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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

Beowulf (14)

2008-05-22 22:40:52 | Tolkienその他関連本
さて,ここから,ドラゴンのお話です。
その後,戦争があってHygelac王は倒れ,王になったBeowulfは50年,平和に国を治めてました。

ふと,Beowulf,いくつなんだい?とツッコム私です。(笑)どうもこの文だと,Hygelacはすぐに亡くなったようではないので,現在のBeowulfの年齢って,

Grendelとの戦い+50+α

なんですよね。いくら昔の人は早熟だって,Grendelやそのママと戦うほどの戦士になるには,少なくても18才位でしょう。

。。。て事は,この時Beowulfは,少なくも70才位なんですね。もっとも,LOTRの事例があるように,昔の偉い人は,年を取っても衰えず,普通の人の何倍も長生きできるのかもしれません(笑)

‥‥きっかけは,誰かがドラゴンの秘密の通路に入って,宝物庫から,宝石付きのゴブレットを盗んだ事からだそうです。それを知ったドラゴンは激怒し,周りの人々の知る事となったそうです。

(ここまで読んで,トールキンファンとしては,え?本当?と思って読み返したりしたもんで,時間がかかってしまいました。(笑)いや~そろそろ,ホビット読まなきゃ。(爆))

元々宝物庫は,遠い昔,ある滅び行く種族の最後の生き残りが,置いて行った宝だったのだそうです。

怒ったドラゴンは,カップを探し,揚句に炎を繰り出します。町はことごとく燃えて,Geatにも被害が及びました。何とBeowulfの自宅が燃えてしまったんですね。

Beowulfは,王になったいきさつを思い出しております。Hygelac王が殺された後,彼は息子のHeardredのカウンセラーとして働いていたのですが,スウェーデンからの刺客に殺されてしまい(何かHeardredという名前を聞いた途端,そんな事になりそな予感が。。(^^;))その後王になるよう頼まれたのだとか。。

でも,もちろんBeowulfは,お世話になって王の息子の敵討ちも果たしました。こうして,彼はどんな恐ろしい事も克服して生き残ってきたわけですが,ついに,その日がやってきます。


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