2014年6月27日(金)9:00~15:00時、一関市東山公民館などが主催する「東山ふるさと歴史講座第2回・今泉街道の今泉宿の今 現地学習」が、一関市のバスを利用して実施されました。(参加費無料)引率・講師は一関市役所東山支所教育文化課の畠山篤雄氏。
「今泉街道」は、藩政時代、奥州街道の山目宿(現在の一関市山目)から東に分岐した仙台藩領の脇往還で、柵瀬舟橋から舞草舟場へ北上川を渡り、相川宿、長坂宿、大大原宿。笹ノ田峠を越えて矢作、「今泉宿」(現在の陸前高田市今泉、「浜街道」)に至る街道。
この日バスは、現在「今泉街道」と呼ばれている県道19号線と国道343号線をノンストップで走り、陸前高田市矢作町字小黒山という所で停止しました。ここが昔の「今泉街道」(国道343号線)の最大の難所・笹ノ田峠への入口ということで、全員バスを降りて講師の畠山さんから説明を聞きました。
ここから「笹ノ田峠」方向へ進むと「小黒山一里塚」の北塚(直径6m、高さ1.5m)が現存しているそうです。
(上と下)講師の畠山篤雄さんの話を聞いている参加者一同。
(上)星川龍司・著「岩手県の一里塚」(平成18年5月発行)。発行者:星川龍司(盛岡市松園三丁目14-6)より
(下5つ)出発地の東山地域交流センター(公民館・図書館)駐車場東南角に隣接する民家の庭に植えられているガクアジサイ(額紫陽花)が、今を盛りと花を沢山咲かせていました。咲き進むにつれて色が変わるようです。
ガクアジサイ(萼紫陽花) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea macrophylla f. normalis
別名:ガク、ガクバナ、ガクソウ。暖地の海岸付近に生える落葉低木。古くから園芸化され、庭や公園などに広く植えられている。高さは1~2m。葉は長さ5~20㎝の広卵形または倒卵形で、質は厚く、表面は光沢がある。。6~7月、枝先に直径10~20㎝の散房花序を出し、真ん中に小形で淡紫色の両性花多数と、周りに直径3~5㎝の装飾花をつける。両性花には10個の雄しべと花柱が3~4個あり、結実する。花の色は淡紅色、淡青紫色、紫色、白色などがある。装飾花は広卵形で3~5個つく。花の色は土壌の酸性度や肥料によって微妙に変化する。分布:本州(房総・三浦・伊豆半島、伊豆諸島、和歌山県神島)、四国(足摺岬)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37831307&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大東町のガクアジサイ(萼紫陽花)2011年7月7日(木)]