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ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

BBC版LOTR:Ferthu Theoden Hal!

2004-09-22 22:56:44 | Tolkien・その他
この頃ハリポタCDが長くて,BBCの方を前どこまで聴いたか忘れてしまいました。(汗)
いつの間にか,ガンダルフ復活シーンに来てしまいました。(汗)アラゴルン,レゴラス,ギムリの前に現れるガンダルフ,ボケなのか,お茶目なのか,とにかくかわいいです。そしてエドラスの黄金館,このドラマのセオデンの声はとても威厳があって素敵ですが,たまにサルマンと間違えてしまいます。(サルマンは若々しい声なんですよね)先程ボケ飛ばしていたガンダルフ,今度は威厳のある声で,グリマを廃し,セオデンの尊厳を取り戻すんですね。
ところで,
Arise, arise, Riders of Theoden!
はROTKじゃなかったけ? そうかBBC版も短縮だけじゃなくて,改変もありなんだな‥‥。

BBC版LOTR:Three hunters!

2004-09-16 23:23:57 | Tolkien・その他
今日はFOTRのクライマックスの所を聞きました。おりもおり,昼間はROTKの原書でサムがキリス・ウンゴルの塔でフロドを助ける所を読んでいたのですが,フロドから指輪を取り上げようとして我に返ったボロミアと,サムに指輪の事で暴言を吐いて我に返ったフロドと,ほとんど同じ事を言っていたんで,びっくりしました。(この下もしくはこちら

フロドがいないと聞いて,後先も考えずに飛び出すメリーとピピンがおバカっぽくてかわいい(メリーはおバカではありませんが(汗))ですが,この後彼らは指輪棄却以降まで会えないんですよね。

倒れているボロミアを見て話しかけるアラゴルンがすんごく優しい声。ふと気がつくと,ギムリは映画よりかなり知的に喋っているし,レゴラスはかなり難しい喋り方しているんですね。ここで彼らがまず西に向かった理由は,単にメリー,ピピンの為だけでなく,サルマンをなんとかしなくては,という意図もあったんですね。

アラゴルン,レゴラス,ギムリが,「Three hunters!」って雄叫びをあげる所,しょぼい(どう考えたって3人じゃしょぼいよね)けど,気に入りました。

次の本

2004-09-16 08:17:27 | Tolkien・その他

まだちょっと気が早いけど,ROTKの次に読むTolkien本はHOME(The History of Middle-earth)にしようと思います。邦訳が出てないので,間違えたら間違えっぱなしの暴走しまくりになりそうですが(笑)
写真左から‥‥

    The Return of the Shadow
    The Treason of Isengard
    The War of the Ring
    The Sauron Defeated
    The Peoples of Middle-Earth

です。(我ながらよくこの写真並べたもんだ(爆))

ただ本館の都合で,多分ROTKの後に1冊別の本を読まなくてはならないと思いますので,この企画,いつ始まるかは未定です。(汗)

BBC版LOTR:Gandalf

2004-09-14 22:43:04 | Tolkien・その他
映画のサー・イアン・マッケランのガンダルフも素晴らしいですが,BBC版のサー・マイケル・ホーダンという人のガンダルフも本物のガンダルフっぽくて素晴らしいです。声もさる事ながら,写真を見ても,髪や鬚が長いというわけでもないのに,不思議とまんまガンダルフじゃん!って感じ。きっと実写にしてもこの人なら演じられたでしょうね。
多分,ガンダルフに関しては,この先映画がいくらリメークされたとしても,「この人じゃなきゃダメ」というような決定的な人って出てこないのでしょうね。むしろ,この人もよいし,あの人もよい,というのが,永遠に続きそうです。ガンダルフって案外,そんなに特殊な存在ではなく,身近にいるのかもね。

BBC版のケレボルンとガラドリエル,素敵ですね。特にガラドリエルは映画版と全然声のイメージが違うのですが,威厳はちゃんと保っているのに,優しさが溢れてます。声を聞いているだけでこの人は偉い人とはっきりわかり,英語にもちゃんと上下関係はあるんだなあと納得しました。

ところで,サムは原作では家に帰ってから蒔けるようにと木の種をもらっていますが,今回CDを聴いててやっとその意味がわかりました。ガラドリエルは,「あの事件」を予知,というか,サムが水鏡で見たものをわかっていたんですね。(って,今頃そんな事がわかるのはマヌケかもしれませんが(汗))

‥いつの間にか,パルス・ガレンに到着しました。

BBC版LOTR:原作に忠実かな?

2004-09-12 00:46:42 | Tolkien・その他
すみません,今まですっかり表記忘れていましたが,***ネタバレありです***なのでご了承下さいな。

今日は裂け谷でのエルロンドの会議の模様から,モリアに入るまでの辺りを聴きました。BBC版のエルフ達の声って全般に言えるのですが,映画版と全然雰囲気が違います。アラゴルンたら,映画版アラゴルンよりずっとワイルドで(笑),ボロミアに大してもかなり態度が大きかった事が,こうやって聴くとよくわかりますね。
モリアの近くで,映画には出てこなかった,旅の仲間が狼に襲われるシーンが出てきて,ちょっと得した気分です。原書読んでると雰囲気がよくわからなかったので。。
そう言えば,モリアの西門の所では,原作通りガンダルフが呪文を解くきっかけを作るのはメリーなんですね。

BBC版LOTR:BBC版アラゴルン

2004-09-11 00:03:48 | Tolkien・その他
BBC版アラゴルンは,映画アラゴルンとはアクセントも違いますが,もうちょっと不敵で曲者っぽく,何十年も荒野で生きてきた荒くれ者って感じがよく出ていますね。比べてしまうと,映画アラゴルンはおとなしめのいい子な感じに見えてしまいます。

ところで,余談ですが,このアラゴルン役の俳優さん(Sir Robert Stephens)は,残念ながら亡くなられてしまいましたが,ハリポタシリーズで,凛とした姿が印象的なマクゴナゴル先生を演じるマギー・スミスさんと結婚していた事があるんですね。すると私はどーもいつもハリポタ4巻22章での,クリスマス・パーティ(the Yule ball)について生徒にお話するマクゴナゴル先生のこのセリフ
The Yule ball is of course a chance for us to - er - let our hair down.

に,へ?(いつもきっちり固く髪を束ねている)マクゴナゴル先生もそんな事あるの?,と,反応する生徒達,を思い出してしまいますだ。(笑)
ちなみに,以前ある方に教えて頂いた,こちらのCastの項から彼の写真を探す事ができます。アラゴルンというよりは,シャーロック・ホームズですね。へーこれがマクゴナゴル先生を"hair down"させた男か(!)なかなか雰囲気のある俳優さんでした。

LOTR原書はどの位難しいか2

2004-08-25 00:53:49 | Tolkien・その他
前にもちらっとこの件に触れましたが,もうちょっと詳しくお話します。

ネイティブにとっても難しいと言われるLOTRですが,実は,セリフ以外の本文は意外と素直で読みやすいです。関係代名詞や倒置を駆使して複雑にされている‥,なんてこともほとんどありません。専門用語以外の一般のボキャブラリに関しては,特定の章で特定の用語(山用語,森用語)について,知らない言葉がドロドロ出てくる事はありますが,概してハリーポッターなどと同レベルと言えるでしょう。

しかし,LOTRの原書の難しい所は,人名地名などの専門用語。ハリポタもキツイですがLOTRはもっとキツイ。(汗)地図は必携です。リファレンスもあった方がいいですが,話を知らない人はネタバレ注意です。とにかく大学の先生が書いた本なので,参考書前提?(笑)みたいです。翻訳版を読んでいると多少楽かもしれないですが,日本語と英語と全然似ても似つかない用語が多いので要注意です。(例:oliphaunt-じゅう,Dunharrow-馬鍬砦,など)実は私は日本語訳を結構知らなくて,今も追補編最後のリファレンス片手に書いてます(笑)

次に困るのは,キャラクタによって全然違う言葉遣いです。
概して偉い人ほど,年取った人ほど難しい言葉を使う傾向にあります。ヒドイ人は話言葉なのに倒置します。1番親しみ易くて入り易いのは,フロド,メリー,ピピン,ビルボの話し言葉でしょう。同じホビットでも慣れないとサムやとっつぁんの言葉は結構キツイです。ゴラムの癖は強烈ですが,決まった事しか言わないのでパターンを掴めば意外と楽です。映画ではほとんど現代風にアレンジされていますが,エルフのお偉いさん方や,ローハン王家や,ゴンドール執政家の人達の話し言葉は原書ではかなり難しいです。またガンダルフは相手により,アラゴルンは立場の変化により言葉遣いが変化してくるので,意外と曲者です。(笑)

でも,会話を理解する事ができれば,本の面白さ倍増する事請け合いです。ちなみに会話がキモなシーンと言えば,エルロンドの会議,ロスロリアンのケレボルンとガラドリエルのお言葉,ギムリとエオメルの??対決,ガンダルフとサルマンのオルサンク対決,サムとゴラムのうさぎシチュー対決,ヘンネス・アンヌーン互いにわかり合えた対決,ガンダルフとデネソールの因業爺対決(笑)等々。

The Hobbit「ホビットの冒険」が映画化されるなら

2004-08-19 22:48:46 | Tolkien・その他
イライジャ・ウッドはビルボ・バギンスの役をやる気はないよと言ってますが,イアン・ホルムはやってもいいよ~と言っているらしいという噂を最近聴きました。前から「ホビットの冒険」のビルボは(特にBBC版LOTRのオヤジフロドを聴いて以来(笑)),ぜひオヤジで,と思っていたので,それは嬉しいです。ただ,もし本当にやるなら,イアン・ホルムがあまり年を取り過ぎないうちに実現して欲しいですね。袋小路屋敷をペタペタ走り回ったり,木登りもやって欲しいよ。(彼は1931年生まれ)

でも,「ホビットの冒険」って全然色気のない話なんで,映画化するのはいいけど,変な色気話を入れられたりしないか心配で。。。特に,○ーランド・○ルームにそっくりな太腿丸出しバルドに,○ーラ・○イトレイにそっくりな体中に入れ墨を入れた恋人がいて,2人で弓を引く,なんてまさかないよね~? そんな事される位だったら,10年ずらしてアラゴルンとアルウェンを引き合わせてくれた方がまだまし???

Run!Run!Run!