日々の記録

ほどよく書いてきます。

R6452Aコマンドメモ

2023年06月26日 00時56分20秒 | その他雑記

Advantestのコマンドメモ。基本的にコマンドはGPIBもRS232Cも同じ内容で通じるっぽい。

測定データのリクエスト:MD?
(Measure Dataかな)

2nd (=B ch)のオフ:DE0
2ndに設定するコマンド:D2, Fn(Fは後述)

D2,F1,R5,PR3<CR><LF>で2nd CHに電圧設定、レンジは20Vで、Slowといった感じに設定できる。

 

今やりたい機能としては、A chで電流測定を行い、B chで電圧測定を行うといったこと。
なので、Achには、
D1,F5,R6<CRLF>
で電流測定モードを設定し、
Bchには、
D2,F12,R5<CRLF>
で電圧モードを設定し、PR3コマンドでSLOWにしたら、測定設定は完了。

あとはMD?を送ればデータが返ってくる。
フリーランでデータを送るには、オンリモードというものを有効にする必要があるようだ。

 

測定ファンクションはF1からF50まで存在する。

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ベンチトップデジタルマルチメーターR6452A

2023年06月25日 21時53分21秒 | その他雑記

アドバンテスト(今のADCMT)のデジタルマルチメーターR6452Aを買ってみた。

この測定装置は、Bchに独立した測定ユニットが入っていて、電流と電圧を独立で測定することができる。
電池の電圧測定と、ハイサイドの電流測定を同時にできる。そんなメリットがありまして、ちょっとヤフオクで買ってみたのです。

 

現行の7352とは違ってBchとCOM端子は5MΩの抵抗を持っていますので、微小な電流が流れることに注意が必要です。


入力インピーダンスの項目に、B入力端子-COM端子間5MΩと記載あり。現行の7352Aでは、ここには最大印加200Vの記載のみがある。7352のAchとBchはフォトカプラで切られているので、多分5MΩよりは大きな抵抗値になっている(に違いない)。

測定を自動でやりたいのでシリアル通信をとおもっていたが、PCから装置へのコマンド送信は大丈夫だが、装置からPCへのデータ転送ができない。

シリアルケーブル、RxDとTxD、GNDだけつないでいるが、もしかして、送信レディーの配線かな。

TxDは、本器内でデータセットレディ(DSR)の状態をチェックし、DSRがFALSEであれば出力を中止します。DSRがTRUEになれば転送を再開します。

DSRの端子を接続してないからだめなのかな。クロスケーブルの接続を見ると4と6を接続したらいいっぽいな。

 

よしあとではんだ付けだ。面倒くさいからクロスケーブル買ってしまうのも方法ではある。

はんだ付けのほうが楽なのでやってみたところ、ちゃんとデータが返ってきた。
Li-ion電池の電圧が表示されている。

 

あとは、設定のコマンドを覚えていってボタンを配置したらアプリが出来上がる、ような気がする。

コメント (3)
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パワーMOSFETの接着絶縁シート

2023年06月05日 21時19分49秒 | その他雑記

最近のパワーデバイスは絶縁シートをネジでとめて固定というのがオーソドックスなパワー素子の固定方法であった。

最近接着剤でくっつけるタイプのものが市販されていて、量産品で見かけるようになってきた。マウントして加熱すると硬化してくっつくので量産とも相性がいいだろう。

こういうやつ。もっと大きい素子でも使えるし、ネジ止め穴のあるものでも貼り付けて終わり。

BERGQUIST BOND PLY TBP 1400LMS-HD

 

とても興味深い。今までだったらSMDだったっぽいような素子が上のように放熱フィンに固定できる。

頑張ったら両サイドに放熱フィンを取り付けることもできるだろう。

コメント (1)
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