ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ROTK読書:my heart tells me

2004-08-25 00:37:54 | Tolkien・LOTR
The War of the Ring : Chapter 3: The Muster of Rohan続き
ローハンの騎士の一行と一緒に馬鍬砦に向かうメリー。(映画ではアラゴルン,レゴラス,ギムリも一緒でした)一行を出迎えるエオウィンが鎧姿なのが,いかにも本当に王の名代で人々を守っていたっぽくて,よいです。セオデンが全然驚かない所を見ると,彼女はしばしばこういう格好をしていたようですね。彼は,エオウィンにも「わが娘よ」と話しかけるんですね。兄妹は我が子同然。
セオデンは,アラゴルンの行き先を確認してこう言います。が,あたかも彼自身の運命も知っているようです。
my heart tells me that I shall not see him again.

ところでこのセリフ,映画ではアラゴルンとガンダルフが,フロドはどうしているんだろう?と言っている時のものに似てますね。ここからヒントを得たのかな?

その夜メリーは思い切って死者の道について王家の面々に尋ねます。で,メリーに,と言うより,読者に死者の道情報がもたらされます。ローハンの王家には,昔バルドールという王子様がここに入ったきり帰って来なかったという悲しい思い出があります。アラゴルン達が洞窟の中で見たのは,果たしてその彼だったのでしょうか。。不思議なお爺さんがバルドールとお父さんのブレゴに語ったという話が,映画では死者の王のセリフになっていますね。
The way is shut. It was made by those who are Dead, and the Dead keep it, until the time comes. The way is shut.


さて気を取り直して,ここで,映画には出てこなかった名シーン登場です。お姉さん,赤い矢ですよ~!(意味不明(笑))デネソールの使者ヒアゴン登場。
映画で,セオデンがエドラスの景色をしっかり心に刻むような目で見ながら決意を込めた表情で心の中でつぶやくあのセリフは,原作のヒアゴンのこのセリフを元にしたんですね。
For it is before the walls of Minas Tirith that the doom of our time will be decided.


Rev 8/25 人名などの表記が英語のまんま(汗)だったのを修正しました。ヤバイな~,みんなに見られちゃったかな?(爆)

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