元気になる方法

昨日準備しておいた、甘夏でマーマレードを作りました。
空き瓶を煮沸消毒して、かごに伏せて乾燥させてからとりかかります。
私は、皮を前日に湯でこぼして、水に一晩つけておき、身を袋から出して煮ます。砂糖は、くだものの６０％ちょっとだけ甘さ控えめかな。

水は入っていないのに、砂糖をなじませると、面白いくらい水分が鍋にたまっていく。ジャムを煮るときは、その様子を見るのがめちゃめちゃ楽しい。
今日は、火を弱めてから２０分くらいから、とろみが出てきました。冷めるとかなり粘度が出てくるので、ちょうどいい状態を見極めて瓶に移すのですが、未熟者にはそれが見た目だけでは分かりません。
昔読んだ（アリスファーム）宇土巻子さんの本に、「冷凍庫で冷やしたお皿にのせてみる」と書いてあって、いつも何回かお皿にたらして決めます。その本が手元にないので、あんまりいい加減な事は言えませんが、冷たくなったお皿にゴムベラでちょこっとのせて、傾けたときに勢い良く流れなければＯＫ
綺麗な瓶の、口いっぱいまで流して、きっちりふたを閉めればけっこう持つそうです。


調子に乗ってパンも焼いたので、明日の朝ごはんは充実だーこれとヨーグルトとコーヒーがあれば、かなり良い感じです！
初めての宿に泊まるとき、私は朝ごはんがいちばん楽しみです。洋食ならパンやマフィン、いろんな種類のジャム、ヨーグルト、コーンフレーク。良いホテルだと、タルトとかプチフールが付いてたりする。それにコーヒーやジュース！！和食だと、白いご飯もしくはおかゆ、塩鮭におひたし、お味噌汁。温泉卵！
幸せなひとときで、ビュッフェ式の時はついつい、パンを吟味して１個でとどめ、おかゆも食べたりしてしまう。だって、豪華な晩御飯よりも朝ごはんの方がおいしかったりするし

昨日、寝る前に高山なおみさんの「日々ごはん」を読んでいたら、とっても良かったので少し引用させてもらいます。

　　そして、元気になるもうひとつの方法を、今日発見した。それは、自分の好きな人をひとりずつ思い　　　　浮かべ、じっくりとその人の良さを味わってゆくというもの。ひとり、またひとりと好きな人が心の中
　　に溜まっていって、どんどん体が温まってくる。そして最後は、その人たち全員に応援してもらってる
　つもりになるのです。とても勝手な試みだが、すごい強力だ。思い込みってすごい！


こんな風に考えられる、高山なおみさんがすごいと思う。本当に心から人を好きなのだろうし、それが揺らがないから、温まってくるんだろう。
私みたいにばかなひとは、「（自分を）好きな人が何人いるか」とか、「（自分が）好きだけど、その人は好きじゃないかも」とか、そうゆうふうに自分を量ってドツボにはまるのです。消極的で、こんなんじゃ勇気なんかわいてこない。
人を真っ直ぐに、胸を張って愛することができる時、とても強くて美しい人間になれるのかもな、なんてマジメに考えて寝ました。