peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩野草会のクリスマスローズ(その1) 2012年3月17日(土)

2012年03月24日 | 植物図鑑

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2012年3月17日(土)、一関市千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「春の雪割草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア・ホール(一関市千厩町千厩字東小田)で開催されたので観に行ってきました。会場には雪割草をはじめ、福寿草、クリスマスローズ、翁草、万両など120点ほどが展示されていましたが、3分の2ほどが雪割草でした。

それらの中に俗にクリスマスローズと呼ばれている植物の鉢植えが、かなりの数展示されていました。名札が付いていませんでしたので、名前はわかりません。

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キンポウゲ科 クリスマスローズ(ヘレボルス)属 Helleborus:

ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジア、一部は中央アジアに及び、約15種が分布する常緑性または落葉性の多年草。葉は長い葉柄をもち、鳥足状に深裂する。花は集散花序をなす。萼片は5で花弁は退化している。

日本ではヘレボルスHelleborusを総称して「クリスマスローズ」と呼んでいるが、本来のクリスマスローズはヘレボルス・ニゲル Helleborus nigerを指す。ニゲルは丁度クリスマス頃から2月にかけて白い花を咲かせるヨーロッパ中~南部・西アジア原産の多年草で、最も多くの交配種が作られているのはヘレボルス・オリエンタリス(別名:レンテンローズ)H.orientalisである。

クリスマスローズ(ヘレボルス・ニゲル) キンポウゲ科 クリスマスローズ(ヘレボルス)属 Helleborus niger

ヨーロッパ中部から南部、さらに西アジアに分布し、古くから栽培されている。しばしばレンテンローズ(ヘレボルス・オリエンタリス)H.orientalisと混同される。無毛の常緑多年草で、根出葉は鳥足状となり7~9深裂する。花茎は15㎝ほどで、頂部に径5~6㎝の白色の花を2~3つける。花弁状の萼片は5、外側(背面)が淡い紫紅色を帯びることがある。花弁は小さい。蜜腺状で、雄しべのまわりに付く。栽培:土質は特に選ばないが、半日陰で適当な水分をもち、排水性のよい肥沃な場所を好む。繁殖は株分け。種子による。花期:12~3月。

レンテンローズ(ヘレボルス・オリエンタリス)キンポウゲ科 クリスマスローズ(ヘレボルス)属 Helleborus orientalis

ギリシア、トルコなどの原産で耐寒性が強い。根茎はよく分枝する。常緑の根出葉は1~2葉つき、鳥足状の葉は5~11深裂し、裂片は楕円状披針形または広披針形となる。葉柄はよく伸び45~60㎝となる。花柄を伸ばし、3~4花をつける。花径は6㎝ほどで、やや下向きに咲く。開花はじめはクリーム色、後に褐色を帯びた黄緑色になる。花弁状のものは萼片で、花弁は退化して小さな蜜腺状となる。多種との交雑が容易で’ピンク・スポットド’cv.Pink Spottedなど多くの園芸品種があり、花色もクリーム、紫紅赤、黄緑、複色と多彩。栽培:クリスマスローズに準ずる。花期:2月下旬~4月。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&栃の葉書房発行「最新決定版・育てる調べる 山野草2525種」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B9 [ヘレボルス(Wikipedia)]

http://yasashi.info/ku_00006g.htm [クリスマスローズの育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://www.wakaizumi-farm.com/ [クリスマスローズガーデン園芸花情報]

http://www.hana300.com/kulisu.html [クリスマスローズ]

http://homepage2.nifty.com/maihana/okiniirisub2.htm [クリスマスローズ(知識編)]


一関市千厩野草会の盆栽風寄せ植え(岩団扇、猩猩袴、福寿草) 2012年3月17日(土)

2012年03月24日 | 植物図鑑

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2012年3月17日(土)、一関市千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「春の雪割草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア・ホール(一関市千厩町千厩字東小田)で開催されたので観に行ってきました。会場には雪割草をはじめ、福寿草、クリスマスローズ、翁草、万両など120点ほどが展示されていましたが、3分の2ほどが雪割草でした。

それらの中に1鉢だけでしたが、淡ピンク色の花をつけたイワウチワ(岩団扇)と、ショウジョウバカマ(猩猩袴)福寿草が寄せ植えされたものがありました。

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イワウチワ(岩団扇) イワウメ科 イワウメ属 Shortia uniflora

山地に生える小形の多年草。岩場に多く、葉が丸くてウチワ(団扇)のような形なのでこの名がある。葉は長い柄があり、直径2.5~8㎝のほぼ円形で、厚くて光沢があり、縁には波状の鋸歯がある。先はやや凹み、基部はハート形。花期は4~6月。高さ3~10㎝の花茎の先に淡紅色の花を横向きに1個つける。花は直径3㎝ほどで、縁には細かい切れ込みがある。葉の形や大きさは変化が多い。分布:本州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

イワウチワ(岩団扇) イワウメ科:現在イワウチワは、本州中部日本海側に分布のトクワカソウ、東北太平洋側・関東に分布の葉が小さいコイワウチワ、東北日本海側の葉が大きいオオイワウチワに分類される。葉は常緑で、イワカガミに良く似て光沢があり、フリルのついた花弁は優しげである。雪消えの半日陰の斜面に、春を告げるように群生する。[栃の葉書房発行「趣味の山野草」(2012年4月号)より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%82%A6%E3%83%81%E3%83%AF [イワウチワ(Wikipedia)]

http://tendoh.fc2web.com/flower1/f_iwauchiwa.htm [岩団扇(小津権現山のイワウチワ)2004年4月]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/iwautiwa.html [イワウチワ(岩団扇)]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_978.htm [四季の山野草:イワウチワ]

http://www.hana300.com/iwauch.html [岩団扇(いわうちわ)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/diapensiaceae/iwauchiwa/iwauuchiwa.htm [イワウチワ Shortia uniflora]

http://www.sanyasou-sodateru.com/saibaisousyun/iwautiwa/iwautiwa.htm [イワウチワ(岩団扇)の育て方]