ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-XII:The Last Debate (1)

2006-12-26 20:53:00 | Tolkien・HoME
最近は,章と章の境目を1日でやってしまう事が多いですが,今日も。。。
この所,短い章が続いておりましたが,この章,久しぶりに長いです。

まず,死者の道の話です。どこに入れるか問題だったようですが,とりあえず「ミナス・ティリスの勝利の祝賀会の席で」という予定だったようですが,ミナス・ティリスの勝利の祝賀会,というと,最終的な勝利? それとも,正式版ではそういうシーンはありませんが,療病院のシーンの直後位に予定されていたのでしょうかね?

まずは現在形で,メモっぽく書かれております。
<メモ>
アラゴルンは3/8の朝に,死者の道へ。彼らはブレゴの息子Bealdorの甲冑姿の骸骨を見る。(おっと,正式版にははっきりと書かれてなかったので,想像していただけだったのですが,やっぱ行方不明になった王子様だったのですね。(汗))

その日の夕方,黒根谷,そしてエレヒの石へ。これは黒い石で,言い伝えによれば,ヌメノールから運ばれ,イシルドゥア,アナリオンと,山の王との出会いの印との事。彼はエレンディルの息子達への忠誠と,未来永劫助ける事を誓ったのだそう。例え死んでも。石は壁で囲んで閉じられ,傍に塔が建てられ,パランティアが置かれました。そこには,長い間生きた人は来ませんでしたが,「死の王が出る」という恐ろしい噂が立っていました。(続く)
</メモ>

あ"っ! だから予言の詩に,「塔」という言葉が出てくるのね,一体どこの塔かと思っていたんですよ! しかしここには裏切り者という言葉はまだ出ていませんね。

HoME8 3-XI:The Houses of Healing (5)

2006-12-26 20:48:03 | Tolkien・HoME
次はピピンとBerithilの会話が変ってきます。

<下書き>
「見て,見て,Berithil! 殿は狂った物ばかり観ていたんじゃなかったんだ。殿がおっしゃっていた船が来るよ。一体誰だろう?」
「あ~~! 殿が絶望されたのがわかったぞ。あの船は知っている,ウンバールからのものだ。」
そして兵達は絶望にかられて騒いでいました。「海賊船(Corsairs of Umbar)!」
ピピンがっかりです。せっかく朝希望の角笛を聞いたのに。「ガンダルフはどこへ行ったんだろう? ‥アラゴルンは? 彼はどこ? ロヒアリムと一緒に来ると思っていたのに,そうではなかったし。‥Berithil,何かの間違いではないの? もしやアラゴルンが,折れたる剣を持って,やってきたのでは?」
「だとしたら,敵の船に乗ってきたという事か。」とBerithil。
</下書き>

この版でもガンダルフは,一旦療病院を出て,どこかに行っているのですが,アラゴルンが都に入っても戻ってなかったそうで,その理由も説明されてなかったそうです。

で,次の版で,ようやく,ガンダルフが出て行くのは,ヨーレスの名セリフ,王様の手は癒しの手,を聞いて,王が都に到着しているらしいから,と,言って出て行く事になります。

章の最後,the Warden of the Houses of Healing(後にエオウィンをファラミアの所へ案内する人ですね!)が,ガンダルフに「とても強い種族がいるものですね!」と言うと,ガンダルフは「強さ以上のものじゃよ。」

Run!Run!Run!