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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「室根山麓」のヤブムラサキ(藪紫)  2011年11月10日(木)

2011年11月12日 | 植物図鑑

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2011年11月10日(木)、天気が特に良かったので、国道343号(一関大東陸前高田)線を通って、室根山に行ってきました。落葉樹は盛んに葉を落としていて、冬の到来を告げていました。

笹の田トンネルの手前で、右側に曲がって「アストロロマン大東」がある方向へ向かいました。

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(上と下)案内板とトイレがある傍の道路際に生えているヤブムラサキ(藪紫)と思われる樹木が、紅紫色に熟した実を沢山つけていました。

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ヤブムラサキ(藪紫) クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 Callicarpa mollis

山地に生える落葉低木。高さは2~3mになる。枝や葉、花柄、蕚などに灰白色の星状毛が多いのが特徴。葉は対生し、長さ5~12㎝の広卵形~卵状楕円形で、基部は丸みがあり、両面とも腺点がある。

6~7月、葉のつけ根に淡紫色の小さな花を数個ずつつける。花は長さ4~5㎜で4つに切れ込む。果実は直径3~4㎜の球形で秋に紫色に熟し、下部は蕚に包まれている。分布:本州(宮城県以南)、四国、九州。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市真柴の旧・奥州街道&サザンカ(山茶花)  2011年11月3日(木)

2011年11月12日 | 植物図鑑

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2011年11月3日(木)、くりはらツーリズムネットワーク主催の「くりはら博覧会”らいん”2011秋 プログラムNo.30奥州街道時代ウォーク[主管:佐藤有一(萩野酒造株式会社)、協力:たびれっじ推進協議会 いわいの里ガイドの会]という催事に参加して、栗原市金成字有壁の「有壁本陣」を見学した後、当時の風情が良く残っているといわれる「旧・奥州街道」を一関市田村町の「武家屋敷」まで歩きました。

「有壁本陣」の向かい側の民家の庭に植えられているサザンカ(山茶花)が紅紫色の花を咲かせていました。

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「有壁本陣」の前を過ぎて有壁宿を出た奥州街道は、有壁の街道筋で最北の民家がある辺りの少し先を左手に分かれ、「伊勢堂林道」に入る。

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「伊勢堂林道起点」の標柱が立っている所から100mほど進んだ所の左側に「旧・奥州街道」の入口がある。この道は、かつて肘曲がり坂と呼ばれていた坂道で、当時の道筋が良く残っている。この分岐点を道なりに右手にカーブしているのは旧街道とは無関係の自動車が通れる林道(下)である。

http://hitosh.web.fc2.com/10osyudo23/320isedo.html [旧奥州街道320/栗原・有壁伊勢堂~大沢田/街道写真紀行/Hitosh]

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分岐点から大沢田へと坂道を上り、県境を越えて岩手県の一関側(一関市真柴)に下りる。この辺りの街道筋の下を、今は東北新幹線の第二有壁トンネルが貫いている。もちろん、街道からは分からない。旧道は現在は格下げされて岩手県道260号一関平泉線になっている旧国道4号線に合流する。(下)

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旧・奥州街道を下って旧国道4号線(現在は岩手県道260号線)に合流した箇所の向かい側に、この日昼食をする三八五引越センター(一関市真柴字祈祷1-1)がありました。主催者がトン汁などをつくって待っていてくれました。

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(上)岩手県道260号一関平泉線に格下げになった旧・国道4号線一関市街地(「一関宿」)に向って歩いて行きます。

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(上)右側前方に東北新幹線の橋脚が見えます。国道4号バイパス線ができるまでは、ここが国道4号線でした。

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(上)鬼石。この旧国道の左手の少し先の田んぼの一角には、鬼石がありました。また、兜石、背骨石というのもありますが、街道から少し東に入り込まないと見えない場所にあるとのこと。高台の民家の前が目印で、鬼石と共に坂上田村麻呂がこの地で鬼を退治し、死骸を埋めたと伝えられる伝説の石です。3つの石に、それぞれ「兜石(男)」「兜石(女)」「背骨石」と書かれています。「鬼死骸」という地名の由来といわれています。

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/02collection/det53.html [鬼死骸村絵図(一関市博物館)]

http://www.nishi-iwai.org/ubusuna/n/n015.htm [鬼死骸八幡神社]

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(上と下3つ)旧道は鬼石がある田んぼのすぐ先でこの県道から左に分かれ、東北本線・的場踏切を横切って千葉栄之助氏宅前を右折。本来の街道は牧田橋の先で県道から左に入り、千葉氏宅付近に出ていたというが、この間の道筋は残っていない。(無明舎出版発行「奥州街道」より]

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(上)千葉栄之助氏宅。つるべ井戸があり、懐かしく眺めていたら、朝顔の蔓が絡み付いていました。また、その後方にはサザンカ(山茶花)が、紅紫色の花を咲かせていました。

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サザンカ(山茶花)ツバキ科 ツバキ属 Camellia sasanqua