京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の間違い探し」

2020-09-17 09:44:53 | 時計修理

7月17日木曜日。朔旧暦八月1日。旧八朔。
この日に京都の芸舞妓さんたちの稲穂の髪飾りをつけて挨拶詣り。
夏の暑い盛りの我慢大会のような行事は間違い!
写真は新福菜館と麺たいけんの並。
麺タイケンは三条堀川にかつて存在した名店「新福菜館三条店」のオマージュのようなお店。
昨日夏バテ解消で行ってきました。
写真を比べると同じように見えるが麺タイケンのほうが量が多く盛り付けは新福菜館がきれい!


賀茂川散策は日没が早いので往路だけの利用になってしまいます。
北大路駅から工房で向かう所要時間は25分。今日もいつもと同じ大汗をかいて上がってきた。
京都は上がる下る、西入る、東入る。
わたしの自宅は油小路通綾小路下る風早町。ひとつ南のマンションは油小路仏光寺上る風早町になる。
同じ風早町町内でも一筋で住所が違う。不思議です。

京都の間違い探し。
「五山の送り火」を「大文字焼き」という間違いに京都人はうんざり聞き流す。
「清水焼」を「しみずやき」というと人格まで否定される馬鹿者扱いになる!
「西京区」をサイキョウ区と呼ぶNHKアナウンサーは左遷される。
「京都大丸」を呼び捨てにすると目くじらが立って横着な人と決めつけられる。
ふつうに屋号が「大丸さん」と「さん」がつく。
「比叡山」は滋賀県のもの!毎日滋賀県の比叡山を拝むので京都人はそこはあいまいにする。
京都・東山三十六峰は比叡山から伏見稲荷の稲荷山まで。
それでも比叡山を滋賀県というか!?

電波時計の場合比叡山が邪魔で福島から発信する電波を受けずらい土地柄です。
工房の電波時計はいつもWの表記で西の福岡から発信する電波を受信しています。
「おたべ」「八つ橋」「夕子」の争いが工房で話題になった。
判決に京都の高齢者で不満な人が多い。多分次の裁判では逆転判決が出るのか?
やはり先発のお店が本家を名乗るべきなのでしょう。歴史は大切にしたいものです。

私の場合、故郷のようなものが岩手・盛岡。
その盛岡で「納豆キムチラーメン」ができたという。実にタイムリーな新製品。
盛岡冷麺、じゃじゃ麺のほかにラーメンが名物に入るのかね~。二戸、三戸のそば。花巻わんこそば。
元々盛岡は京文化が派生した土地柄で百貨店「川徳」も初代は京都の商人だという。
盛岡の紺屋町などを歩くと何となく京都の西陣・上七軒の臭いがするようです。
「そば」から納豆キムチラーメンに時代や人気が移っても初代の苦労話は法廷で簡単に裁けるものではないでしょう。
今度の連休は芋煮会が最後のチャンス。
懐かしい秋の光景とすぐにやってくる冬のつらさを思い出しました。
ラーメンにキムチを入れると冬の寒さは少しくらい暖かくなのだね~。












コメント
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