The Angel of Death (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,261(税込) 発売日:1991-12-05 |
コーベットはその後3日間ド・モンフォールの財産チェック。(当時銀行あったのね) なかなかの額にびっくり(笑)ですが,中でもキャットホール屋敷とアビゲイルの宿にはたっぷりお金をかけていた模様です。彼はキャットホール屋敷に何があるのか気になりますが,天候とか,道中の治安が良くない事を考慮し,今はとりあえず手紙で地元の取締官にでも問い合わせる事にします。
#ははあ,その辺りが個人の財産を全て寄付するドミニク派修道士探偵を生む伏線になっているのでしょうか。
その頃ラナルフは,商家の奥さんを追いかけ回して,旦那に見つかって逃げ帰ってきたりとか。。(爆)
コーベットは,まず当日の皆の服装チェック。
そして,杯の回った順を改めてチェック。ド・イヴデン→プランプトン→ド・ルース→ブラスケット→ド・ルース→プランプトン→ド・モンフォール,なのだそう。そしてEvedenは飲んでない。。しかし本人談ですから,どの位信憑性があるんだか。プランプトンが毒を入れられる可能性も高いですが,それ以上に立ち位置の関係上,ド・イヴデンはもっと怪しい。。
翌朝,疲れて朝寝していたコーベットの自宅に突然ノックの音。ドアを開けると,あたかも馳男さんのような迫力(笑)の男が立ってます。すわっ暗殺者かと慌てかけたコーベットですが,男はエセックスの取締官の遣いジョン・エンダービーと名乗ります。封印付きの取締官の手紙に,使者であるエンダービー自身が情報を語るとありました。(そうか,暗号メールも書類書留もない時代は,こうやって秘密情報を伝えたのね)
キャットホールには執事トマスがのどを切られ,妻のキャサリンはごろつきフィッツウォレンと仲間達に何度もレイプされ半狂乱状態で発見。キャサリンによれば,家主ド・モンフォールは,フィッツウォレンが旅人等から巻き上げたお宝をロンドンで売る商売をしていたそう。ド・モンフォールが殺された日,トマスはビジネスのお手伝いにロンドンに出ていたが,その事件で完了できず,すごすご手ぶらで帰って,悲劇に見舞われたというわけ。
さて,コーベットは,ラナルフにエンダービー氏の宿を手配するよう頼んで,部屋で事件についてまとめていると,またドンドン叩く音。今度は何かと思えば,目の下にあざを作ったラナルフ。そして彼の腕には赤ん坊。彼自身の子でございます。確か2巻で結婚したと聞いていたけど,相変わらず女遊びが激しいので,ホントに結婚してたんだっけ?と疑い始めた所(^^;)でした。家で待ってた家族にヤラレタ(笑)そうです。
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