peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

平家物語ゆかりの地を巡る旅 京都15:「哲学の道」のソシンロウバイ(素心蠟梅)

2010年02月13日 | 平家物語ゆかりの地を巡る旅

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2010年2月4日(木)、「平家物語ゆかりの地を巡る旅」第一目。京都市左京区の「哲学の道」を歩いていたとき、疏水べりに植えられているソシンロウバイ(素心蠟梅)が沢山花を咲かせていました。「哲学の道」は、京都市左京区・若王子神社から法然院下を銀閣寺に至る疏水べりの小道で、約1.5km。日本の道百選にも選ばれた。哲学者西田幾太郎が散策、思索にふけったといい、この名がついた。春は両岸の関雪桜で花のトンネル。川面に散り流れる花ビラもひとしおの風情。市バス永観堂前400m、銀閣寺前すぐ。

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 一関市東山町「唐梅館公園」のロウバイ(蠟梅) 2010年2月2日(火)

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ロウバイ(蠟梅) ロウバイ科 ロウバイ属 Chimonanthus praecox

中国原産の落葉低木。名前の由来については、ロウ(蠟)細工のように見える花が咲くからという説と、蠟月(旧暦12月)に花が咲くからという説とがある。日本には江戸時代初期に渡来し、冬から早春の花の少ない季節にかいかするので、古くから観賞用に庭木としてよく植えられている。また切り花や鉢植えにも利用される。

よく枝分かれして、高さ2~4mになる。葉は有柄で対生し、長さ10~15㎝の長楕円形または卵状長楕円形で、先は鋭く尖り、縁は全縁。質はやや薄く、表面はザラザラしている。花期は12~3月。葉が出る前に香りのよい黄色の花が下向きまたは横向きに咲く。花は直径2㎝ほどで、多数の花被片が螺旋状につき、花弁と萼片ははっきり区別できない。内側の花被片は小形で暗紫色。その外側は黄色でやや光沢があり、一番外側に鱗片状の花被片が多数ある。雄しべは5~6個。雌しべは壺形の花托の中に多数ある。(果実は)花のあと、花托は大きくなって長卵形の偽果になり、中に紫褐色で長楕円形のそう果が1~4個あり、種子は5~20個入っている。

ソシンロウバイ(素心蠟梅)Chimomanthus praecox f.concolorは内側の花弁も黄色の品種で、ロウバイより花がやや大きく、内側の花被片も黄色。ロウバイと同様、庭などによく植えられている。

トウロウバイ(唐蠟梅)は花が直径3~3.5㎝と大きいが、香りは少ない。

花の色の濃いものや、花形が丸いものなど、園芸品種もいくつかつくられている。用途:庭木、鉢植え、花材。


平家物語ゆかりの地を巡る旅 京都14:京都タワー&京都第2タワーホテル

2010年02月13日 | 平家物語ゆかりの地を巡る旅

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 JR京都駅(八条口)前から見た京都タワー

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2010年2月4日(木)。「平家物語ゆかりの地を巡る旅」第一日。見学予定の全てを見て、予定時間(18:30)より早くホテルに着きました。ホテルはJR京都駅のすぐ近くにある京都第2タワーホテル(京都市下京区東洞院通七条下ル(JR京都駅前東)。すぐ近くに京都タワーがありました。

 夕食は、駅前にあるお食事処・酒処の「飯田屋惣平」(2F)で摂るように予約済みだというので、それまでの間、各自荷物を自室に運んで休憩してから、惣平に行ってみんなで会食しました。飲める人はビールや清酒を注文して飲みましたが、追加料金は1,000円で済みました。

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 入口に飾られていたラン(蘭)

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 地下鉄(八条通り)出入口から見えた京都タワー

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 JR京都駅(八条口)前から見た京都タワー

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 JR京都駅(八条口)前の八条通り

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JR京都駅に隣接する「京都劇場」。ガラス窓に京都タワーが映っていた。

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http://www.jalan.net/uw/uwp3000/uww3001.do?yadNo=301596 [施設詳細(京都第2タワーホテル)-じゃらんnet]

http://www.jalan.net/uw/uwp0400/uww0402init.do?yadNo=301596&dispX=135.45.54.791&dispY=34.58.59.714&yadX=135.45.51.791 [京都第2タワーホテルMAP-じゃらんnet]

http://www.kyoto-tower.co.jp/daini_tower_hotel/index.html [京都タワーホテルチェーン:京都第2タワーホテル]

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平家物語ゆかりの地を巡る旅 京都13:霊鑑寺付近のクロガネモチ(黒鉄黐)

2010年02月13日 | 平家物語ゆかりの地を巡る旅

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 2010年2月4日(木)、「平家物語ゆかりの地を巡る旅」第一日の最後の目的地である左京区にある「鹿ケ谷」に行く途中、霊鑑寺付近で、道のすぐそばに植えられた民家のクロガネモチ(黒鉄黐)と思われる樹木が、真っ赤な実を沢山つけていました。

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 クロガネモチ(黒鉄黐) モチノキ科 モチノキ属 Ilex rotunda

暖地の山野に生え、高さ15~20mになる常緑高木。樹皮は帯緑灰白色で滑らか。葉は互生し、長さ5~8㎝の楕円形または広楕円形で全縁。革質で表面は光沢があり、裏面は淡緑色。モチノキに似るが、葉の光沢が強く、葉柄や新芽が紫色を帯びる。暖地では赤実が多くつき美しいので庭園樹として、また街路樹として多く植えられている。しかし関東地方以北では結実が悪い。5~6月、葉腋に直径約4㎜の淡紫白色の花を開く。雌雄別株。花弁と萼片は4~6個で花弁は反り返る。雄しべは4~6個あり、雌花では退化して小さい。果実は直径5~8㎜の球形で赤く熟す。用途:庭木、器具材。分布:本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、アジア東南部。栽培:繁殖は挿し木、実生。果期:秋から冬。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「同・園芸植物」より]