京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「猫のマッサージ時間」

2020-09-19 09:12:57 | 時計修理

9月19日土曜日。仏滅。
今日から始まるはずのコロナ禍で岸和田「だんじり祭り」も中止。
長く時計師をやっているとこんな悔しい年もある。長崎のおくんちも中止か?
今日から世間は4連休、私は4連勤。

「時計師の本当にあった信じられない出来事のお話」
今朝の地下鉄。グダグダオヤジがいた。マスクなし、所持品はペットボトルの水だけの典型的な酔っ払いスタイル。
最近、メディアでコロナ禍の危険性、大阪都構想の必要性と合わせてよくわからないがなにかとうるさい。
コロナの怖さを今朝の酔っ払いにちゃんと説明できるデータがないのがちょっと悔しい。

昨夜チェロの練習時間.何やら表でクラクションが鳴らされ大きな声で怒っている声が聞こえる。
うるさい!クラクションの連続!で練習どころではない。
原因は路上駐車だ。
帰宅ラッシュ時間なのに工房の真ん前に軽トラックが歩道をふさいで止まっています。
これでは自転車はもとよりベビーカーは車道に出るしかない。もともと事故の多い交差点だ。
西から右折して西賀茂、上賀茂方面への帰宅ラッシュの暴走運転が怖い。頻繁に交差点でガラスの破片が目に付く。
先日バスと乗用車の事故が起きたばかり、以前店舗にダンプの飛び込み事故が起きた。
少し北では数年前に死亡事故が起きた大宮通。怖い!

きっとそんな事情を知らないお隣の開店準備中の工事業者だ。それにしてもこの騒動に無神経!と注意に行く。
「車をどかしてよ!」と厳しめにいう。するとだまって指が隣の店を「アッチアッチ」と刺しています。
その隣の飲食店を覗くと客が堂々と飯を食っているではないか!しばしものが言えないほどのショックでした。
車のクラクションが聞こえないはずがないし交差点の渋滞も店から見えるはずだ。
歩道をふさぐような横着な路上駐車、人の店に車を止めて飯を食える神経が解らない。
こんなしんじられないような不思議な京都人は存在する。

「青柳」「あめヤギ」「くびふりヤギ」「はげヤギ」
先日、ヒット6本、フォアボール5個だったかその逆だったか?とにかく信じられない酷いプロ野球を見せられた。
打たれたくないからストライクゾーンに投げられない。キャッチャーは四球を要求しているのかと思うほどだらしない試合負け試合。
これは選手が悪いのではない、むしろピッチャーにも親兄弟がいることでしょうにほったらかしで野ざらしの獄門首はあわれだ。
野球以前の問題で監督・コーチの人格がうたがわれる、人に対して無責任なのだと思う。
野球の世界はしっかりしてそうで意外とおバカがいるものだとおもう。
一番惨めで情けなく思うのがこのチームが二番目にいるということ。負けている下位チームが可愛そうでしょうがない。
長い間時計師をやっているといろいろとある。

昔・岡山の店長時代、不思議な猫がいた。
帰宅途中、ブロック塀の上から上手に私を追いかけてくる。玄関を開けて猫も一緒に入る。
ちゃんと首輪もある、いつも娘たちが使っている高額シャンプーとおなじいい香りがする。
「これは舌平目のムニエル!下駄(岡山では舌平目をゲタと呼ぶ)というなよ~。高級魚じゃ~!」
などと食事中、話し相手のニャンコ。おとなしく私の説明をきいてくれる。
食事を終えてチェロの練習をやっていると猫がエンドピンを巻くようにドタッと寝そべる。
「刺さると痛いよ~!踏まれると怪我をするよ~!」
それでもお構いなしでバッハ「無伴奏チェロソナタ」を聴いているニャンコ。
寝そべって時おり弓を追いかける。
極めつけはそのうち私の足のもみもみ時間が始まる。
「にゃごにゃご、ゴロゴロ」小さな肉球がなんとも気持ちいい。
そのあとスコアの整理をしているとオタマジャクシを隠して邪魔をしてくる。
こんな毎日の日課?がおわると自宅に戻る。
不思議な猫。
引っ越しの日はトラックが出るタイミングでニャゴニャゴと挨拶に来てくれた。

「猫のマッサージ店」ができるなら大金持ち間違いなし!
今日はタマが担当させていただきます!よろしこ~!モミモミ~などと人気店間違いなし。

ちなみに猫はバイオリンの音が嫌いらしい。弾き始めるとフーと威嚇してくるという。
猫とチェリストだけの至福時間はあるのだ。
ニャンコ、ワンコが飼えない時計の仕事。
楽しい思い出だけを抱えて4連勤!今日も頑張っています。






コメント
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