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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

6巻既読前提の Harry Potter and the Order of the Phoenix (18)

2007-05-30 00:57:52 | ハリポタ5巻
前の章までの,楽しい名シーンの羅列が終り,ついに怒涛のクライマックス突入です。

Chapter 31: OWLs
前回の記事はこちらこちらこちら

ハリーとハーマイオニーは,試合に勝って嬉しいロンに,なかなかGrawpの事を切り出せないですねぇ~。(笑) 試験の為に皆がおかしな準備をしている場面も楽しいです。でも,シリアスな場面が迫っております;(汗)

ハリーの試験は,6巻で結果出ますが,ほぼ彼が考えていた通りの結果になりましたね。DADAは文句なしの「O」,ちょっとミスったかの魔法薬学は「E」,などなど。でもハリーはなかなか優秀ですね。15才って男の子は女の子に比べて,まだまだ勉強のできにくい年代ですが,そういう意味でも,よくできていると思いますよ。

しかし,天文学の試験の時間に「事件発生」何度聞いても,多分1巻~6巻までの中で,私としては1番腹の立つシーンです。まずは,試験監督Tofty先生に既に腹立ちますね。いくら試験中だからって,生徒の安全を守るのが試験監督の第一の使命では? 1つ間違えたら,誰かの命が奪われたって不思議でないほどの大立ち回りですよ。一刻も早く生徒を安全な場所へ避難させなければいけません。か~~~~~~っつ!
そしてもちろん,蛙と取り巻きのオーラー達も,‥喝なんかじゃ済みません。さっきも言いましたが,大事な試験中ですよ。仮にも校長の立場にある人が,こんな騒ぎを起こすんて。しかも魔法を使えないハグリッドに何て事するんでしょ。杖を構えてないマクゴナゴル先生に失神の呪文も超反則です。ホントに蛙時代がさっさと終わってくれて,よかったですね。

で,試験の終りにハリーにさらなる試練がっ。ヴォルデモートはそれまでタダで見せてくれた彼の頭の中を「細工」,シリウスの,ビジョンって言うんでしょうかね? を使って,ハリーをおびき寄せる作戦。。。


Chapter 32: Out of the Fire
前回の記事はこちら

この場面で,ハリーの見た夢を,シリウスが出るはずがない,おかしいと言うハーはエライ。
シリウス救出作戦は,ムダに終わったと見る向きもありますが,もしここで蛙がハリーや仲間達を捕まえなかったら,ケンタウロスの「蛙祭り」はなかったわけで,既にファッジ氏を凌駕するパワーを持っていた蛙は,たとえファッジ氏が更迭されてもホグワーツに残ったかもしれません。そしたら,ナメちゃんを採用する事ができず,次の巻の「分霊箱捜索大作戦」もなかったでしょうし,もし魔法省での戦いがなかったら,今でもデス・イーター達は大手を振って歩いていたでしょうし,マルフォイ氏はますます魔法省を利用している事でしょう。それが敵わなかった所,ヴォルデモートの命運もここまでなんだな,と,感じます。


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