2011年11月5日(土)、一関市博物館(字沖野々215)に行きました。樹木園には様々な樹木が植えられていますが、この時期サンシュユ(山茱萸)が、真っ赤に熟した果実をびっしりとつけていました。早春に他に先がけて黄金色の花を咲かせることからハルコガネバナ(春黄金花)という別名もあります。
サンシュユ(山茱萸) ミズキ科 ミズキ属 Cornus officinalis
別名:ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)。朝鮮半島、中国原産の落葉小高木~高木。日本には享保年間(1720年頃)に薬用植物として渡来したが、今ではその花を楽しむため庭木や公園樹にされる。高さ5~15mになる。樹皮は帯褐色で鱗片状に剥がれる。葉は長さ3~10㎝の卵状楕円形で、先は鋭く尖る。裏面は有毛で、主脈の基部に褐色の毛のかたまりがある。
3~4月、葉に先立って枝一面に散形花序をつけ、黄色の小さな花を20~30個丸く集まって開く。花序の基部に褐色の総苞片が4個ある。花弁と雄しべは4個。果実は長さ1.5cmの楕円形で10~11月に赤く熟す。実は薬用にする。用途:庭木、花材。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「葉・実・樹皮で確実にわかる樹木図鑑」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37286934&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市博物館のサンシュユ(山茱萸)/ハルコガネバナ(春黄金花)]
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