peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市銅谷町のシュロ(棕櫚)の実 2012年2月

2012年03月08日 | 植物図鑑

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2012年3月4日(日)、一関市銅谷町の道路沿いの民家の門口に植えられているシュロ(棕櫚)の木が、藍黒色に熟した果実を沢山つけていました。

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ヤシ科 シュロ(トラキカルプス)属 Trachycarpus:インドから中国南部の亜熱帯に6種が分布する。幹は単一で直立し、葉は掌状で深裂する。雌雄別株か雌雄同株。葉間から肉穂花序を生ずる。耐寒性がある。

シュロ(棕櫚) ヤシ科 シュロ(トラキカルプス)属 Trachycarpus fortunei

九州南部に分布する常緑高木。原産地を南九州とする説もあるが確認されていない。中国中部以南に分布する。暖地に植栽されるが、野生化しているものもある。幹は円柱形で暗褐色の繊維に覆われ、高さ5~10m、径12~15cmになる。葉柄は60~100cmで鋸歯がある。葉は直径50~80cmで掌状に多数深裂し、裂片の先は折れ曲がる。

5~6月、葉の間から肉質の円錐花序を出す。雄花序は密で下向し、雌花序は斜上して黄白色の花を密につける。雌雄別株。花被片は6個。雄花には雄しべが6個、雌花には雌しべが1個ある。果実は楕円形(扁球形)で径1~1.3cm。10~11月に藍黒色に熟す。実が鳥に食べられ、種子が散布される。葉柄が短く、葉が折れ曲がらないトウジュロ(唐棕櫚)T.wagnerianusに対してワジュロ(和棕櫚)の別名がある。栽培:繁殖は実生。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AD [シュロ(Wikipedia)]

http://yasashi.info/shi_00031.htm [シュロ(棕櫚)の育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://www.hana300.com/syuro0.html [シュロ(棕櫚)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/palmae/syuro/syuro.htm [シュロ]

http://homepage2.nifty.com/tnt-lab/nat/shuro/shuro.htm [シュロ]