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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

LOTR原書はどの位難しいか2

2004-08-25 00:53:49 | Tolkien・その他
前にもちらっとこの件に触れましたが,もうちょっと詳しくお話します。

ネイティブにとっても難しいと言われるLOTRですが,実は,セリフ以外の本文は意外と素直で読みやすいです。関係代名詞や倒置を駆使して複雑にされている‥,なんてこともほとんどありません。専門用語以外の一般のボキャブラリに関しては,特定の章で特定の用語(山用語,森用語)について,知らない言葉がドロドロ出てくる事はありますが,概してハリーポッターなどと同レベルと言えるでしょう。

しかし,LOTRの原書の難しい所は,人名地名などの専門用語。ハリポタもキツイですがLOTRはもっとキツイ。(汗)地図は必携です。リファレンスもあった方がいいですが,話を知らない人はネタバレ注意です。とにかく大学の先生が書いた本なので,参考書前提?(笑)みたいです。翻訳版を読んでいると多少楽かもしれないですが,日本語と英語と全然似ても似つかない用語が多いので要注意です。(例:oliphaunt-じゅう,Dunharrow-馬鍬砦,など)実は私は日本語訳を結構知らなくて,今も追補編最後のリファレンス片手に書いてます(笑)

次に困るのは,キャラクタによって全然違う言葉遣いです。
概して偉い人ほど,年取った人ほど難しい言葉を使う傾向にあります。ヒドイ人は話言葉なのに倒置します。1番親しみ易くて入り易いのは,フロド,メリー,ピピン,ビルボの話し言葉でしょう。同じホビットでも慣れないとサムやとっつぁんの言葉は結構キツイです。ゴラムの癖は強烈ですが,決まった事しか言わないのでパターンを掴めば意外と楽です。映画ではほとんど現代風にアレンジされていますが,エルフのお偉いさん方や,ローハン王家や,ゴンドール執政家の人達の話し言葉は原書ではかなり難しいです。またガンダルフは相手により,アラゴルンは立場の変化により言葉遣いが変化してくるので,意外と曲者です。(笑)

でも,会話を理解する事ができれば,本の面白さ倍増する事請け合いです。ちなみに会話がキモなシーンと言えば,エルロンドの会議,ロスロリアンのケレボルンとガラドリエルのお言葉,ギムリとエオメルの??対決,ガンダルフとサルマンのオルサンク対決,サムとゴラムのうさぎシチュー対決,ヘンネス・アンヌーン互いにわかり合えた対決,ガンダルフとデネソールの因業爺対決(笑)等々。

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2 コメント

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はじめまして (ぷこ)
2004-08-25 22:23:09
今日ハリポタのことを書いたので、検索してこちらを見つけました。

私も英語勉強中で、ハリポタの原書を読んでるところで、そのうち、指輪物語も読もうと思ってたので、同じようなことを考えている方がいらっしゃってうれしくなってます。

ブログにはあまり書いてないんですが、結構読むのすきです。

(LOTRって略するんですね)
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こんにちは~! (える(管理人))
2004-08-25 23:40:09
ぷこさんこんにちは!

ハリポタを読まれるんですか,実は私も最初はハリポタから入りました。ハリポタにしても指輪物語にしても,細かい所にとてもこだわっていて,できれば2回(またはそれ以上(笑))読むと,前には見えなかった伏線が一杯見えてきて,ますます面白いです。

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