peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のユスラウメ(山桜桃・梅桜) 2014年6月24日(火)

2014年06月25日 | 植物図鑑

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2014年6月24日(火)、一関市千厩町から大東町摺沢に向かって国道456号線(JR大船渡線とほぼ併行している)を車を走らせていたら大東町の道路沿いにある民家の石垣の上に植栽されているホタルブクロ(蛍袋)が、濃ピンク(赤紫色)と白色の花を沢山咲かせていました。

また、直ぐそばに植栽されているユスラウメ(山桜桃梅)が、真っ赤に熟した果実を沢山つけていました。遠くからだと緑色の葉に隠れて良く見えませんが、枝を持ち上げると良く見えました。

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ユスラウメ(山桜桃・梅桜) バラ科 サクラ(プルナス)属 Prunus tomentosa

中国北部原産の落葉低木で、中国から古い時代に渡来した。日本でも江戸時代初期には栽培されていた記録がある。庭植えや盆栽にされて観賞用や果実を食用にするため果樹として栽培される。よく枝分かれして大きいものは高さ3~4mになる。樹皮は暗褐色で不規則に剥がれやすい。

若枝や葉の裏には絨毛(じゅうもう)が密生する。ニワウメ(庭梅)P.japonicaと似ているが、葉は密に互生し、倒卵形で、両面とも細かい毛が多く、縁には細かい鋸歯がある。果実の柄がごく短い。3月下旬~5月上旬、葉と同時かまたは葉が出る前に、白色または淡紅色で直径1.5~2㎝の花が枝に多数咲く。花弁は5個で倒卵形。雄しべは多数。果実は直径1cmほどの球形で、6月頃に赤く熟し、食べられる。栽培:繁殖は実生、接木。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37776192&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のユスラウメ(山桜桃・梅桜) 2011年6月29日(水)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E6%A5%B9%A5%E9%A5%A6%A5%E1 [peaの植物図鑑:ユスラウメ(山桜桃・梅桜)


一関市大東町摺沢のタチアオイ(立葵) 2014年6月24日(火)

2014年06月25日 | 植物図鑑

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2014年6月24日(火)、一関市大東町摺沢のホームセンター・コメリ大東店に行きました。すぐ近くの国道沿いにつくられている「八幡自治会ふれあいかだん」に群植されたタチアオイ(立葵)が、鮮紅・濃桃・淡桃色などの花を沢山を咲かせていました。

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アオイ科 タチアオイ(アルセア)属 Althoea:アジアの南西部から中央アジアにかけて60種が分布する。二年草、低木で短命である。茎は直立し、花は茎に沿い多数つける。

タチアオイ(立葵) アオイ科 タチアオイ(アルセア)属 Althoea rosea

中国、トルコあるいは小アジア原産と考えられている多年草または2年草で、世界的に普及している。古くから庭の草花として栽培されてきた。春に種子から生えた苗は、丸みのある葉を根生するだけだが、翌年の初夏になると茎が2mほどに伸びて叢生する。葉は円形で互生し、掌状に3~5つに切れ込み、基部はハート形。

花期は6~8月。茎の上部に直径5~10㎝ほどの花が穂になってつき、下から上へと咲き進む。本来は一重咲きの5弁花だが、八重咲きや万重咲き、花弁に細かい切れ込みが入るものなど、いろいろな改良品ができている。花の色はピンク、紅紫、赤、白、クリーム、淡黄、紫黒などがあり、群生すると壮観である。最近の系統には、春に種子を播いて、その年の夏には開花する1年草の性質をもつものがあり、この系統が広まりつつある。また鉢植えにも向く小形の品種もある。雄しべが完全に弁化した万重咲きの品種は結実しない。栽培:容易だが、夏の高温多湿に弱い欠点がある。繁殖は実生または株分け。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40642603&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:花巻市石鳥谷町のタチアオイ(立葵) 2012年7月14日(土)]