peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町松川のヤマブキ(山吹) 2015年4月25日(土)

2015年04月26日 | 植物図鑑

2015年4月25日(土)、県道19号線(今泉街道)の一関市東山町松川字滝ノ沢平地先の「もしもしピット」の近くに生えているヤマブキ(山吹)が、鮮やかな黄色の花を沢山咲かせていました。この時期、そちこちで素晴らしい花を咲かせているヤマブキを見るのですが、車を停めて置く所がなくて写真が撮れませんでした。

 ヤマブキ(山吹)バラ科 ヤマブキ属 Kerria japonica

 枝垂れた枝が風に靡く姿から、古くは「山振」の字を当て、これが山吹になったという説がある。山地に生える落葉低木。庭や公園などにも広く植えられ、幾つかの園芸品種もある。自生のものは谷川沿いなどのやや湿り気のある所に多い。高さは1~2m。茎や枝は初め緑色。葉は互生し、長さ4~10㎝の卵形で、先は尖り、側脈が目立つ。縁には欠刻状の重鋸歯がある。4~5月、直径3~5㎝の鮮やかな黄色の花が咲く。花弁は5個。果実は長さ約4㎜で、花1個につき1~5個つくものが多い。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 

 


一関市厳美町字祭畤(まつるべ)のイワウチワ(岩団扇)2015年4月25日(土)

2015年04月26日 | 植物図鑑

2015年4月25日(土)、いちのせき健康の森(一関市厳美町祭畤251)主催の平成27年度事業である自然観察会[4/25 春の妖精といわれる花]に参加しました。今年、私は2回目の参加です。時間:9:30~12:00時、参加費:大人(高校生以上)100円(温泉の入浴料を含む)、子供(中学生以下)無料。定員:なし。受付:当日。 

今回は、未だ大分時間があるのに車に乗せられて真湯温泉センター・温泉交流館の駐車場からいちのせき健康の森の第1駐車場に戻ってきてしまいました。なぜ駐車場に?と思っていたら、未だ終わりではありませんでした。直ぐ傍にあるイワウチワ(岩団扇)の群生地に案内されたのでした。今まで見たどこよりも素晴らしいもので満喫しました。このようなことがあるので、いちのせき健康の森の自然観察会は「病みつき」になってしまうのですね。

 

 イワウチワ(岩団扇)イワウメ科 イワウチワ属 Shortia uniflora

 低山帯~亜高山帯の落葉樹林内の勾配地や、岩上に生える多年草。根生葉は長い葉柄がある。葉は質が厚く少し光沢があり、扁円形で波状の鋸歯があって葉先は凹む。高さ約10㎝で、直立する花茎の先に、漏斗状鐘形で花弁の先が細く裂けた淡紅色花を咲かせる。花期:4~5月分布:本州(東北地方~中国地方東部)

栽培:春・秋は日当たり、花後は空中湿度のある半日蔭で管理する。灌水は乾いたら与え、過湿にしない。湿度を保つため、ヤマゴケを用土の上に敷くと良い。肥料は春・秋に置き肥を与え、月2回ほど薄い液肥を与える。植え替えは2~3年に1回、新芽の動く前か花後に行う。浅鉢に硬質鹿沼土と軽石の混合土で浅く植え付ける。増殖は株分けによる。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%AB [スプリング・エフェメラル:Wikipedia]

 http://keima.la.coocan.jp/season-full/season-plant/spring-ephemeral/ [スプリング・エフェメラル:春の妖精たち(季節のスケッチ)]

 http://www.morgenrot.jp/ephemeral/ephemeral.html [スプリング・エフェメラル(春の妖精)とは?]