peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩野草会のカンアオイ(寒葵) 2015年3月28日(土)

2015年04月06日 | 植物図鑑

2015年3月28日(土)、千厩ショッピングモ-ル・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中[3/28(土)~3/29(日)]の千厩野草会(金野昌敏・会長)の「春の雪割草展」を見に行ってきました。雪割草が大部分でしたが、カンアオイ(寒葵)やショウジョウバカマ(猩々袴)ヘレボルス・オリエンタリス(クリスマスローズ)などその外の山野草も展示されていました。

 カンアオイ(寒葵) ウマノスズクサ科 アサルム(カンアオイ)属 Asarum nipponicum

アサルム(カンアオイ)属 Asarum :東アジア、北アメリカの温帯に約70種、やや湿った林床に生育する常緑または落葉性の多年草。山草として鉢物にされる。

カンアオイ(寒葵)A.nipponicum:関東地方南部から静岡、三重県朝熊山周辺に分布する常緑の多年草。茎は地上を這い、節間は短く、長い柄をつけた単葉を数枚つける。葉は卵状楕円形で基部は心臓形、表面には雲紋状などの斑が入る。花は暗紫色から緑紫色。萼片が基部で合着して顎筒となったもので釣鐘状、萼裂片は反り返る。ほかの種に、オナガカンアオイ A.minamitanianumや、オニカンアオイA.yakushimenseなどがある。栽培:有機質に富んだ砂質壌土に種子を取播きする。1~2年育苗後、日陰の適湿地に植える。花期:4~5月、10~11月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

 


一関市千厩野草会のヘレボルス・オリエンタリス/クリスマスローズ(その3) 2015年3月28日(土)

2015年04月06日 | 植物図鑑

2015年3月28日(土)、千厩ショッピングモ-ル・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中[3/28(土)~3/29(日)]の千厩野草会(金野昌敏・会長)の「春の雪割草展」を見に行ってきました。雪割草が大部分でしたが、ショウジョウバカマ(猩々袴)ヘレボルス・オリエンタリス(クリスマスローズ)などその外の山野草も展示されていました。

 


一関市千厩野草会のヘレボルス・オリエンタリス/クリスマスローズ  2015年3月28日(土)

2015年04月06日 | 植物図鑑

2015年3月28日(土)、千厩ショッピングモ-ル・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中[3/28(土)~3/29(日)]の千厩野草会(金野昌敏・会長)の「春の雪割草展」を見に行ってきました。雪割草が大部分でしたが、ショウジョウバカマ(猩々袴)ヘレボルス・オリエンタリス(クリスマスローズ)などその外の山野草も展示されていました。

 

 

 クリスマスローズとは:名前の由来 クリスマスローズは、キンポウゲ科(Ranunculaceae)ヘレボルス属(Helleborus)の宿根草です。丈夫で育てやすく耐寒性があり、花が少ない時期に開花するため、冬から早春に欠かすことのできない存在として人気が高まっています。

日本では、標準和名の「クリスマスローズ」が一般に普及していますが、語源の”Christmas rose”は原種の一つであるH・ニゲルだけを指す英名(ヘレボルスの英名は”Hellebore”)で、クリスマスの時期にバラのような花が咲き始めることに由来しています(実際にはクリスマスの後に開花することが多い)。欧米ではH・ニゲル以外の原種、交雑種を”Christmas rose”と呼ぶことはありません。

原種の一つであるH・オリエンタリスおよび交配種は、"Lenten rose"(日本では「レンテンローズ」)や”Lenthellebore"と呼ばれています。この名前は、キリスト教の復活祭(イースター)前の日曜日を除く40日間、つまり四旬節(レント)の期間である2月から4月に花が咲くことに由来しています。
 
無茎種の原種を交雑させた交配種(H.×hybridus)は、最も多く流通しているクリスマスローズですが、原種のH・オリエンタリス(H.orientalis)が主要な交配親として用いられていたため、以前は、"H.orientalis hybrids"(日本では「オリエンタリス・ハイブリッド」または単に「オリエンタリス」と呼ばれていました。この名前は現在、使用されていません。[NHK出版発行「別冊趣味の園芸・クリスマスローズのすべて」より]
 

一関市千厩野草会のクリスマスローズ  2015年3月28日(土)

2015年04月06日 | 植物図鑑

2015年3月28日(土)、千厩ショッピングモ-ル・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中[3/28(土)~3/29(日)]の千厩野草会(金野昌敏・会長)の「春の雪割草展」を見に行ってきました。雪割草が大部分でしたが、ショウジョウバカマ(猩々袴)クリスマスローズなどその外の山野草も展示されていました。

 クリスマスローズ キンポウゲ科 クリスマスローズ属 Helleborus niger

ヨーロッパ原産の多年草。花期は12~2月で、クリスマスの頃に開花するのでこの名がある。葉は根生し、掌状に切れ込む。茎は短く、直径5~6㎝の白い花を1~3個つける。日本でクリスマスローズより広く普及しているのはH.orientalisで、3~4月に開花することから、「春咲きクリスマスローズ」と呼ばれている。茎は高く伸びて枝分かれし、葉には鋭い鋸歯がある。花の色は暗紫紅色、白緑色などがある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]