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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Nightingale Gallery : Chapter 3

2007-03-29 02:24:08 | Athelstan・Doherty
Athelstanはべろんべろんに酔っ払ったCranston卿を自宅に送り,ついでにお泊り。curfewという単語がちらついていて,夜間外出禁止の意味なのか,単なる夕方の鐘の意味かどちらか定かではありませんが,この時代は武装した騎士でも夜は危なそうだし,お泊りは正解っぽいですね。

しかし翌朝,今度はロンドン橋でまた事件!

9巻でも会った,ロンドン橋の管理者の小さなオジサン(お兄さんかな。)Robert Burdonさんにまた会いました。彼の事は名前でなくmannikinと言ってますね。古語でドワーフとか一寸法師の意味。誇り高くてCranston卿に挑戦的。指をベルトに突っ込んで仁王立ちの臨戦体勢,な所は,誰かさんを彷彿とさせます。(笑) 彼「警官」なんですよね。

当時ロンドン橋には、罪人の首をさらしていた(こわい風景ですね)そうですが、mannikinさんはそういう人達の首の髪の毛を解かし、ビオラを聴かせていたそうです。優しい人ですね。

第2の事件の様子は物語の性格上ここには書きませんが,
生首並ぶ当時のロンドン橋の風景ってすさまじそうです。それと街中の汚さ。腐った食べ物やら動物の死骸やら汚物やら。。。最近ある映画(私は結局観ませんでしたが)で,中世ではなく近世のパリが描かれていたそうですが,14世紀のロンドンと,全く状況は変ってなさそうで,汚い所をなるべく足を汚さずに歩く為にハイヒールが考案されたとか,トイレは異常に少なくて,皆そこいらで用を足していたとか。。。

う~~む,何かこういう所から,日本人と西洋人の,清潔観念の違いが出てきたような気もしますね。昔の偉い人が使ったトイレって見た事がありますが,清潔な畳の間に‥でしたよ。肥やしに使うという発想はあっても,人に投げて遊ぶ(汗)ってのはありませんよねー。

という事で,
最初の被害者宅を再訪問の2人です。


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