peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市中里のマンサク(満作)

2010年02月24日 | 植物図鑑

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2010年2月24日(水)、地元紙「岩手日日」(2/24付)によれば、”移動性高気圧に覆われたことで、23日の一関・両磐地方は今年一番の暖かい一日となった。同日の最高気温は一関が11.9℃、千厩が10.4℃で、ともに今年最高を記録した。”ということでしたが、今日も朝からいい天気で、昨日にも勝る暖かな一日になりました。

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 一関市中里にある農家の門口に植えられた小さなマンサク(満作)の木が、花を沢山咲かせていました。

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 マンサク(満作) マンサク科 マンサク属 Hamamelis japonica

山地に生える落葉小高木。花の少ない時期におもしろい形の花が咲くので、庭や公園などにもよく植えられている。高さは普通2~6m。葉は互生し、長さ5~10㎝の菱形状の円形または広卵形で、平行に並んだ脈が目立つ。葉の先はやや三角状に尖り、基部は左右の形が異なる。縁には波状の粗い鋸歯がある。花期は2~4月。葉が出る前に黄色の花が数個ずつ集まって咲く。花弁黄色のリボンのようで、ややねじれている。長さ1~1.5㎝、幅2㎜ほどの線形。萼片の内側と雄しべの葯は暗紫色。果実は直径1㎝ほどの卵状球形。名前の由来については、黄色の花が枝いっぱいに咲くので「豊年満作」からきたという説と、春一番に花が咲くので「まず咲く」がなまったという説とがある。分布:本州~九州。[以上、山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


平家物語ゆかりの地を巡る旅 京都32:祇園~知恩院

2010年02月24日 | 平家物語ゆかりの地を巡る旅

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2010年2月5日(金)、「平家物語ゆかりの地を巡る旅」第2日目。この日最後の目的地は「祇園」。ここは各自「自由行動」だったが、私はもちろん、妻も下調べをして行かなかったので、どこへ行ったらよいかわからない。浄土宗総本山知恩院前にある駐車場から降りた同行者たちが行く方向に従いて歩いていると、知恩院を参拝するつもりのようである。しかし、既に参観時間を過ぎていたようで入場できない。

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知恩院(ちおんいん):浄土宗の総本山で法然上人を開基とする。この地は法然上人が比叡山から下り、草庵(吉水の草庵という)を結び、初めて浄土の教えを宣布した所である。法然の死後、文暦元年(1234)に弟子勢観房源智が廟所を整えて華頂山智恩教院大谷寺と号し、自ら当寺第2世となった。応仁の乱の時には、一時兵火を近江に避けたが、のち徳川家康の手厚い帰依を受け、広大な寺地の寄進を受けて寺観を整えた。三門は徳川秀忠が元和(げんな)7年(1621)に建立した広壮雄麗な大楼門で、国宝に指定されている。このほか、本堂(御影堂・国宝)は寛永16年(1639)、大方丈・小方丈(いずれも重要文化財)は寛永18年(1641)の建築で、本堂と集会堂と大方丈をつなぐ三角間の長廊は、知恩院七不思議の一つに数えられる「鶯張りの廊下」として有名である。寺宝として阿弥陀二十五菩薩来迎図=らいごうず(国宝)ほか多数を蔵する。京都市

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 円山公園の入口近くに「祇園小唄」の歌曲碑が建っていた。

祇園小唄:祇園小唄は、長田幹彦(1887~1964)が昭和初期に祇園のお茶屋「吉うた」で作詞し、佐々紅華(1886~1961)が作曲、マキノ映画「絵日傘」(昭和5年)の主題歌として全国的に大流行し、不滅の名曲になりました。また、四世井上八千代師の振り付けで、祇園の芸舞妓さんがお座敷で必ず舞うようになり、京の花街を代表する舞踊になっています。歌詞が誕生した縁で「吉うた」の二代目女将お龍さんが長年奔走し、京都市・京都新聞社・祇園甲部を中心に各界が集まり、昭和36年11月23日、長田幹彦自筆のこの歌曲碑が、佐々紅華の譜面銅板とともにここに設置されました。平成14年11月23日 京都市長

http://www.gion.or.jp/gion_tenkei/m32.html> [祇園小唄碑]

http://ryu3.cocolog-nifty.com/dragontail/2006/11/post_41ef.html [dragon-tail:京都と「作家」その6 長田幹彦]

http://blogs.yahoo.co.jp/meitoku55305/22604027.html[祇園小唄に感謝の献花 舞妓ら歌詞も朗読 円山公園 歌碑の前-]

http://www.gion-fukuzumi.com/mycom/?mid=89[京都 旅館 福住 京都市東山区祇園]

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 「祇園小唄」の歌曲碑の近くに、お多福南天(おたふくなんてん)と呼ばれるナンテン(南天)の矮性種があった。真っ赤に紅葉した葉がとてもきれいだった。

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メギ科 ナンテン(ナンディナ)属 Nandina:</atrong>インドから日本に1種が自生する常緑または半落葉性低木。ナンテン(南天)N.domestica>は、日本では中部以南の山林に自生する常緑低木で、縁起木として庭園に多く植えられる。ナンテンの語源は「難転」とか「「成る天」であるといわれる。Nandina(ナンディナ)は、日本語の「ナンテン」が語源。

オタフクナンテン(お多福南天/於多福南天) Nandina domestica cv.Otafukunanten

別名:オカメナンテン(阿亀南天)、ゴシキナンテン。ナンテンの矮性種で耐寒性常緑低木。成長がとても遅く、樹高は30~60㎝ぐらいでおさまりあまり大きくならない。普通剪定いらずでコンパクトにまとまる。(ただ、自然環境で放任して栽培した場合は、もっと伸びるものもある。)花期:5~6月。紅葉:12~2月。日陰でも良く育つので北側のグランドカバーに向く。

 紅葉が素晴らしく、冬花壇のグランドカバーにおすすめ。5月ごろから葉色が戻っていき、ライムグリーン~青葉になる。冬の低温にあたると葉色が赤くなる。普通のナンテンは果実がなるが、お多福ナンテンの果実は見たことがない。

 3~5月が最も葉が少ない時期になる。理由は古い葉が落葉すること、新芽が春風で乾燥して傷みやすいことによる。新芽はしんなりしていてビロビロ。風を長時間受けて急激に乾燥すると黒くなってチリチリになる。耐寒性、耐暑性、耐病性が共に強く、害虫がつきにくい、日陰に強い、潮風や乾燥に強い、やせ地に強い、萌芽力が強い、刈り込みに耐えるなど魅力満点。

 用途:グランドカバー、鉢植え、盆栽、記念樹、花壇、工場緑地帯、街路樹、学校、公園、ゴルフ場。

 

http://www.hanahiroba.com/niwaki-nanten_otafuku.htm [オタフクナンテン 花ひろばお買い物]

http://www.kawasakimidori.main.jp/webzukan/otahukunantan.html [オタフクナンテン(お多福南天)]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_2238.html[四季の山野草(オタフクナンテン)]

http://www.hana300.com/otafuk.html [お多福南天(オタフクナンテン)]