Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

ガッカリイリュージョン

2008-01-22 22:51:59 | 映画
ちょっと前、ダントツで好きな漫画の映画版『ピューと吹く!ジャガーTHE MOVIE』を見に行った。

これがあまりにもひどい代物だった…。
ネットでは賛否両論だけど、絶賛は殆んどいないし。
褒めてる人はいいところを少しでも探そうという心優しい人だと思う(笑)。

原作を無視して1映画として見てもつまらないよな~どう見ても。演出が稚拙過ぎる。

これを見に行く人というのはおそらく原作のファンが大多数と思うんだけど、原作と違うオリジナルストーリーでも別にいい。しかし笑いの路線が違うんだよな~。違っても面白ければいいんだけど全然面白くない。寒い。

とにかく間が悪いし、意味不明なシーン(しかも面白くない)が多すぎ。

ジャガー役の要潤は頑張ってたと思う。あの踊りはグッド。
板尾の影千代や、なぎら健壱のセガールもぴったりハマってるし、主要メンバーもまだいいんだけど、その他の登場人物の演技がひどい。そんなすごい演技力は別に要求しないけど、素人か!って感じだし。セリフのある役くらいはちゃんと演出して欲しい。かなり覚めました。
おいしいはずのシーンも、そこで終わるかー!って突っ込みたくなるし、何でそんなところを引っ張る!?と、全編に渡ってそんな感じ。

監督と演出が悪い。小手先で笑わそうというのが見え見えで、それが空回りしてて失笑続きの痛々しい映画でした。

確かに原作の持つ独特の空気を再現するのは難しいとはいえ、作りが適当、雑。
なんか途中から捨ててる感じなんだよな~。難しいからこのくらいで許してという甘えに苛ついた。
ここまで書けるのも入場料1800円損したと思うからな訳ですが、もしタダであったとしても時間返せと言いたくなるくそ映画(言っちゃった…)でした。プロが作ったとは思いたくない代物です。

原作にガッカリイリュージョンという回があったけどその現実版という感想を多く見ました。
みんな優しいよね(笑)。


とまぁ、感想を正直に書いたわけですが、逆に見たくないですか?(笑)。

念のため書いておきますが、原作は大好きです。

原作の再現が難しいかというとドラマCDもプレステのゲームも面白かったんだけどな…。




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