向井秀徳おすすめのラーメン屋

先日、めん三郎というラーメン屋に行って来た。

１０月の向井秀徳アコーステッィック＆エレクトリックのライブの時に、３０分にも及ぶ「ラーメン物語」トークタイムがあったが、その中で挙がった札幌のラーメン屋の名の中に、一つ知らないのがあった。それがめん三郎だったのだが、それから程なくして行ってみることにした。

決して行列が出来るような店ではないが、常に客はいる。
メニューは味噌に色々バリエーションがあって、赤みそ、白みそ、合わせ味噌というのがある。塩、しょう油もあるが、味噌がメイン名ように見えるラインナップである。
初めて行ったときは、事前にネットで調べたところ赤みそが絶品とのことだったので、赤みそを注文してみたが、かなりクセが強いので初めてなら別の方がいい、と店のおっさんに忠告されてしまった。
めげずに頼んだが、確かにかなりクセの強い味だった。ジンギスカンのタレのような味がしたような気がした。
しかし、慣れるとこれがたまらないらしい。食い終わる頃には結構気に入った。
というちょっと強烈な個性の味だったが、ここのラーメンは丁寧に作られていてかなりレベルが高いです。


それから年が明け、久々に食いたくなってきた。
行ってみるとやはりすんなり座れた。
すると壁には前にはなかったと思われるサインが貼ってありその中になんと、、、
「ZAZENBOYS　向井秀徳」と書いたサインが！。

向井がこの店に訪れているのはもちろん知っていたが実際サインを見るのも初めてだしましてやラーメン屋に貼ってあるのも初めてみてちょっとした感動だった。
トイレに行くときにまじまじと見たので、帰り際に店のおっさんから「誰のファンだったっけ？」と聞かれた。

「もちろんZAZENBOYSです」

とは言えなかった。
言ったところで微妙な反応されそうだし、他にもお客さんがいたので妙に恥ずかしかったのだ。
と同時に、向井に対する申し訳なさ・気まずさの感情も生まれた。
おっさんにしてみれば、この誰かわからないサインがやけにまじまじ見られているので、価値があるのでは？と思い聞いてみただけかもしれない。
後から、言っておけば「よかったらあげるよ」的なものがあったかもと期待してしまった。せこい。

しかし、おっさんは向井を知っていた！。
後から知ったことだが、向井の日記によると、初めてめん三郎を訪れたときに「あんた向井さんかい」とおっさんに言われ驚いたと書かれていたし、ファンの人のものと思われるブログに、ライジングサンの日に食べに言ったら「向井さんの出番は今日だったかね？」と聞かれた、等と書いてあった。
堂々と言っておけばよかった…。

向井は何度か行っているらしく、濃厚な味噌ばかりが好きなものと思いきや、塩を食べたときもあるそうだ。今度食べなきゃな。ちなみに今回は合わせ味噌にしてみました。こっちの方が食べやすくて好みだった。
今週のおすすめというのがあり、おすすめは５００円になる。お得。


それにしても去年行ったときにはサインがなかったのはなぜだろう。日付けは２００５年の１２月でした。
ラーメンどんぶりから湯気が出ているイラストも添えられ、サイコーというメッセージが書かれてました。