Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

絶望的

2022-10-06 21:46:20 | ニュース
国葬儀なるものが強行され、あまりにもうんざりしてしまいブログを書く気持ちを無くしていました。
でも、一昨日、様々な世論調査で内閣支持率が低かったのを見たら、ひょっとすると私と似た感覚を持っている人は多いのかもしれない、と思いました。
1ヶ月くらい更新しなかったから誰も読まないかも知れませんが、ちょっと私の今の考えを書きます。
岸田首相は国会で、安倍さんの国葬儀について、国民に様々な考えがあるのは知っている、説明を尽くす。と言いました。
私は国葬の前も後も、説明されて理解できたことは無かったし、様々な意見がある場合、実施する前に話し合いをするべきでしょう。
それなのに、異論を挟む人をまるっきり無視をして葬儀を強行し、もっともらしい顔をして「反対の声は真摯に受け止める」受け止めたっきり何も返ってこないのでは、反対の声を聞いていないのと同じです。
最近の自民党政治はずっとそういうやり方をしてきました。反対の声を無視して強行する。強行した上で説明する、と嘯く。次第に反対するのに疲れてくる、というか、呆れてくる。私たちの声は届かないんだな、と無力感を抱かせる。
岸田首相は自民党政治を変える、と期待させて総理大臣になったはずでした。ですが、今や安倍さんや菅さんのやってきた事と全く変わりません。むしろ自民党の中でリーダーシップを取れていないという意味で、彼らよりまずいくらいです。
旧統一教会との関係を調べる「点検」とやらで、細田衆院議長という間違いなく統一教会とつながっている人を調べられない辺り、自民党の権力者を大切にしているのは明らか。
さらに、身辺によほど信頼できる人がいないのか、長男を秘書官するなんて、世も末です。
世襲政治から変わる気がない、と宣言するようなもんです。
私は今回の事では、安倍さんの葬儀を改めて実施したことに怒っているのではないです。何よりも手順が悪い、そして反対を無視したこと。そう、政治家は無視はしたらダメだと思うのです。
希望なんて風前の灯だけど、いま内閣支持率が低いのは、オリンピックの時よりはマシなのかも知れません。(あの時は反対から一転「開催して良かった」という声が多かった。)
いま変わらなくちゃ、日本は世界じゅうから呆れられます。今だって呆れられてるし、遅れを取っているけど、まだ文化的には魅力もある国です。
でも、今を逃したら、旅行者も留学生も、労働者だって来なくなる。
どうか新しい風が吹け、と声をあげて生きたいです。

たぶん、また近々書きます。
まだ言い足りない。







不安しかない

2022-09-11 06:12:10 | ニュース
平野啓一郎の「本心」を少し前に読みました。
私の世代が生んだ子どもが、大人になった頃の日本が描かれているのだけれど、悲しくなるくらいの格差、自然災害、高齢化。
もしこんな世界に住んでいたら、希望なんて抱けないと思うけれど、ひょっとしたら、この作品に描かれているよりもひどい未来しか、日本には残されていないかも。


岸田総理大臣は決断力と聞く力があるんだそうですが、一番力を発揮するべき時には、その力がなくなっているように見えます。

たぶん、今、自民党の悪い部分を明るみに出さなかったら、きっと日本は世界中から取り残された魅力の無い国になると思います。
この間、立憲民主党の泉さんから、旧統一教会と安倍さんのつながりを調べないのか、と聞かれたら「亡くなっているから、調べるにも限界がある」というような事を言っていました。
泉さんも「限界まで調べてないでしょ」と聞いたけど、またのらりくらり、答えずでした。
ここのところのニュースを見ていると、第二次安倍政権が生まれる前、自民党が下野していたあたりから、きっと旧統一教会に支援してもらった自民党の候補者がいたのは間違いないと思うのです。
旧統一教会の協力がもしなかったら?自民党はあれほど選挙に強かった?
(ほかにも日本会議とか、神道議員連盟とかあるけど、とりあえず)
安倍さんが旧統一教会とどんな付き合いをしていたか、それがキーなのだし、事務所ごとなくなった訳でもないのに「調べようがない」なんて、今後の政治を良いものにする気がないとしか思えなかったです。

安倍一強と言われていたあの時代が、もしかしたら宗教団体の力で下駄を履いていたのだとしたら、特定秘密保護法も、安保法案も通らなかったかもしれない。
モリカケだって起こらなかったかもしれない。
こんなバカみたいに借金まみれの国にはなっていなかったに違いない。

私は安倍さんの政治に、良かった所があるとは思えないけれど、まあ良かった所もあるのでしょう。
でも、こういう負の部分を調べないで、でかいお葬式を出して「残念な最期でした」みたいな幕引きにして良い案件ではないでしょう。

今からでも、岸田さんが「やっぱりもう一度調べる」と言って、自民党に被さっている重い蓋を外すことができたら、もしかしたら日本は良い方向に歩けるのかもしれません。
そうならなかったら、平野啓一郎が描いた未来よりも早く、重く苦しい世の中がやってくる気がしてなりません。

☝️念のため 言わずもがなですが、「本心」は、重く苦しいだけでなく、素晴らしい心に染みる小説です。未読の方、是非読んでみてください。


署名

2022-08-26 06:00:30 | 日記
ああ、国葬のことばっかりですみません。

このリンクから見られると思いますが、上野千鶴子さんが、change.orgで署名を始められました。
もちろん国葬の中止を求める署名です。


元統一教会と政治の関係について「調査は必要ない」と閣議決定したり、
国葬の費用を閣議決定したり、「半旗の掲揚は求めない」と閣議決定したり。
んじゃあ、国会いらんのでは?と思えるほど閣議決定って便利だったんですね。

「聞く力があります。」と胸を張っていた岸田総理が、ただ聞き流す事だけがうまく、後は問答無用の政治をし続けているのが本当に残念であり得ない!!と思っています。

「広島出身の総理大臣」らしいけど、蓋を開けたら、特に代わり映えはせず、核軍縮についても「核を使わないこと」を訴えるのみ。無くす努力をしないと危険だということが、今まさにロシアとウクライナで起こっているのに。





夏休みももう終わり。 店がないから夏休みが楽かと思いきや、小学生が二人になるとなかなか大変。バタバタとしている間に早8月も終わりです。



国葬には相変わらず反対です。

2022-07-30 05:42:48 | 日記


この間、家で藍の生葉染めをしました。
友人が送ってくれた藍の種が育ち、めでたく染ができました。

もしかすると、また葉が茂るみたいなので、次はハンカチなど実用的なものも染めたいです。



藍。こんな感じ。

世界平和統一家庭連合、旧統一教会と、政治家の結びつきが報道で明らかになってきています。
私はかつて統一教会が社会問題になったとき、子どもだったこともあり、統一教会という宗教団体のことを全く知らなかったです。
なので、いま、宗教右派と政治との結び付きを知ると、「え!アメリカの共和党と保守的な教会組織の繋がりに驚いている場合じゃないじゃん。」と衝撃をうけました。
日本のメディアは、海外の政治の怪しさについてはズケズケ言うくせに、自分の国の政治がこんなことになっているのに放置していたのだと思います。
旧統一教会と政治について、あんなにも詳しいジャーナリストの人がテレビで引っ張りだこだということは、あの方たちは、これまでは調べた事を大きな声で伝えられなかったんですよね。
実は、オウム真理教の事件のあと、統一教会を徹底的に調べる、という話が警察内にあったのに流れたのだ、という話もラジオで初めて聞きました。

安倍さんが殺されたことについて、犯人を擁護する気は全くないけれども、ただ、もっと早くに、旧統一教会について追及する動きがメディアや警察にあれば、犯人もあんな事件を起こさなくて済んだかも知れません。

非常に皮肉だと思うのは、旧統一教会について「突っ込ませなかった」権力は自民党などの保守勢力であるのに、その問題に向き合ってこなかったせいで、保守の顔だった安倍さんは殺されてしまった事です。

安倍さんを国葬で見送ることは、あの人のやった政治のまずさをうやむやにするのみならず、またしても政治と宗教の問題を「無かったこと」にしかねないと思います。
まず、安倍さんと旧統一教会にどんな関係があったのか、自民党などの議員がどれくらい旧統一教会と関わっているのか、きちんと調べて明らかにしてからじゃないと、恥ずかしい国葬になってしまうんじゃないか、とも思います。


国葬には絶対反対です。

2022-07-20 05:59:26 | 日記
義両親との関係性にしんどさを感じていて、頭の中がいっぱい過ぎて、blogすら書けないでいました。
私の興味や、好きな事にアンテナを伸ばすのを忘れそうになるほど疲れていました。その件はもし書ける日が来たら、書きます。


国葬です。国葬。
安倍晋三さんが突然殺されてしまった事件は恐ろしかったし、殺人は絶対に許せないです。
ですが、国葬なんてしてはいけません。
国葬、って国民全員で悼みましょうという話でしょう。
それは、非常に全体主義的だと思います。
安倍さんがやった政治で、まだ検証しなければならないこと、生きておられたら説明してもらいたかったこと、いくらでもあるでしょう。モリカケ桜は疑惑だらけです。
アベノミクスは、日本の経済を停滞させてはいないでしょうか。

確かに安倍さんは多くの国民に人気でしたし、外国の政治家とも親しかったかも知れない。人懐こく良い人だったのでしょう。
でも、人格が素晴らしい事と、仕事の内容は全く別です。

岸田総理大臣は、民主主義を守るために国葬、という謎の発表をしました。
安倍さんが選挙活動中に殺されたのは、選挙を壊すためではなく、「所持金が尽きかけていて、その前に成し遂げようと」襲ったのだ、と容疑者が言っているし、母親がのめり込んだ宗教に安倍さんが関わっているんだ、と思い込んでいて恨みが募ったからだ、と始めから話していましたよね。
それならば、極めて個人的な恨みから襲ったのだから、民主主義の危機ではありません。
昨日のNHKの世論調査では、国葬に賛成が四割強、反対が三割強でした。結構多くの国民が反対しているのに、閣議で国葬を決めてしまって、唐突に首相が発表するのは民主的ではない!と非常に腹が立ちます。

政治家が宗教と関わっている、と思い込まれて殺されたのかを何故なのか調べなくちゃいけないのに、そこには全く踏み込まずに国葬で話を終わらせようといているとすら感じます。
9月に国葬というニュースが先ほど流れました。
一体内閣は何を急いでいるのか。あなた達だけ、もしくは自民党の主催ですれば良いのではないか、と考えます。