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日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

中国 こんな見方も

2011年03月14日 | 比較文化
震災、津波はもちろんであるが、別の意味で中国人は驚いている。 

今日のニュースより

『中国各紙は13日、東日本大震災で大きな被害を受けながらも、日本人が整然と行動し、街の秩序が保たれている様子を驚きをもって伝えた。

仙台市に入った記者が「わずかに営業しているスーパーの前に住民が整然と行列をつくり、便乗値上げもない」「停電で道路の信号が消えても、車は譲り合って走行している」などと伝える現地ルポを掲載した。中国最大の夕刊紙・揚子晩報は「東京では多くの市民が駅に足止めされたが、階段で両端に座り、人が通る道を空けた」と、写真付きでマナーの良さを紹介した。

一方、有力経済紙・第一財経日報は休刊日にもかかわらず大震災の特集号を発行。「未曽有の自然災害に直面した日本人の冷静さがわれわれに深い印象を与えた」とし、背景には日ごろの地震への備えやテレビなどによる迅速な情報提供があったと分析。工場の操業停止を相次いで発表した日本企業の情報公開姿勢も評価した。』

災害を気に、略奪、暴動・・・まず日本ではないだろう。 これを当然と感じるか? そうでないかの差は相当に大きい。 さすが日本人。 

世界中で、日本の被害状況がトップニュースで紹介され、各国から『がんばれ日本』のエールが上がっているようだ。 災害はお互い様・・・・確かに次はどこだ と思うほど頻発している。

平和ボケなのか、普段、世界中に見られる、政治、宗教的対立、内戦、戦争まで・・・・  そのばからしさを改めて感じた。 そんな事はどうでもいい。



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サービスの比較

2011年03月07日 | 比較文化
大連で贅沢を言わなければ(やはり日本でがうまい。)食事に困るようなことはない。むしろ私の田舎と違って各国の料理が食べられる。

偶然だが、北朝鮮の店(国営か?)と台湾の店と立て続けに出かけた。 意外だったのが、北朝鮮の店でのサービスだ。 どう表現すればいいのか・・・・ しぐさがやさしく、細やかなサービスだった。 日本以上ではないかと思った。

そこで働く女の子は、北朝鮮の一流大学出身だそうだ。やはりサービスに関しても相当教育を受けて来ている様だった。 

次に出かけたのが、台湾の店。
ファーストフードのチェーン店で、お客も多かったのだが、スタッフがよく動く。それも客を見ている。 一例を挙げると、食べ終わった皿を引いて、テーブルが汚れて(たいしたことはなかった)いると気づくと、走ってダスターを取って戻って、きれいにふき取った。 その動きが早い、男性だったのだが、こちらも表情も、しぐさも実に優しい。

日本にいれば当然かもしれないが、普段が客扱いされないケースがあり、非常に印象的だった。

なぜ中国はこれが出来ないのだろうか? 日本食のお店は別として、中国人を相手にする中国料理の店で、笑顔をみたことがない・・・・ その記憶がない・・・

サービスの基本、『お客様は神様です。』とまでは求めないが、お客は、お金を持って行く人であることには間違いない。(お金は好きでしょ・・・) なのに、食べさせてもらいに行ってる気がする。(事がある。) 

例えば、中国料理の一品の量・・・・一人では行けない。 つまり、一人で来るなと同じである。 常々思うのだが、日本人が大連で日本料理の店をするよりも、中国料理の店に、日本式サービスを取り入れたら・・・・・絶対にうまくいくような気がする。





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女性は強し、されどお金か

2011年03月04日 | 比較文化
今日の話題より

3月8日は国際婦人デー 中国ではこの日女性は半ドン・・の所もある。我が社は関係ないが。 それに、特別手当の支給。 まぁ~ 金一封ではあるが、いつもながら、最低賃金から見ると小さいとは言えない。 お役所の金額はそれこそ・・・格段の差があると聞く。

本来、そんな日ではないはずなのだが、なぜこうなったのだろうか? (これ以上追求しない方がいいようだ。)

さらに面白いものもある。 給与に“保険手当” 女性だけに支給される。 何じゃ??  生理手当てだそうだ。(本当か? だが、そう聞いた。)

男の話はこれからなのだが・・・
女性なら全員か? 年配の人も? 自己申告か? 妊娠中は? (失礼しました。)

国際婦人デー・・・・・これがお金に変わるとは、さすが。



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あこがれの Made in Japan

2011年03月02日 | 比較文化
最近食料品の価格が世界中で高騰してきている。 中国では人件費、原材料、経費も・・・ 一方、工場生産品価格は下がる一方だ。メーカーの血を絞り出すようなコストダウン。 それでも足りずに、生産拠点を発展途上国に移転。 そこでは世界中の企業と激しいシェアー争いを展開する。 各種メーカーは、開発コストを回収することさえ難しく、昨日の敵と手を結び、共同開発へと進む。 薄型テレビは最たるもの。 スマートフォンも来年は半額以下になることだろう。

これまで日本製品は、単価を下げないために、商品発売後も、新商品として機能を段階的に付加し、買い替え需要を追求した。 むしろ初回の商品はあえて機能を抑えたとも聞く。 今はスピードの時代、そんなことをしていたら他国(多国籍)企業に市場を奪われてしまう。

いずれにしろ、日本人は高品質商品に囲まれて生活している。海外での生活はそのことを身にしみて感じる。  日本の製品は使う立場でよく考えられており、品質、デザイン、機能に支えられ、世界にも通用してきた。 商品としての完成度は群を抜く。 Made in Japanがいい事は世界中の人が知っている。 『日本ではこんな事はない。』 中国人には嫌がられるだろうが、つい使ってしまう。

ただ、それもある程度まで、やはり物には適正価格、限界もある。

数年前、100円ショップが登場する前までくらいか?? 『物は大切に使え』から“使い捨て商品”なる言葉を使いだし,その範囲が急速に広がってきた気がする。 大工さんが使うノコギリの刃でさえ使い捨てだそうだ。 修理を頼めば、買った方が安いと言われる時代。 確かに、修理するには全てが手作業になる。 こうなると使い捨てにならざるを得ない。壊れても安ければいい。この世界は確実に存在する。 問題は、ではテレビもそうか? 少なくとも車は違うだろう。

オーバーではないと思う、物を大切にするという日本の文化が変わってきている。

工場の生産機器はそうはいかない。海外の工場で仕事をして、修理とメンテナンスの違いを理解させることは重要だ。『壊れたから修理する。』『壊れないようにメンテナンスする。』 日本人のように、物にも愛着を感じるような文化はなく、使い捨ての感覚が強い中、ましてや会社のもの、特に気をつけなければいけない。

今や、日本のメーカーは品質を犠牲にして単価を下げシェアー(数量)を守る。 いいのだろうか?  ただ、日本で作るものはいいのだが、コストを下げるために海外から調達した部品が粗悪だとも聞く。

日の丸製品はシェアーを犠牲にしても、品質は守るべきでは。 ある意味、日本(国として)のいいところ、独自文化、他国(製品)との差別化、最終的には日本の国際競争力にはならないか? といっても、厳しい世の中、私も質より価格を重視する商品は少なくない。

そんな中で“リコール”実に難しい判断。メーカーの逃げ場はない。物作りに責任を持つということは大変なことだ。 せめて、憧れの Made in Japan であって欲しい。



数十年前、メーカーに入社したてに社長に言われた話を思い出した。
『100円で売られている爪楊枝のコスト計算をやってみろ』 
爪楊枝といえども、手が滑らにようにギザギザが入り、むろん先は尖っている。手作業でできるものではない。ただ、機械で作ったとしても

① 材料 (木を育て、山から運び出し、納品する規格に加工、運搬+利益)
② ケース (金型をつくりプラスチック加工、運搬+利益)
③ 運搬費 (販売拠点への配送、箱詰めもある+利益)
④ 販売費 (販売するための営業と店舗での販売費+利益)

んっ? すでに100円を超えている。 製造コストはいずこへ




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ショッキングな結婚観

2011年02月22日 | 比較文化
適齢期の女性・・・いかにも魅力的な言葉だが、駐在者はこの年齢層との接点は実に多い。 食事、マッサージ、カラオケ、買い物・・・・(この辺で)

親父丸出しで、彼女達と結婚に関しての話をすると、毎回、実に“かわいそう”“寂しい”と思う。 結婚の前提としてマンションがある事。(これは何度も紹介した話。) 結果、マンション価格が急騰する中で、婚期が確実に伸びている。 私の会社では、結婚を諦めたのか、車を買う人が増えてきた。

今日の話は次の段階。 結婚しても子供を作らない人が急増しているそうだ。 急成長する中国、ついこの前までは贅沢品は少なかったのであろうが、今はスマートフォンの時代。 欲しいものは山ほどある。 子供に手間隙、お金を掛けるよりも物が欲しい。 (そうだ・・・)

そうかもしれない・・・ただ、次に出た話はさらに驚くべき内容だった。

自分達がある程度の年になると、高校生くらいの施設の子供を養子に迎え入れ、老後の面倒を見てもらうそうだ。 つまり、面倒な子育て、教育費が終わった頃に、大学進学を餌に恩をきせて・・・・。 彼女いわく、そんな考えの人が増えている。 恐ろしや 恐ろしや

身勝手な国民性は理解していたが、ここまでやるか(考えるか?)・・・

一人っ子政策で、ただでも高齢化が進む中でこの国の未来は? 拝金主義、物欲は誰とてあろうが、家族とは・・・これもまた人類みな同じではなかったのか。

彼女が言い切ったのは、好きだけでは結婚しない。 条件だ・・・当たり前でしょ 



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旅行記を拝借

2011年02月21日 | 比較文化
私のブログは実にエリア限定版。 『たまには出かけて旅行記でも書け』というご指摘をいただくものの、今だ社員旅行以外にその機会は無いまま。(恥・・・) 確かに4年目となると毎年同じ事を書き、そろそろ読者にも飽きられていることと思う。 深くお詫びを 末永くお付き合いをば・・・・


そんな時、現地の友人M氏より旅行記が届いた。 図々しくも、ご本人の了解を得て写真だけでもここで紹介したい。 私にしてみれば、私だけ読むのも、実にもったいない内容。

春節の休みを利用して、新彊ウイグルのトルファン、ウルムチへの旅日記だ。 まず、この時期は帰省する人でごった返す時期。 簡単に交通機関のチケットが取れるはずも無く、行き当たりばったり、最初より驚きの連続の内容だった。 とても私には出来ない芸当。 

往復120時間、10,000kmの列車の旅  1月30日より2月7日まで 内容を見る限り、ほとんどは列車の中。ただ、その中での中国人とのふれあいはまるでTVの世界。“関口知宏の中国鉄道大紀行”だ。 車掌さんや乗客と仲良くなり、餃子の差し入れや、ウィグル語を教えてもらったり・・・・ 

この旅行記を読ませてもらい、改めて思うのだが、
まずもって、語学力がないとこんな旅はできない。 それに体力。

私にとって重要なポイント。 普段使っている、『中国はうんぬん・・・・』 とても使える表現ではないということ。 中国を知るとは、やはりこのような各地をさまよい、現地の人とふれあわないと語れる話ではない。 改めて中国の大きさを思い知らされた。(反省)

それにしても“大連の蛙”にとって、衝撃的な内容だった。(普段の私の風景写真とは段違い。)




白い部分は羊の集団みたい・・・


中庭で作業するんでしょうか? 独特な家の創り。



後日談でさらに驚いた。 今後『中国は・・・』と一言では言えませんね・・・に対してM氏曰く。 『中国はどこも一緒。どこでも、唾を吐いているし、ゴミは散らかし放っし、掃除は下手で、大連とほとんど変わりません。なんで、どこでもこのようなのかと、不思議に思います。どんな条件にも、耐える力があるのか、それなりの生活でも文句を言わず、意識の向上、改善がないようにも思います。』

どうコメントしていいやら・・・・ どこも一緒かぁ~   つまり、形は都市化しても、人間の中身は成長していないという事?? やはり工場も現場、中国も現地だ。


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中国のバレンタインデー

2011年02月14日 | 比較文化
今日はバレンタインデーなる日。 それなりの年齢になると全く縁がなくなる。 かつて(若かりし頃)、生命保険のおばさんに(それも今はお姉さんだが・・・)チョコレートをもらったのが懐かしく感じる。

ここ中国(大連限定)で、この日はまだまだ定着していないようで、人によって意見が異なる。 昨日買い物に出かけると、いたるところでバラの花を売っていたが、男性は女性に対してバラの花を贈る。 では・・・その後 ?  女性はお返しにチョコレートをあげる。 (この辺は意見がまちまち) マシュマロデーなる日はないようだ。

ちなみに、やはり日本同様女性は強い・・・ バラの花だけでなく、装飾品店も人が多かった。

30代の既婚者に、『奥さんにバラの花を贈るの?』 と尋ねたところ、その気はないようだった。 (納得・納得) やはりこの日は釣り上げる前の人たちのイベントのようだ。 


とりあえず、夜の世界(カラオケ)に口座を残している私にも、各(数店)担当の女性より『情人節(バレンタインデー)おめでとう!』と営業メールが入る。 最近これらの口座はめっきり使用が少なく久々のメールだった。(笑) でも・・・・ おめでとう・・・??  よくわからん。 これは何か持って来店しなさいとの催促か?


今日も-10度前後。 北風も強い。 こんな日はかわいい金魚に釣られないよう、部屋にじっとこもるに限る。 でも、寒い日になりそうだ。




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鶏よりもひょうたん

2011年02月11日 | 比較文化
中国で鶏はご注意。 何も鳥インフルエンザではない。 私も今まで知らなかったのだが・・・・・(スイマセン)

鶏は買い物で鶏肉(ジーロウ)を時々使うので単語として知っていたのだが、売春婦を何という? 知らなかった。『ジーニュイ』と言うらしい。 その発音が同じ(似てる?)。 ジー  ただそれだけなのだが、それが定着して、今は売春婦の隠語が鶏だそうだ。 こうなると、本人は訳がわからないままに相手を怒らせたり、傷つけたりしてしまう。 

まさか『あなたは鶏に似ている』とは言わないだろうが、鶏の置物のプレゼントもそれに近い。 相手に失礼になるそうだ。 雄の鶏はいいらしいが、相手が鶏の雄と雌を区別できるかは別の問題。 わざわざ雄ですよとも言わないだろう。

日本では酉年に干支の置物をプレゼントするが、中国ではやめたほうがよさそうだ。


よく出張者で、この辺の隠語を覚えて冗談で使う人を見かける。 ところが相手は中国人。 慣れない日本語を聞いてる中で、その部分のみ正確に(敏感に)理解する。 冗談では通じないのだ。 こんな人は懲りないタイプの人が多く、裏ではめちゃくちゃ言われているのだが・・・むろん本人はこの事実を知らない。 

冗談は、前後左右、お互い正しく理解して初めて通じるハイレベルな会話。 外国人相手の冗談はほどほどにした方がいいようだ。

私は鶏肉は買うが、売春婦の肉は買わない・・・・ばかげた冗談でも、これが災いの元。 これをきっかけに、やはり・・・もしかして・・・ 




いい方では、“ひょうたん”の発音は“福路”に似ており、縁起がいいとされるそうだ。(後は・・・知らない。) ということで、贈り物は“ひょうたん”がお薦め! できれば赤いひょうたんがベスト・・かも (笑)

考えてみれば、恐ろしい世界。 私が無知なだけ・・・・
ましてや、私のいい加減な発音で相手にどう伝わっているのか? ぞっとする。 私の名前や家族の名前が変な隠語になっていなければいいが。



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さすが日系企業だが・・・・

2011年02月09日 | 比較文化
やはり・・・
中国ビジネスの難しさは再三紹介してきたが、今日のニュースを見て改めて驚いた。


『大林組、中国の建設市場から撤退
大林組は9日、中国の建設市場から撤退する方針を明らかにした。既に新規受注の活動は中止しており、2003年に設立した上海の現地法人を近く清算する。中国では海外の建設業者が受注する際の資格規制が厳しく、案件を大きく増やすのは難しいと判断した。

上海に事務所を残し、これまでに手掛けた建築物の保守などの業務は当面継続する方向で検討している。海外のビジネスは、北米や東南アジアなどでの営業活動に力を入れる。』


建設ラッシュの中国で・・・ どう受け止めればいいのか? やはり各社試行錯誤の中で中国ビジネスを展開しているのだろう。 現実の中国ビジネスの環境(許認可は人脈次第、お金を払わない、法規制の急変等々)において、高いハードルがあることを再認識した。

一筋縄でいかない、世界のビジネスの常識と中国の商習慣、歴史との格差は幅広く、深い。

さすが日系企業と関心したのは、『これまでに手掛けた建築物の保守などの業務は当面継続する。』 さすがだ。この姿勢を中国の人にも理解して欲しいのだが。 



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中国のぼんぼん

2011年01月31日 | 比較文化
何も中国だけではないのだが、中国では一人っ子政策もあり、一人の子供を取巻くジジババは4人。 まさに一極集中だ。 学校教育面、周りが押し付ける期待、プレッシャーとして厳しい面もあろうが、やるだけやれば、甘えは無制限。 では 

今日のニュースより

『中国で高収入の就職先が見つからずに失望し、親頼みの生活を送る高学歴の若者が増えている。中国語で親にすがるという意味の「傍老族」と呼ばれ、社会問題化。親から金品をゆするケースも出ており、対策に乗り出す地方政府も出てきた。

江蘇省は、自活能力のある成人した子供の経済援助要求を拒否できることなどを定めた条例を制定。同省は「悪意のある行為を対象とした条例」と説明するが、世間では「親のすねかじりを禁止した」として大きな反響を呼んでいる。

「傍老族」は、1980年代生まれの「一人っ子世代」に多い。この世代には、財力や権力のある人物にすがり、便宜を図ってもらおうとする「傍傍族」と呼ばれる若者も目立ち、汚職増加の新たな温床として懸念されている。』

確かにやる方も、その対策もレベルが違う。 条例で解決できるようなことではないと思うのだが・・・

今年騒がれた、馬鹿息子が起こした事件。

『河北省内の裁判所は30日、同省内の大学構内で昨年10月、飲酒運転でひき逃げ事故を起こし、罪を逃れようとして「訴えられるものなら訴えてみろ。パパは李剛だ」
と警察幹部の父親の名前を口走った男(23)に、懲役6年の判決を下した。男は女子学生2人をはね、1人が死亡、1人が負傷。裁判所は、男の家族が遺族に46万元(約
574万円)を賠償することで被害者側の了解を取り付け、本人も反省していることなどから情状を酌量したという。

「パパは李剛」という言葉はネット上で広がり、特権階級に対する庶民の不満と重なって、昨年の流行語になった。今回も懲役刑になったとはいえ、賠償金で罪が軽くなった形で、再び非難を浴びそうだ。』

これから続々誕生するぼんぼん達。 地元開発区でも、昼間の喫茶店に、超・超高級外車で乗り付ける若者がいる。 

親は事業で成功した人たちであろうが、二代目がこれでは・・・・・ 先が楽しみだ。




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男女の間は1m ・・・・ 思わず笑う指導

2011年01月26日 | 比較文化
中国に来て驚くことは、人ごみであろうと、道端であろうと、朝の通勤時間帯でも・・・ つまり、いつども、どこでも・・・男女が抱き合い、キスしたり  

オープンな国だと思っていた。 その後、中高生の男女交際は禁止とも聞いた。 チグハグ・・・ というか、どちらが本当なのか? オープンなのは、単なる反動でそうなるのか?

確かに、公園など散歩すると、中高生らしき男女の集団が遊びに来ている。 グループ交際の形を作っているのだろう。

ここで、今日のニュースより
『四川省成都市内の高校でこのほど、「異性間の距離は通常80センチから1メートルとする」などとする規定が設けられた。 教育省がこのほど策定した「文明礼儀教育」の指導要綱に基づく措置で、同市内の多くの中学・高校で一部指導の見直しを実施された。中でも塩道街中学(高等学校に相当)は内容がより厳しく、公共の場でさえも50センチ以上距離を取らないと教師が注意する。50センチ以下は親密な距離と見なすためだ。さらに状況が深刻な場合は処分を科すことも決まった。』
  

文明礼儀教育 ? 文明はマナーを意味するのだが、それより、卒業生を教育したほうがいいのでは。 全てが極端なような気がするのだが。 でも、1mとは・・・ フォークダンスは知らないよなぁ~ かわいそうになってきた。 早く卒業しろ~

ちなみに・・・私が住むマンションでは外資系の学校だが、同じ建物内に住む高校生がロビーで待ち合わせ、朝から手をつないで学校に行っている。どうみても二人は中国人。



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お色気規制もチグハグ?

2011年01月20日 | 比較文化
中国のテレビのコマーシャルで目に付くのが病院。 とにかく多いのだが、病院でそこまで客(患者)寄せが必要なのか? 日本のイメージアップを目的としたCMとはちょっと違う、客寄せ的な内容に、驚く。

中国の病院は、1級から3級の区分があり、(3級がいい方)どのレベルの病院かは不明・・・

これもその一連。 ちょっと度を過ぎたようだ。


今日のニュースより

『四川省の成都軍区総病院が院内の大型スクリーンに医師らの写真を映す試みを始め、物議を醸している。一部にセクシーな格好をした看護婦の写真などが混じっているためだ。病院側は「院内の緊張した雰囲気を和らげるため」と説明しているが、インターネット上では「客寄せが目的」などの見方も出ている。

問題となっているのは、看護婦が寝具姿でポーズととり、太ももを大胆に露出させている写真。患者らの間では「鼻血が出ちゃうよ」といった声も上がっているという。 写真は神経外科に務める27歳の看護婦が個人的に撮影し、ブログに掲載していたもの。』


鼻血を出すような病院に患者が行くだろうか??? また、広告規制はないのだろうか?  それも、軍の病院とは、トホホ・・・ お金のためなら面子もプライドもない。

取り締まりはいろんな方面で実施されている中国なのだが、何となくチグハグした感じを受けるのだが。

いずれにしろ、病院がこれだから、富裕者層は人間ドッグに日本を含めた海外に出かける。 肉親が生死の境にある時に、鼻血を出したら・・・・ 何とも情けない。 病院が信用できない国民もかわいそうな気がしてきた。


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何でも露骨・・・・

2010年12月23日 | 比較文化
会社の女性が公務員の試験に合格したようだ。 退社は本人の意思によるものやむを得ないのだが・・・・・・・

先方より本人の勤務状況、身元調査をするために、勤務時間中に3名ほど会社に来ていた。本人は転職成功で嬉しいのはわかるが、これまでの仕事の上司をかわるがわる応接室に連れて行く。最終的には人事担当者という流れ。 それにしてもみんな協力的だ。 

この光景、初めての経験だが、まぁ〜  何といえばいいのか。

日本ではいくら前職の会社でも、個人情報保護法なるものを意識する。(確かに最近だが・・・) 聞き合わせ・・・これもある。 でも、まだ退職届も出していない本人の会社に乗り込んで、ましてや勤務時間中にここまでやるものだろうか? 本人もそのために応接室を貸切で使用。


中国人はどう見ているのだろうか? 心情的には『知るかっ』となるところであるのだが。




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来年こそ 1勝

2010年12月21日 | 比較文化
年度末を向かえ、今年の反省と、次年度に向けての部署、個人の目標設定の時期でもある。振り返った時のむなしさは実にいやらしい。 何が“好(ハオ)”だ。 その時だけだった・・・・

やはり作戦負け、具体策の追求、その後のフォロー、管理、結果の評価・・・ これまでの成績は、甘く見ても、1年目は完敗、2年目は負け、今年は大目に見て負けに近い引き分け。


中国人の特性(クセ)を理解した上で、目標、対策(作戦)を組み立てていかないと全く無意味なものになる。 私は私の仕事をやってます・・・で終わる。 

いかに動かすか(組み立てるか)は、真剣に考えなくてはならない。ある意味ゲームだ。 
あの人は・・この人は・・、あいつは、こいつは・・ 先を読み、相手により反応を予想し、 逃げ道を塞いで行く。(なかなか出来ないが)


『会社と個人』、考え方の違い、これ自体どこまで理解出来ているか今だ自信がない。というのも、普段話す時はいかにも会社のため・・・的で特別な違和感がないのだ。何かあった時、その何かだが、それが発生するまでわからない。むろん人によっても出方も大きく違う。

セミナー等の資料を再度読み返す。
以前紹介したのだが、『日本人に中国人の労務管理は無理』と中国人講師に言い切られた時の資料だ。 あえてやるのであれば、『使い捨て人事』を実行すること・・・・  これが出来ないのが日本人。

気になる言葉、“動機付け”。 確かに中国人は向上心は強い。彼ら個々人は確かに優秀だと思う。(中に入る) お金のためだけでも、自分のための努力でいい、それを会社と結びつけるのが日本人スタッフの仕事であり、醍醐味と言えるのかもしれない。

綿密な作戦でまず1勝。



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一人っ子政策のまとめ

2010年12月07日 | 比較文化
よく聞く中国の“一人っ子”政策だが、詳しくは知らなかった。 守らない場合は・・・?

今日のメルマガで詳しく解説してあったので、ここでまとめてみることに。


この政策は憲法で定められた義務。 『人口および計画出産法』によると、原則は夫婦一組に子供1人。 ここまでは周知の通り。 ただ、例外が認められ、その運用は、省、市レベルで異なるようだ。

例えば北京、夫婦いずれも一人っ子であれば、2人まで可能。(ただし、許可が必要)


他、地区によっては、少数民族は2~3人まで。農村部は2人までとか、様々 


驚きはここから。

守らなければ「社会扶養費」という罰則があった。 日本的発想で言えば、むしろ逆では?? 意味不明の罰則だ。


これまた地区により異なるが、北京ではこの罰金は年収の・・・(年収ですよ)3倍から10倍という。


それに・・・“ ○から○” (3倍と10倍では相当大きいが)金額を決める担当者の裁量があるようだ。 ここでもお金次第と言うことか 


それにしても高額だ。 「政策あれば対策あり」 当然届ける人はいない。 結果、籍のない子供が出て来る。 子供に罪はないが、親としてもそんなお金は払えないだろう。


今後の中国は
20年には14億5千万。 30年にはピークを迎え、15億人。 それにしてもすごい。 食料は大丈夫か・・・・ さらに問題なのは、超高齢化社会。


ちなみに私の会社は双子が生まれた。 うまいっ! ただ、この場合、罰金はないが、出産手当は減額されたそうだ。 ?? 







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