京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のお彼岸時間」

2020-09-18 09:42:08 | 時計修理

9月18日金曜日。
今日は二日灸(ふつかやいと)の日じゃ~!と路地ニャンコを見て思い出す。
京都では旧暦二月二日、八月二日に灸をすえて健康を願う風習があります。
「かくれ家や猫にもすえる二日灸」一茶。
猫もなかよく無病息災の願いを込めてお灸時間。猫背矯正体操も一緒にやりたいものです。
今日はノラニャンコの悲劇の日。
最近お灸をすえる習慣が無くなりました。ゆとり時間が無くなってきたのでしょう。
昭和時代はよく足つぼにすえていましたがあののんびりとしたくつろぎの10分間をいつの間にか忘れていました。
お灸の後は安心して暴飲暴食を繰り返すので効果が測定できませんでしたね~。
二日灸の翌朝は二日酔いがおきまりで猫をつき合わせて朝寝を決め込みます。
「ニャンコがお腹の上で寝ているから起きれないよ~!」
明け方は涼しくなりました。

昨日は新月の朔日。数々の失敗をカバーしながらなんとか一日を終えました。
こんな日にかぎってややこしい修理依頼が多いのも新月日の特徴です。ちょっと大変でした。
明日からお彼岸。
長崎へのお墓参りはコロナ禍で行けないのが残念!
なにが残念なのか?一番悔しいのが市内のチャンポン、皿うどん「福寿」の味を忘れそうなのだ。
「長崎はエビスビールが一番おいしい!」

お彼岸の期間中、工房へあの世から時計を見に来るお金にならない客もいるでしょう。
なにせ時計は人間より長生きするアイテム。工房には九十九神の仲間入りするお年寄り時計もいる。
それぞれきちんと手入れしてお彼岸をお迎えします。
古いボンボン時計はそれぞれ家族を見てきた時間がある。なんとなくそんな時間に押しつぶされそうな日もあります。
台所に掛けてあった時計は魚を焼く煙の香りがするし病院は消毒液の香り。タバコを吸っていた家庭。
焼き肉の臭いがするなら男性が多い家族だ。
ちなみに政治家の家ならうその臭いか?お金の臭いか?どちらになるのでしょうかね~?
ジャパンライフの関係者が続々逮捕のニュース。
「安倍のおぼっちゃま」お友達苦難の日々が始まりました。

今日も6時までの営業。鳴海餅のおはぎが楽しみなお彼岸がやってきますね~。
早く帰りましょう!






コメント
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