ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

お詫びは載せられたけれど・・同性愛嫌悪の日本財団会長

2009-01-25 04:12:49 | Weblog
笹川陽平氏のブログ記事で、同性愛嫌悪の記事によるコメントの数々に対し
「お詫び」が別記事で立ち上がっています。
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/1755

火に油をそそいだ「同性愛は身の毛もよだつ・・」発言は
お詫びによれば本人による投稿ではないと説明されています。

本当かどうか分かりません。文面が本人の表現に似ていたこともあり
問題の記事の嫌悪感がより明確になったので騒ぎを広げていました。

その投稿が本人のものでないにしても、本文自体の表現が
同性愛に対する社会的認知が進んでいる事実を紹介したもの・・
とは思えないから騒ぎとなったのです。

多くの反論コメントにより、本人のお詫びへとつながったのは
とりあえず良いことでしたが、これで終われるか?というと
そういうわけには・・到底

はじまりとなったこの記事に書かれてある表現は
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/1734
お詫びにさらっと書かれて納得できるものでは到底無いのです。

今後、同性愛者らとの面談を実現してもらい、交流しながら意識を深めて欲しいし
今後の活動によって、性的少数者ほか様々な人権の問題への支援をして欲しい

もし笹川さんが自分たちと話を持つことができ、意識が変わって
そのことを彼の言葉で発言してくれたら・・
これはまた大きな味方になっていったりしてね!妄想だけど(笑)

でも俺はあながち夢と思ってないんよ
世の中が同性愛者と異性愛者に別れて理解しあうことはありえない・・
なんて未来を理想にしたくないじゃん~!! 人って変わるから

そしてなにより思うことは、今回のことはネット上のやりとりだけで
終わるべきことではないのだと思います。

笹川氏のような立場ある方が、このような発言をしたことで起こった出来事を
マスコミで取り上げてもらいたいと思います。

立ち上がる隠れた当事者たち・・みたいな記事を書いてもらえないかなあ。

ネットの当事者たちの怒り心頭したコメントのやりとりだけでなく
もっと世の中で議論されるべきことだなって思います。

社会で話し合うためのきっかけにしていかねば
ただの言い合いで終わってしまうもんね!

多くの方が書き込んだコメントを読んで、勇気を与えられる部分も多かったですね。
これはどうだろう・・という書き込みに考えさせられることも多かったと思います。

日常生活で、当事者がいないと思って今回のような発言をする人に出くわすって
ことはありますよね。そのときに今回と同じような意見ができるか・・

そういうことが到底出来そうに無いと思うだけに
今回のように反論できるチャンスではしておきたいし
社会にもこのことを知らせておかねばと思うのです。

さあ、どうできるか!!
コメント
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