2015年4月12日(日)、一関市役所(本庁)の玄関前には、サクラ(染井吉野)の標準木とされている桜のほかに、福島県田村郡三春町との姉妹都市締結記念の「滝桜(たきざくら)」やオオシマザクラが植栽されています。この日はほぼ満開になっていました。「滝桜」はエドヒガン(江戸彼岸)と思われます。
サクラ(桜)・エドヒガン(江戸彼岸)バラ科 サクラ属 Prunus pendula f.ascendens
春の彼岸の頃に花が咲き、東京周辺に多く植えられているので、この名がついた。長生きのサクラとして有名で、山梨県の山高神代桜、岐阜県根尾谷の薄墨桜など、天然記念物に指定されている老木も多い。山地に自生する落葉高木で、高さは20mほどになる。樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入る。葉は長さ5~10㎝の長楕円形。花期は3~4月。花は(ソメイヨシノよりやや小さい。)直径2.5~3㎝で淡紅色~白色。萼筒が丸く壺形に膨れているのが特徴。枝が長く枝垂れるものを「シダレザクラ(枝垂れ桜)」または「イトザクラ(糸桜)」といい、花の色が濃いものや八重咲きのものがある。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]