日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

早ければいいの?  続社会保険

2012年02月01日 | 比較文化
どうなることやら・・・ やるぞと政府が決めて、どうやるのか地方政府が迷う。 外国人の社会保険加入問題は進展しているのだろうか 

昨年末、12月16日、実施に向けての意見や質問攻めで、社会保険徴収の延期が伝えられた。 ところが、春節前の1月17日、今度は、12月31日までに手続きをとれば滞納金を免除する。 えっ? 1月に発表して、12月とは・・・ それは過去の話。 では、16日の通達は何? 

こんなところでの面子はないのかなぁ~。 詳細(基数は? 現地給与がない場合は?)がわからない中で、手続きをしろと言う。 手続き? 何だろう? 状況が変わらない中で次の通達が出たようだ。

中央政府の決定事項(と言っても実施要領は不明確)が各地区で勝手に解釈され、実施もまちまち。 上海地区は様子をみると発表。 おいおい。 この状態で、何も遡らなくてもいいのでは。 延滞金と言われてもこちらに責任があるわけではない。 払わないとは言っていないのだ。 払い方を示して欲しいのだが・・・・

中国の政策決定、施行は実に早い。 今回同様遡って施行するほどだ。 予算も何もない。 国の政策だから私がいろいろ言う筋合いではないのだが、こんなばらばらではどうしようもない。 一本化して発表できないものだろうか。 

地方政府も他の行政区と企業誘致合戦を激しく展開している。 国内と言えども競争相手。 相手の出方を見てどうするか・・・  さすが上海は余裕を見せている。 解釈で運用が変わるからたまらない。

日本で3年程仕事して、その期間厚生年金に加入していた者が中国に帰国していたのだが、今日、その分が本人に戻ってきた。 まとまった金額だ。 さすが、日本の制度はしっかりしている。 申請さえすれば担当者にタバコを贈る必要もない。 中国は返してくれるのだろうか? 



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