(上2つ)クローズアップしたカラスノエンドウ(烏野豌豆)の花、紅紫色の蝶形花で野菜のエンドウの花にそっくりです。
2015年4月24日(土)、一関市狐禅寺のイオン一関店・体育館側入口前の道路から一関市総合体育館の裏側にある道路沿いに群生したカラスノエンドウ(烏野豌豆)が、紅紫色の花を沢山咲かせていました。
カラスノエンドウ(烏野豌豆) マメ科 ソラマメ属 Vicia angustifolia var.segetalis
豆果の莢(さや)が熟すと真っ黒になるのをカラス(烏)にたとえた名前。葉の先が矢筈状に凹んでいることから、「ヤハズノエンドウ」ともいう。野原や畑、道ばたなど、日当たりの良い所に普通に見られるつる性の1~2年草。葉は羽状複葉で、先端に3つに枝分かれした巻きひげがある。葉のつけ根の托葉には蜜腺があり、アリ(蟻)がよく蜜をなめに来る。小葉は4~8対。3~6月、葉のつけ根に紅紫色の蝶形花が1~3個ずつつく。花は長さ1.5㎝ほど。豆果は長さ3~5㎝で無毛で上を向く。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]