サリンジャー

高山の家具工房へお邪魔してきました。
お店の看板もこちらにお願いする事にしたので、打ち合わせに（というか、板を決めに）。
もうすでにお願いしてあったテーブルは、かなり出来上がっていて、とっても素敵になりそう椅子や、看板の細かい部分も全て決めてきたので、もう後は出来上がりを待つのみ。楽しみです。
家具は、雉子舎（kijiya)さんという会社のものです。高山の本町にギャラリーがあります。
きちんとした木の板で、１から作る家具たちなので、確かに安い買い物、という訳には行かないけれどとっても素晴らしいです。それに、他の家具工房や、有名メーカーなんかと比べると、値段設定としては低めな気がします。本当は、全ての家具をここで！と言いたいところですが、今はそういうわけにもいかないので、お店が成功したら色々作っていただこうと思います

皆さんとっても親切な方ばかりなので、また甘えてゴチャゴチャと意味不明な注文をつけてしまい、後悔しながら家路に着きました。私がお客さんになりきれていないから、いけないのかなあ。



電車から撮った写真。

今日の行き帰りに、「ライ麦畑でつかまえて」（J.D.サリンジャー）を読み返しました。
１０年ぶりくらいでしたが、以前よりもずっと面白く感じられてびっくり。描かれている事が、すんなりと頭に入ってくるし、ホールデン君に対してすっごく好感を持っています。今。
大人であるために、嫌な事を受け入れたり、さざ波を立てないようにしがちだけれど（わたしがそうだ！）
そんなのは何かをすり減らしているだけで何も生み出さないぜ！という気分。
してしまった事や、過ぎ去った出来事についてガタガタ言うのも止めようと思います。
（ついさっき、何かを反省するような文章を書いた気も・・・）