24本塁打 324打点 最高打率330(99年)
91盗塁 702三振 生涯打率286
1997年のオフに行われた阪神(関川&久慈)と中日(大豊&矢野)のトレードで、中日にやってきた。1999年の星野竜の優勝立役者になった。最終打席となった打席も一塁ゴロで微妙なタイミング、ヘッドスライディングをみせる最後までも熱血ファイターだった。楽天戦を見に行った際には是非お目にかかりたい一人だ。
楽天一軍打撃コーチ補佐
石井貴(藤嶺藤沢高―三菱重工横浜―西武)
321試合68勝58敗13S 671奪三振 防御率3.78
レッドソックスの松坂が会見の際に、黒字に「ISHII」と書かれたTシャツを着ていた。先輩としての影響がよほど強いのだろう。本拠地最終戦の日本ハム戦で9回に登板し、3球三振に退けた。試合後の引退セレモニーでの「もう肩は上がりません」と涙ながらの映像が最後に使われていた。
西武ライオンズ二軍投手コーチ
次回は「鈴木健」と「田中幸雄」、「古田敦也」を予定。
佐々岡真司
(浜田商業高校―NTT中国―広島)
570試合138勝153敗106S 1806奪三振 防御率3.58
チーム状況によって先発も抑えも引き受けたこともあり、200勝は達成できなかったものの、それ以上の活躍だった。広島との対戦で佐々岡が出てくると投手戦を覚悟したものだ。ファミスタ(ゲーム)にも佐々岡が登場していたことを考えると、長く広島を支えた人物。いつかは広島の監督になるかもしれない。本拠地での最終登板、広島の10-0リードで迎えた9回2死走者なしからの登板だった。打者は村田、高めのまっすぐをレフトスタンドに叩き込まれたものの、次打者の鈴木は三振。引退登板にはありえないホームランだったが、ホームランタイトルのかかっていた村田の心中もわからないでもない。引退試合終了後のセレモニーでファンに挨拶し、場内を一周。三塁側ダッグアウト前に残っていた村田が「申し訳ありませんでした」と頭を下げた映像が出た。「真剣勝負の結果。打たれて吹っ切れたよ。気持ち良かった」と笑顔で応えていた。顔にも人の良さが出ているが、いい人だ。引退後の進路は未定らしい。
関川浩一(桐蔭学園―駒澤大学―阪神―中日―楽天)
1129安打 24本塁打 324打点 最高打率330(99年)
91盗塁 702三振 生涯打率286
1997年のオフに行われた阪神(関川&久慈)と中日(大豊&矢野)のトレードで、中日にやってきた。1999年の星野竜の優勝立役者になった。最終打席となった打席も一塁ゴロで微妙なタイミング、ヘッドスライディングをみせる最後までも熱血ファイターだった。楽天戦を見に行った際には是非お目にかかりたい一人だ。
楽天一軍打撃コーチ補佐
石井貴(藤嶺藤沢高―三菱重工横浜―西武)
321試合68勝58敗13S 671奪三振 防御率3.78
レッドソックスの松坂が会見の際に、黒字に「ISHII」と書かれたTシャツを着ていた。先輩としての影響がよほど強いのだろう。本拠地最終戦の日本ハム戦で9回に登板し、3球三振に退けた。試合後の引退セレモニーでの「もう肩は上がりません」と涙ながらの映像が最後に使われていた。
西武ライオンズ二軍投手コーチ
次回は「鈴木健」と「田中幸雄」、「古田敦也」を予定。