こんなデバイスを見つけたので買ってみた。
なんと5桁表示してくれる。どの程度正しいのかはわからないが、分解能が高いのはなかなか良さそうだ。
入力電圧が3~30Vというのも素晴らしい。QuickCharge3.0への対応なのだろうが、太陽電池の発電電力量のログに使えるのではないかと思う。
今はタブレットへの充電電流測定しかしてませんが。
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分解能が高いので汎用でも使いたくなりますが、USBコネクターだと接点抵抗で電圧降下誤差が気になります。
手に入れたらコネクターを変えたくなるかも。
16bit ADCを使っているみたいですが、まぁ現在は半導体の価格は安いので納得です。
この程度の物なら自作で液晶表示のロガーなんかを作ったらいろいろ用途が広いかもです。
気になったので私の使っている高分解能のMASTEC MS8218A (50000分解能)と、
SANWA PC7000(500000分解能)のマルチメーターの機差を計ってみました。
MASTECH SANWA
(MS8218A) (PC7000)
(V) (V)
0.46601 0.466055
1.122 1.1226
2.332 2.3326
5.001 5.0011
6.044 6.0448
10.259 10.2596
12.012 12.0125
15.000 15.0013
18.013 18.0136
思ったよりも機差が少なくて意外でした。
高分解能テスターはそれなりにしっかり調整されているのかもしれません。
とりあえず、どんなもんか購入してみました。
宅配されて、梱包開けて、とりあえずUSBに挿したら表示された。
で・・・早速分解・改造(笑)
ケースは差し込まれているだけなので、カッターの刃を差し込んでこじ開ければ簡単に基板が出せます。
USBコネクターの取り外しは半田吸い取り機が無いと外すのは難しいかもです。
USBコネクタをきれいに外せたところで、MPXコネクタに交換です。
私はDC電源の接続や、ラジコンの大電流部分にこれを統一して使っています。
赤道儀のバッテリーにもこのコネクター使ってますが、3ピン(6接点)並列接続ですので、
接触抵抗が非常に低く、30A流してもほとんど発熱しません。
パターンが細かいので、実体顕微鏡下での半田付けをしました。
仕事では、チップ部品の回路試作が多いので、顕微鏡下での作業がほとんどです。
この作業方法によって、今ではチップ部品の半田付け不良はゼロになりました。
ということで、到着30分後にはDCチェッカーの完成です。(^^)v
表示精度ですが、デフォルト状態で私のテスターで機差をとっても0.1%以内に入っているようです。
説明書を見たら、校正機能も付いていて正確に校正もできるようです。
電圧は入力電圧を測定しているようなので、出力電圧は50mΩシャント抵抗の電圧降下があります。
これは30V入力まで対応できるので便利に使えます。でも、自己消費電流が結構あるので微弱な電源には使いにくそう。
私はUSB延長ケーブルを切って2.1mmDCジャックにして測定器としてやはり使ってます。
つまり出力をON-OFFできるようになっています。
それで説明書を見たらやはりタイマー機能がありました。
ラジコンのバッテリー充電をするのに、自動車のバッテリーから直接接続していて、切り忘れを注意していたのですけど、このチェッカーをコネクターに挟むだけで、切り忘れ防止のタイマーに使えました。
タイムアップしても自己消費電流は流れ続けますが、まぁ、バッテリーに対しては微々たる物なので・・・。